ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
今回はちょっと長めです!
春の章 ~はじまりはいつもここから~
六日目、爆弾の存在理由
「んで、早速なんだけど、桜田さん」
「はい」
「抄華さんを生徒会女子寮の部屋まで連れて行ってほしいんだ」
「え?」
 
生徒会女子寮?

「何ですか? それ?」
「生徒会専用の女子寮のことよ」

 柊先輩が質問に答えた。

「これからはそこが自分たちの部屋になるの」
「ほぇ〜」
「ちなみにあなた、自分の部屋にポスターとか張ってない?」
「え? ないですけど?」

 そんなものを張ることがないしね(単にごみ部屋だからだろ By作者)。


 うん。作者。こないだ感想欄に感想書いてやったのにこの仕打ち? ひどくない?


「わかりました。んじゃあ行ってきます」

 あ、その前に。

「先輩方、会長を…」
「大丈夫よ。逃げないように有刺鉄線で縛っとくから」

うわぁ…なんかSPっぽい人たちが会長を縛ってるよ…。
どっから入りこんだんだろ…(そして会長。どうして血が出てないんですか?)

「さすが、柊グループっていろんな人たちがいるんだねぇ…」

 ずるずるといつの間にやらお茶をすすっていた萩先輩が言った。

 え!?

「「ひ、柊グループぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!?????????」」

 私と桧木ちゃんは同時に顔の形がドラ○もんのような驚き顔になった。

「ひ、柊グループって、ああああのひひひ柊グループですかっ!!!????」
「さささ、最近大手海外企業HEIBUDOREグループを買収をしたって言う!??」
萩先輩がさらにとんでもない事を言ってのけた。それは桧木ちゃんや私にカルチャーショックを与える。
「うん。ちなみに彼女は社長取締役…つまり実質的な会長、って意味だけど」
「「うえええええええええええええええええええええええ!!!!??????」」
「そんなに驚くことかしら…?」
「「「いや、ふつー驚きますよ」」」
んなやり取りをしていると突然上から紙が落ちてきた。


『それはさておき。本題に。』


「んじゃあ、本題に入ろうか。」
「「そうですね。」」

 天井に誰がつけたか知らないが銀色に鈍く光る棘がいつの間にやら設置されていた。おのれ作者、登場人物にこんな仕打ちをしてもいいのか。

そんなことを思っていると柊先輩が校舎の地図を出してきた。

「いい? 女子寮部屋はここ」

そういって指さしたのは真ん中より右よりの部屋。ちなみに私たちが今いる部屋は校舎の右入り口に近いところにある。

「ミッションはいたって至極簡単…抄華ちゃんを女子寮の部屋に送り届けること…」

うわぁ…0○7になったみたい…(これ伏字になってないよね)

「しかし、有刺鉄線がいつまで持つか…」
「そこが勝負の分かれ目よ。いい? ミッションの制限時間は30分。それ以上はおそらく…」

ごくりとつばを飲む柊先輩。うん。なんか本物のそれみたい。

「会長を、抑えることができない………っ!」

 前言撤回。そうやって一眼レフカメラを構えてハアハアしている人にそうやって言われるとムード台無し。

「とにかく、ミッションを決行する。逝ってらっしゃい。桜田さん」
「待ってください副会長。『逝って下さい』って、どーゆー意味ですか!?」
「ん? 死んでこいって意味☆」
「かわいく言っても嫌です。星出てても嫌です!」

そんなに危険なミッション!? これ!?

「まあまあ。さっさと行ってきてね」
「行ってきまーす」

うん。皆だって目の前(鼻先)に薙刀の刃があったら言うこと聞くよね?




―――歩くこと十分―――

「会長来ませんね」
「有刺鉄線が効いているんでしょう? きっと」

「おほほ」とか言いながら歩いています。私。優雅ですね! きれいですね! これで読者さんの私に対する人気もうなぎのぼりですね!

「それはないと思いますよ…」
「え!? 聞こえてた!? …じゃなかった、聞こえていましたの!?」
「無理に直すことないですよ…」
「そうなのよね…これ結構難しいのよね…」

ドドド…………

「んじゃあ、これからこんな感じでいい? えっと桧木ちゃん」
「抄華でいいですよ? 上で呼ばれるの、なれてませんし…」
「んじゃあ、抄華ちゃんでいいよね?」
「ええ! いいですよ!」

ドドドド「………ん」…………

「ねえ」
「はい」
「まだ十分しかたってないよね…?」
「そうですけど…?」
「なのに…」

ドドドドドドドドド…………

「なのに…!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド………

「さっきからのこの音は何ーーーーーーーーーーーーー!!!??????」

出てきました、音の正体。











「ひのきたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!」
(目をラブマークにしながらすんごい速さで追ってくる夏樹会長。はっきり言って、シュールです。怖いです)















「でてきた! ロリコン悪魔!!」
「ええ!!?? ゆ、有刺鉄線をどうやって破ったんですか!!!???」
「ひのきタンと俺の間にあったワイヤーフレームなど、引き裂いてくれたわぁぁぁぁぁぁ!!」


この人、人間じゃねェェェェェェェェェェェェ!!!!!!


「…なんてつっこんでる場合じゃない! 抄華ちゃん、逃げよ!」
「は、はい!」
「おのれ桜田ァァァァァァ! 俺とひのきたんの愛の逃避行を邪魔する気かァァァァァ!!!」

いっときますけど、私にレズ趣味はありませんよ?

「ハルさん…」
「ああっ! 引かないで! 抄華ちゃん!」

私結構ノーマルなほうだよ!?

「フハハハハハ!!! にがさーん!!!」

なんておっかけっこをしている間、

「おお、桜田、どうした?」

ああ! われらが担任、甲賀先生コガセン!! 救いの綱だ!

「先生、会長の相手お願いします!」
「へ?」

なんていってる間に会長後もうちょいで追いつきそう!

「コーガーセーン!!!! 邪魔するなら貴様も屠る!!!」
「教師に向かって貴様扱いかい!? なってないねぇ!」

おお、戦闘開始した! いけ! コガセン!

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?????? チョークが効かないぃぃぃぃぃぃぃ!!!!??」

ええええ!!!!???? 馬鹿な!? コガセンのチョークは特別加工でそこら辺の岩なんか軽く粉砕できる硬さだよ!?

「っていうか、もうちょっと持たせてくださいよ! 一行しか持ってないじゃないですか!」
「一行は作家にとっちゃ血の一滴なんだよ!」

誰の言葉だァァァァァ!!

「こうなったら…」

お? 援軍?

「警察に…「「待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て!!!!」」うわっ!? なんだい!?」

いくらなんでもそれはまずい!

「そうだ!」
「何? 抄華ちゃん?」
「清水先生! 清水先生はどうですか!?」

清水先生はこの学校で一番身長が(先生のなかで)ちっさくて、ロリ系…

「なるほど! 清水先生ならば…」
「清水先生は産休だよ」

ああっ! こんなときに限って役に立たない先生だ!!!

「仕方ありません…かくなる上は…」
「え? どうするの?」
「ちょっとおろしてください」

そういえばさっきからずっと抱えっぱなしだったな…
そう思って私は抄華ちゃんを下ろすと、抄華ちゃんは会長の鼻先で、









グレネード爆発させました☆









「お気に入りだったんですが…仕方ありませんよね」
「「…………………」」

何も知らない生徒、教師絶句。

「さあ、行きましょう」

何食わぬ顔で汗を拭くこの人って、怖い。



〜今日一日の反省改め、桜ヶ丘生徒会日誌〜

一年C組 桧木 抄華
今日は生徒会長に追われたり、大切な秘蔵コレクション、グレネード爆弾を使ったりして大変でした。そんなハードな一日でしたが、ハルさんという友達ができました。うれしかったです。
P.S。 そういえばハルさんと部屋が相部屋になりましたが、ゴミがすごかったので、早速大掃除をしました。余計疲れてハードな一日になりました…。


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。