タコちゃん登場
「読者が冒頭で読むのやめるランキング」がもしあったら、上位を狙えるぜ と、書いた本人はそう思っています。
タコちゃん登場。
タコちゃんはタコです。
宇宙人じゃありません。
火星人なんて、もってのほかです。
はじめ、間違えて足を九本描いてしまったのは内緒です。
タコちゃんは軟体動物です。
ふにゃふにゃしてます。
だから、もちろん飛べません。
飛ぶどころか、歩くこともできません。
淡水だって、やばいんです。
この文章は何なんだ?ってそろそろ読者に思われていそうな気がしてきました。
そろそろどころか、はじめっから思われていそうな気もしています。
タコなタコちゃんな文章だから仕方ないって開き直ってやろうかと今思いました。
こんなタコなタコちゃんな文章に、何か意味があるのか?って同時に思いもしました。
でも。
でも、です。
そんなタコなタコちゃんでも捨てたものでもないかもしれないんです。
こんなタコなタコちゃんにだって、実は空は飛べるかもしれないんです。
嘘じゃありません。
本当です。
見てみたいですか?
タコちゃんの飛翔。
もしかしたら、見られるかもしれません。
もしかしたら、見られないかもしれません。
嘘だって思っていますか?
何言ってるんだ?って思っていますか?(そもそも、書いているのですが)
諦めたらそこで試合終了だとかなんとか、そんな言葉を書いてみようかとも思いましたが、パクリって言われそうなので止めておきます。
だから、こんな事を言ってやりましょう(書いているのですが)。
このタコなタコちゃんな文章を、あなたがすっかり忘れたある日のこと、あなたは空をふと見上げて驚くのです。
青い青い大空を、タコなタコちゃんが飛んでいる姿をそこに見つけて。
そして、あなたはこのタコなタコちゃんな文章を思い出すのです。
それを嘘だと思っていたあなたは、少しの悔しさを感じます。
でも、同時に嬉しくもなります。
口元に微笑を浮かべて。
そして“やったな、タコちゃん”とタコちゃんを祝福するのです。
嘘じゃありません。
本当です。
多分、そうなるんです。
自信は、そんなにありませんが(笑)。
自分で書いといてアレですが、何なのでしょうね?これ。
深夜にいい歳した大人が、必死こいて書きました。
笑っていただけたら、助かります。