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なんやかんやで病院編、最終章。
夏の章 ~アメニモマケズ カゼニモマケヌ ジョウブナカラダガモチタイ~
十七日目、エマージェンシーコール発動!?
ばたっ。
後ろの方で何か倒れる音がしたから振り向いてみるとそこには…。

「きゃーっ!?」

なんと雫ちゃんが倒れてたんですね。
しかもなんか目を回してます。漫画的にグルグルと目を回してるし、ひよことかが飛んでます。

「ちょ、大丈夫ですか!? これ!?」
「一応、サンプルを飲ませては見たんだけど…」
「さ、サンプル!?」

実験済みじゃなかったんですか!?

「ごめんね。嘘だったの☆」

うおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!
だめじゃないッスか! だめじゃないッスか! ちゃんときちっとと確認はしといてくださいよ!

「まぁ。大丈夫なんだろ? 病気はホントに治るんだろ?」
「その点は問題ありません。癌だろうが脳卒中だろうが尿結石だろうが治ります」

いや、自信もってそこを言われても…。

「ただ、安全性には…」

問題有りなんですか!!??

「精神崩壊したりとか、二重人格者になったりとか、サイコ能力に目覚めたりとか、『自分は元々ロボットだった』っていう感じに目覚めたりとか…」

人間的に危ない物が出まくりじゃないですか!!

「人間的におもしろくなっちゃうんだけどね☆」
「可愛く言ってもだめです! っていうか、飲ませない方が100パー良かったじゃないですか!」

そんな風に言い争っていると、
むくりと雫ちゃんは起き上がった。
ああ良かった大丈夫なんだな…っておもったら、

なんか口から涎っぽい物が…?

「あ」

なんですか? その砂糖と塩を間違えた的な、料理番組のアシスタントさんが、『まずい物入れちゃった…』的な感じの声は?
も、もしかして…!



























「間違えて○−ウイルス入れちゃった…」

間違えたの領域を超えているぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!???
っていうか、どっから取ってきたんですか、それ!

「うちの近所の空き地に…」
「こんこんと湧くかぁぁぁぁぁ!!!」
「ま、自然発生はしないな」
「冷静に判断している場合ですか!」

んなやりとりをしているうちに雫ちゃんはこっちに向かって来たんですけど!?

「とにかく…」
「ワクチン投入!」
「「持ってたの!!??」」

ってか、あれにワクチンあったんですか!?

「極秘裏に開発したの」

極秘裏って…。
そんなことを思っていたらどこからともなくホースが出てきて雫ちゃんに液体噴射!
またしても雫ちゃんばったり…。

「今度こそ治ったはずよ…たぶん」
「たぶんじゃだめなんですって」
「親御さんには了解は取ってるからな。大丈夫だろ」
「それを取った親御さんも親御さんですよね!?」

実の娘をそんな危うい物のサンプルにされてるのに…。
まぁ、なんのこともなく、私たちはその後、退院したんだけどね。
え? 雫ちゃんはどうしたって?
それが…
治っちゃったんだよねぇ…コロナミンアレで…。
病院側もびっくりしてたんだよね。
なんか雫ちゃんの病気が末期癌だったって事に私たちはまず驚いて、
んでそれが跡形もなくきれいさっぱり、しかも普通の女子高生と同じくらいの体に大回復。
いや、すごいね。コロナミン。

「これを機に大量生産しようかしら…?」
「しなくていいです! 危ない!」

あんな物が世に出回ったらそれこそバイ○ハザードだ…。
ちなみに雫ちゃんは…。

「おはよ〜雫ちゃん」
「おはようございます。軍曹さん」

私の名前軍曹さんになっちゃってるけど、病院で初めて会ったときのような感じの顔じゃなくて、
「今」をめっちゃくちゃ楽しんでいる女子高生の顔だった。


え?

な、なんで…。

「なんで雫ちゃん私と挨拶してるの!?」
「え? 知らなかったんですか? ハルさん」
「乍乃さんは新しく生徒会に入る要員だよ? 病気のおかげで入られなかったところを会長達が治して入らせた、って聞いてるけど?」

し、知らなかった…。

「にしても、病院編では僕らの出番は少なかったよね。桧木さん」
「そうですね。萩先輩」
「というわけで…」
「「作者ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!! 出番を増やせぇぇぇぇぇえぇ!!」」

(え〜っと…今のところ、それはない。By、作者)


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