旅立ち−漆黒の世界へ…−縦書き表示RDF


あ、この小説に出てくる国名とか技術とか、人物名とかは、実在するものとは全く関係ないですよ。当然ですけど。

結構スランプな時期なんで、読んでて意味が解らないかもしれません。そこらへんはご愛嬌(笑

ここに投稿している作品の中では初のグロイ描写のない小説ですw(ぇ
旅立ち−漆黒の世界へ…−
作:ホーリー


1、
西暦30XX年、地球。
何百年も前に始まっていた宇宙開発の研究だが、
一般の人間が宇宙の旅行をするというものは、ごく最近になってから実現した。
今では、月や火星にも国があり、資源を抽出している。
エネルギー問題は、ジルバ・クロノス博士が実現した放射性物質の放射能放出制御と、
エル・ヘイル博士が開発した無石油プラスチックのおかげで、解決された。

放射能放出制御により、潜水艦、船舶、航空機、シャトルの機動力が大幅に増幅し、
次々と採用されていった。

争いは、核兵器の登場から、ほとんど戦争と呼べる争いはなく、
それも短期間で集結していた。

光速を超える速さの出るエンジンも、この頃から出てきて、
今では地球から月、月から火星へのシャトルなどについている。

このように、科学の発達した世界の中の一国で、一機の小島級の大きさをした船が
発射されようとしていた。



2、
ある宇宙開発所の待機室の中…。
「いよいよかぁ…。」
金髪の男、ブロントはニコニコと笑みを浮かべながら言った。
「あともうちょっとでこの扉が開くはずよ。」
同じく金髪の少女、テミが、腕時計を見て言う。
「食料はどうするんだ?」
珍しい青い髪をした少年、ブルースが係員らしき人に問うた。
「ああ、数週間分は乗せてありますよ。艦内にも自給自足が出来るようにしてありますし。」
係員がそういうと、ブルースは「そうか、ありがとう」と言い、ガラス窓を覗いた。

「すげぇよなぁ…。この船。」
ガラス越しに、巨大な船が一隻、停まっている。
「最新鋭のエンジンに、最新鋭の装甲、最新鋭のOSと、今の最新技術を最大限に生かした船だからね。」
黒髪の少女、リンが、ブルースの背中を見ながら言った。
「でも、この中に乗るのは俺たちだけ。勿体ないよな。」
ブロントが腕を組み、扉の前を右往左往している。



3、
シュッ…。

空気音と共に、扉が開いた。
『今そこの扉を開いた。開いてるか?』
スピーカーから中年男性らしき声がする。
「開いてますよ。博士。」
ブロントは、スピーカーに返すように言った。
『よし。今、荷物を運び終えた。乗ってくれ。』
そう言われると、開いた扉から、部屋の中にいた係員を除く全員が出て行った。
乗り組み員は全部でたったの20人。
その中で数々のミッションをこなす乗組員が8人。
先ほどの金髪の男はブロント・ソロネ。
金髪の少女はテミ・ソロネ。ブロントの妹だ。
青い髪の少年はブルース・レイ。
黒髪の少女はリン・クロノス。クロノス博士の娘。
他には、マゼンダ・フリント、クロウ・テアー、
ルファ・アンセム、ミドリ・イナダがいる。



4、
この船、アトミックは、各国政府の団結の印として、
各国の技術者たちに共同開発させた巨大船舶。
船舶の制御コンピュータは日本東亜国とアメリカの共同開発。
エンジンは、過去に油田のあったアラビアと、工業の発達した中華国の開発した核エンジンを採用。
装甲は、ロシア連邦国と北ドイツが開発。
擬似気候装置は四季の整った日本東亜国で独自開発。
それぞれが最新の技術を使って作られた船舶だ。



5、
「やあみんな。僕が船長のエルだ。」
艦内に入った8人は、ホールで船長と対面した。
船長、エル・ヘイルは、研究者としては有名で、
軍に10年ほど入っていて、自らの意思で軍人から研究者への道を歩んだ。
そして、数年前、無石油プラスチックの開発に成功し、一躍話題を呼んだ。
「この船は1時間後に出発する。君たちは各自割り当てられた部屋でゆっくりしてくれ。
 出発10分前に放送を流すから、そのときに部屋にある椅子に座ってベルトをしておいてくれ。」
そういうと、エルは立ち去った。
「あと1時間ねぇ…。何する?」
ブロントが後ろにいる7人に聞く。
「部屋にとりあえず行ってみて、パソコンでもいじっとく。」とブルース。
「寝る。」とクロウ。
「これからいく星についての勉強をしておきます。」とルファ。
女性陣はみんなで集まりトランプをするそうだ。
「んじゃ、解散な。」
ブロントが手を少し上げた。



6、
「出発10分前です。ミッションスペシャリストの皆さんはご自身の部屋に速やかに戻り、
 離着陸時専用椅子に座り、ベルトをしてお待ちください。」

よく通る女性の声でアナウンスが流れる。

「あ、それじゃ、また後でねー。」
女性陣が散っていく。
「……?」
クロウが目を覚ます。
「いよいよですか。」
ルファが本を閉じる。
「もう1時間経ったのかよ。早ぇなぁ。」
ブルースがパソコンの電源を落とす。
「いよいよか。」
ブロントが、寝転んでいたベッドから起き上がった。



7、
制御室…。

『エル博士…いや、船長。準備はいいか?』

スピーカーから先ほどの中年男性らしき声が聞こえてくる。

「はい。大丈夫です。そろそろ出ますので。」

『アトミック発射準備OK。ハッチ開放完了。
 エンジン、光速エンジン、制御コンピュータ全てオールグリーン。
 アトミック、でてくれ。』
「はい。アナウンス、頼む。」
エルがアナウンス担当と思われる女性に言った。

「只今よりアトミック、発進します。」

その言葉は艦内全てに響き渡った。
直後、爆発音。エンジンが炎を吹き、巨大船舶は前進した。
巨大な建物の中から外へ出ると、アトミックは上に向き、ドドドドと巨大な爆発音と共に、宇宙へ向かって旅立った。



8、
数分後、無事、アトミックは宇宙に出た。

「さて、どこから行こうか…。」

エルが見たコンピュータの画面には、
  目的地   ミッション

  冥王星   冥王星の土、ならびに個体空気のサンプルの入手
 銀河系中心  銀河系の中心核を調査、写真の撮影ならびに熱源の確認
 アンタレス  恒星より生成されていると思われる鉄の採取および核融合の調査
 アンドロメダ 「アンドロメダ宇宙望遠鏡」の動作確認、散開星団の調査

など、表には目的地とミッションがずらりと並んでいた。


どうでしたか?なんだか書いているときにもよくわからなかった作品なんですが。(じゃあなぜ投稿した

まぁ、読んでいただける方々が居るというだけで嬉しい限りですが。

ワタクシのHPもよろしくお願いします。

http://www.kcat.zaq.ne.jp/holynovels/ 「聖なる駄文図書室」













ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




◆BACK
小説家になろう