東方凡人記:11話
なんと弾幕を撃てる(かもしれない)と魔理沙から教えて貰った俺であったが、霊力を撃ち出す媒体が必要との事。
そしてそれを入手するために香霖堂(どうでもいいけど○天堂に響きが似ている)へと向かう俺と魔理沙であったが。
「何故俺は吊されながら運送されているんだ」
「これが私のスタイルだぜ」
なんちゅうスタイリスト。
……箒から縄で逆さに吊るされている。ミノ虫か俺は。徒歩移動は面倒で時間もかかるから箒で運送してやるって話にのった結果がコレだよ。
「なあ、あとどれくらいで着くんだ」
「飛んでるからそれほどかからないぜ。それまで景色でも楽しんでいたらどうだ」
この状況でどう景色を楽しめと言うんだ。高いし正直目茶苦茶怖い。高度下げる度に股間がふぃぃっとなる。
下品な言い方で尚且つ意味解らないだろうが、ジェットコースターで上り坂から下りに差し掛かる時の浮遊感を思い出してほしい。まさにあの嫌な感覚だ。冷静に思考してたらムカついてきた。仕返ししたる。
ふんっと腹筋を思い切り使い魔理沙のスカートの中を覗いた。
「ふーん」
「どうしたんだ?」
「やっぱドロワか、残念」
「っ!!」
動揺してる。意外だ、スカートめくられても平然としてそうなイメージあったのに。
でもコレドロワだし見てもなあ……とか紳士にあるまじき事を考えた俺であったが。
って!! 速い! スピード違反ってレベルじゃねーぞ!!
「魔理沙! スピード緩め……」
という俺の言葉は届かず、目の前の木に突っ込んだ。
ガサガサガサッ!!
…
……
………
「リアルに死ぬかと思った」
「いやー、悪い悪い」
結局木に引っ掛かっただけで激突しなかった。ぶつかってたらさながら肉のサンドバックができていた事であろう。
「まあでも、俺もすまなかった。ドロワとは言えガン見して」
謝る俺は紳士だと思う。見た時点で紳士じゃないですか? 違うッ!! 変態という名の紳士だッッ!!
「ぐはッ!?」
箒の柄で顎をカチ上げられた。昇龍○を連想させるそのモーションからは対空性能に優れているに違いない。
顔を赤くした魔理沙は帽子の鍔を持って深く被ると何事も無かったかの様に言った。
「それより着いたぜ、香霖堂だ」
羞恥心なのか頬を赤くしながら先に進む魔理沙。男勝りかと思ったら普通の少女なんだな、そこら辺は。
よきかな、よきかな。と感慨深く頷く。アゴが2つに割れそうな痛みは我慢して。
ってなんだこの店は、いや、店なのか? ガラクタだらけじゃねーか。
そう、香霖堂と大きく書かれている看板が目に入るがなんだこれは。外には電源の入っていない自動販売機やその他ガラクタが転がっている。……ゴミ屋敷の住人か? もったいないオバケ?
「おーい! 香霖、きたぜ!」
店の戸を何の遠慮もなしに豪快に開けた所をみると彼女はここの常連らしい。
「いらっしゃ……なんだ、魔理沙か……何か用かい?」
一瞬顔を上げた香霖、と呼ばれる男。魔理沙の顔を見るなりしかめっ面に変わり、直ぐに顔を伏せ、何かに夢中なのかソレを弄繰り回している。
「なんだ、とは客に大して失礼じゃないか?」
白髪でメガネをかけた中性的な顔立ちのイケメンがそこにはいた。魔理沙が呼んだ名前から推すに彼が香霖堂の店主であろう。
「買わずに持っていってしまうような人を客と言うかい?」
「それより香霖に客だぜ」
それよりってソコ重要だろ。買えよ。どうやら常連ではなく常習犯らしい。
「おや、魔理沙以外にいたのか」
初めて俺の存在に気がついたようで俺の方へ顔を向ける香霖堂店主。
「初めまして、リュートと言います」
やっとこさその夢中になっている物を置いて頭を下げた。
「丁寧にどうもリュート君。僕は霖之助、森近霖之助だ」
ほう、魔理沙とか霊夢の知り合いだから変人の類かと思っていたら普通に話せそうな人だ。
「ちょっと森で興味深い『ソト』の道具を見つけたのだから夢中になってしまってね」
ソトの道具……? あぁ、外ね。幻想郷の。
「新しい外の道具か?見せてくれよ」
「壊さないでくれよ」
ヒョイと霖之助さんの手からその道具を取る魔理沙。ってそれは。
「これはどう使うんだ?」
「道具名は『ケイタイデンワ』遠く離れた者と通信するために使う物らしいただそれには封印が掛かっていてそれを解かないと使えないみたいだ」
「ふーん」
封印て。ロックナンバーだろただの。
「このケイタイデンワがどうして遠く離れた者と通信できるのか考えたら非常に興味深い。例えばこの数字の並び方だ」
「ただ……上から順番に1から9まで並んでいるだけじゃないか」
「なら、どうして0が一番下にあるんだい?」
「なんでって……なんでだ?」
霖之助さんは何故、と問う魔理沙を見て君はまだまだ子供だな、と云った風に肩を竦めた。
その間俺はぽかんとしながら2人の問答を聞いていたのは言うまでも無い。
「何故、数字を順番に並べるのなら0が最初じゃないのか」
「バランスがいいからだろ」
「バランスをとるのなら*や#と云ったこの記号の場所を変えてしまえばいいだろう。それ以前に0を一番上にすれば全てが解決する。――0。零。零とは無であり全ての始まり。そしてケイタイデンワを漢字に置き換えるとケイタイ電話だと解る。だが、ケイタイとは? ――恐らく形態だ。つまり数字の形を変える事により――」
ああ、俺の知ってる携帯電話からどんどんかけ離れてゆく。霖之助さん、アンタもやっぱり変人の類だったのか――。
な、なんだってー!? と叫びたくなる衝動を堪えて次なる説明を待っていると。
「封印なら1回焼いてみたらどうだ? 丁度ミニ八卦炉もあるし」
「ちょっと待てぇぇぇい!!!」
全く話を聞いていなかった魔理沙が強行手段に出ようとしていた。
今度は魔理沙の手から俺の手に移るケータイ。心なしか霖之助さんもほっとした顔をしている。
「ったく、冗談だよ」
「俺には冗談に見えなかったな。まあ見てろ」
ポチポチポチっと慣れた手付きで俺は番号を入力。現代人の入力速度舐めたらアカンで。
「はいロック解けました」
「本当かい!?」
マジです。俺はしたり顔になって鼻たかだかである。
「なんで知っているんだ? 封印の解き方なんて」
だってそりゃあ、ねぇ。
「これ俺のケータイだし」
いやあ、森で落として諦めてたんだけどこんな所にあるとは。
「ということは君は外の人間なのかい?」
「まあ、そうですね」
「なんで私に言わなかったんだ?」
「言わなかったっけ?」
「聞いてないぜ」
そうだったっけ。言ったような言ってなかったような。
「それよりその『ケイタイデンワ』を使って通信してみてくれないか!」
目を輝かせて俺を期待の眼差しで見る。やめろ、そんな眼で俺を見るな。
「外の世界の電波を受信しないと無理ですよ。えっと……電波ってのはウマく説明できないけど、情報を伝えるための目に見えないモノであって……」
説明力なさすぎワロタ。やはり俺はポキャブラリーが無さ過ぎるのでもう少し勉強した方が良かったのか。
「えーと、糸電話をイメージして下さい。つまり……」
「その糸の役割をするのが電波って物なんだね? ――成る程、そのゼロが表すのは眼に見えぬ電波とやら。見えないからゼロを最後に……謎が解けたぞ。すると、電波とは――」
「あの、ちょっと」
更なる超理論を展開しようとした霖之助さんを止めようとした途端ケータイの電波がバリ3で立っている事に気づく。
「電波が立ってる」
「なんだって!?」
コレはもしかすると電話できるのだろうか。
「じゃあ通信できるのか? ソレを使って」
「わからない、でもやってみる。通話してる時は静かにしててくれよな」
どういうこった? 幻想郷の周りは強力な結界で覆われていると聞く。電波は結界を通れるのか?
それとも結界に穴があるのか。とりあえず今は電話をかけてみるのが最優先だ。
とりあえずアドレス帳から友人の佐藤に通話を試みる。
ピッピッ、プルルルル
プルルルルプッ
ブツッ
ツーッツーッ。
ダメだ、圏外になっちまった。
「一瞬繋がったけど切れました」
「電波が途切れてしまったのかい?」
「はい、さっきまでは繋がってたんですが……」
という事は結界は完全に閉じられている訳じゃなく、穴もあるという事なのか?
幻想郷には外の忘却されたモノ(補足するとただ地味で古いな物だけじゃなく、比較的新しい物でも幻想入りする事もあるそうだ。例えば友達に貸したまま忘れられた玩具とかがそうらしい)が入ってくる。その時に結界に穴が開くのだろうか?
ううむ。ま、いっか。難しい事考えるのは得意じゃない。
「とりあえず霖之助さん、このケータイは返してもらって宜しいでしょうか? 使えないと分かっていても持ってないと何故か落ちつかないんですよ」
現代人の習性かな。
「ああ、君の物だと言う事がわかったから構わないさ。それに僕だけだったら使い方すら解らなかっただろうしね」
「感謝します」
はー、良かった。しかし戻ってくるとは思わなかったなあ。ケータイ。
……でも、魔理沙が「無償で返した!?」という視線を霖之助さんに送り続けているのが気になってしまう。いや、気のせい、気のせいだと信じたい。
あ、そうだ。
「実はコレ通信以外にいろんな機能があるんですよ」
霖之助さんの眼が一気に輝いた、こえぇ。
「魔理沙、霖之助さんの近くに寄れ」
「なんでだ?」
いいからいいから、と魔理沙をズイズイと押して霖之助さんの傍に寄せる。霖之助さんも頭上にハテナマークが出そうな表情をしている。
「はい、チーズ」
パシャっと。
そう、カメラ機能だもはや今のケータイ必須の機能と言えるだろう。というか絶対についている。
「「何したんだ(い)?」」
ハモるな。
「見て下さいよホラ」
「私と香霖が写っているぜ」
「本当だ、これはすごい!」
ふふん、何故か得意気になってくるぜ。俺の技術がないけど初見の奴らにはドヤ顔できますね。
「でもカメラぐらいブン屋だって持ってるじゃないか」
あの新聞配ってる天狗達の事か。良くは知らないがぶんぶんと飛び回って新聞を押し売りしていると聞いたことがある。
「でもカメラと違う点は現像しなくてもすぐに撮った写真を見れるんだね」
「そう、まさにそれが利点ですね。でも手ブレもしやすいし撮る事に関してはカメラの方が断然上ですけど」
更に俺は続けた。
「でもですね、ケータイは動画も撮れてですね……」
☆☆☆☆☆
「いやあ、有難う。興味深い話がたくさん聞けたよ」
「いえいえ、こちらこそ」
ひとしきりケータイについて語った後、外の機械の話をしたり、次は俺が幻想郷について教えて貰ったりした。
そして関係ないけどとりあえず記念撮影しまくった。でも充電なんてできないから電源は切っておく。
まあいずれは完全に充電切れしてしまうであろうが。
「ていうかリュート、何か忘れてないか?」
と、魔理沙が俺に声をかける。
「何かって?」
「だ・ん・ま・くだぜ」
「あ」
……すっかり忘れてたぜ。
「そういえば用件を聞いていなかったね」
「ええと、俺も弾幕……とまではいかなくても霊弾を出したいんですけど、ここだと撃つための道具があるかもしれないとの事で香霖堂を訪ねたのですが」
「何か良いのはないのか? 香霖」
霖之助さん次第で俺のドラゴンボール時代が到来するんだ、頼む!
「ふむ……僕はそういった事については詳しくないし」
「そうですか……」
我が厨二時代到来ならず。クソッ!
「でも、霊力の操作を補助するマジックアイテムが何かあったかもしれない。探してみるよ」
なんと!! マジックアイテム!? 俺の厨2心を刺激する響きだッ!
「フハハハ、我が世の春がきたあああああ!!」
「まだ撃てるって決まった訳じゃないだろ」
やかましい、黙っとれ。
そうしてワクワクする事やや数分、霖之助さんが何かを持ってやってきた。
「じゃあコレを付けてみてごらん」
おお、いかにもな銀色のブレスレット。
「有難うございます」
うむ、この光沢といい何か効力がありそうだ。では装着、とブレスレットを付けた手首をすりすりとさする。
「付けたらどうすればいいんですか」
「まず心を落ち着かせて、霊力を放出するようなイメージをするんだ。掌から撃ち出すのが一番イメージしやすいと思う」
成る程。掌から放出、掌から放出……。
いける……! 今なら部屋で練習しても全く出なかったかめはめ波が……!
「波ァァァァァァ!」
「……」
「……」
「ぶっ……」
「ぶわはははは!! 何、も、出て、ないぜククク……」
「霖之助さん」
「な、なんだい?」
「笑いの神なら降臨しました。香霖堂なだけに」
あ、霖之助さんまで笑った。(というか失笑)降臨と香霖堂をかけた高度なギャグである。
魔理沙は先程のでツボったのか腹抱えて大笑いしている……腹立つ。
「それにしてもおかしいな……」
「俺の体はったギャグがですか?」
冷静なフリしてるけどすげえ恥ずかしい。
「いや、違う。君の霊力と腕輪が全く干渉できていなかった。おかしいな」
「腕輪が壊れてるんじゃないですか?」
「そんな事はない。人間にはちゃんと効果があるはずなんだ」
俺が妖怪みたいな物言いをするな。
「じゃあ別の物は?」
「ちょっと待っていてくれ」と、奥の方に引っ込んでいったのだがすぐに戻ってきた。
その手には箱を持っていたのだが。
「それはなんですか」
「お札だよ」
「霊夢みたいに投げさせるつもりか?」と突っ込む魔理沙。
無理だろソレ。というか霊夢も豪傑なのか。
「違うよ、霊力を溜め込んでおける札だ」
「溜め込むってそんなのできるんですか?」
腕輪使っても霊弾撃つなんて無理だったんだし。
「霊力の操作より札に溜め込む方が簡単だそうだからね。君に霊力があるなら出きると思う」
「して、どのようにやれば?」
多分これが出来なかったら弾幕撃つなんて夢のまた夢なんだろうなあ。
「札を握って、念じる。今度は札に自分の力を注ぎ込むイメージだ」
「解りました」
ふぅー、大きく息を吐いて集中。
札を手にとる。軽く握りしめる。体中の『何か』を札に注ぎ込むイメージ。
念じる、そして感じることができれば……。むう、解らん。適当にやろう。
「おおッ! 札が光ってるぜ、成功したんじゃないか?」
「成功だね、おめでとう」
「え?」
マジっすか。あ、マジだ。札が僅かだが消えかけの蝋燭の火のように光っている。
「今度は体から、じゃなくて札から霊力を放出するイメージだ」
「了解しました!!」
漲 っ て き た 。
「一応外でやってくれ、店が壊れたらたまらないからね」
そこまでデカいのは出ないだろうけどさ。仕方ない、外でやろう。
「頑張れよー」
どうでもよさげだな、魔理沙よ。……だがっ! テンション上がってきた!!
チャーラ、ヘッチャラー。えーがーおウルトーラZでぇー今日もアイヤイヤイヤイヤー(うろ覚え)
「SPARKING!!!!」
ボワアアアアアアッと掌に翳した札から弾、というかレーザーが出る。というかかめはめ波。ってかデカすぎるだろ!!!
「今の見た!? なあ魔理沙、霖之助さん!!」
すげー! すげー! 子供の頃から夢みてたかめはめ波を撃てたんだぜ? 今日から俺もリア充の仲間入りだろ!
「なあ、香霖。アイツ一瞬だが霊力跳ね上がってなかったか?」
「そうか、そういう事か」
何故そこで冷静に分析してんだよ。もっと俺を称えてだな。というか一体何を話しているんだ?
「どういう事なんだよ」
「彼の霊力は心の高揚に比例して高くなっている」
「つまりテンションが下がると霊力も下がるのか?」
「恐らくそうだね」
おーい、無視しないで。
「じゃあ、試してくるぜ」
あ、魔理沙が近付いてくる。ふ、ついに俺にホレたか……。これだからイケメンリア充は辛いぜ。
「今のどうだった? すげーだろ!」
「はっきり言うと才能ないぜ」
「え……?」
「その札使ったんならもっとデカいの出ないとダメだぜ。そんなんじゃザコ妖精にも負ける。弾幕は諦めた方がいいぜ?」
な、なんちゅう事を言うんや、ひ、ひどい……。
「って泣くなよ!? おい!」
「ふむ、予想通りと」
☆☆☆☆☆
「俺の霊力はテンションの高低で決まるって?」
「ああ、そうだぜ。だからそれで実験してみただけだ。でも泣く事はないだろ」
「俺の長年の夢が叶ったと思った瞬間にクラッシュして尚且つあんな罵声浴びせられたらそら誰でも泣くわ」
多分。
「その札は繰り返し使えるから使っても捨てないように」
「あ、わかりました。それでいくらですか? 札」
残り少ないがま口財布を取り出してどれくらいかなと恐る恐る財布の中の小銭をつついた。
「無料でいいよ」
「え、どうしてですか?」
「君には中々興味深い話をたくさん聞かせて貰ったからね。むしろお礼を言いたいくらいさ」
「そんな、礼を言われる程じゃ……」
「だから受け取ってくれないかい?」
ううむ、人の善意を無下にするのもいけないし。だが先程と同じ様な魔理沙の霖之助さんを見る眼が凄く怪しい。
「いいじゃないか、貰える物は貰っておけよ」
「君はもう少し商品を買って貰えると僕も助かるんだが」
「聞こえないぜ」
なんとガメつい野郎だ。いや、女郎だ。
「じゃあ遠慮なく頂戴します」
霖之助さんっていい人じゃのう。感極まって涙が出てくるぜ。さっき出たけど。
「そろそろ日が落ちる。もう帰ったほうがいいよ」
「おっと、もうそんな時間ですか」
因みにお昼ご飯は霖之助さんと談話している時にご馳走して貰った。本当に簡単な物だったが文句は無い。
「じゃあ私も帰るぜ」
「魔理沙もありがとうな。お前がいなかったら霊弾撃つなんて本当に夢の中だけで終わってたと思う」
本気で感謝する。と同時に頭を下げる。
「なんだよ急に畏まって、やっぱり変な奴だな」
口ではいいつつ照れ臭そうに眼を逸らして頭を掻く魔理沙。うん、こういう所を見るとやはり非常に少女らしい。
「じゃあもう行くぜ」
「ああ。じゃあな」
と、箒に跨がるとさもロケットの用に飛び出していった。まさに人間ロケット。チルノとルーミアはあれに激突しても死ななかったのか。俺がぶつかったら色々と爆散したに違いない
「道中気をつけて、リュート君」
「はい、霖之助さんもお元気で」
よし、行くか! 確かここから人里は近かったはず。
今日はすげー収穫だったなあ。次に香霖堂に来る時は何か買っていこう。ついでにまた土産がわりに外の話をしたら喜んでくれることであろう。
更新が遅くなる、ハズでしたが今しかないとばかりに空いた時間を使って一気に執筆。駄文に磨きがかかりました。/ついにそれらしい攻撃手段を持った流斗君。しかし所詮は凡人ですよ。
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