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お前みたいなヒロインがいてたまるか! 作者:白猫

本編

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イギリスからの帰国後は、杏奈や千弦と観劇に行ったり、ショッピングをしたりして過ごし、残りの夏休みを満喫した。
こうして、色々とあった夏休みが終わり、2学期が始まる。

椿が教室に行くと、教室内は何とも言えない異様な雰囲気が漂っていた。
椿が教室に入ってきても、その雰囲気が変わらなかった為、原因は自分ではないと察する事は出来たのだが、何とも落ち着かない。
すると、席に座った椿に、同じクラスである周防が声を掛けてくる。

「あ、朝比奈様」

と、周防が何かを口にしようとしたところで、担任が教室にきてしまい会話は強制的に終了となった。
果たして、周防は何を言いに来たのだろうか?と不思議に思ったが、また後で聞けばいいかと思い直して席に座る。

しかし、椿は生徒達の異様な雰囲気と、周防が何を言おうとしていたのかを始業式の後に知るのである。

始業式が終わり、生徒達が教室へと戻っている途中の事であった。
椿は前方に、いとこである恭介の姿を見つける。
しかし、彼はしきりに腕を振り払い、振り払っている方とは反対を向いて大きなため息を吐いていた。
一体、何をしているのかと思い、椿は振り払っている方向に視線を向けた。
そこには、恭介の腕にしがみつこうとしている立花美緒の姿があったのである。

恭介の隣に居る美緒を見るのは特に初めての事では無い。
だが、椿はその絵面に違和感を覚えたのだ。
そして、その違和感の正体は、美緒の傍らに彼女を憎らしげに睨み付ける烏丸の姿があったことですぐに判明する。

いつもの事であれば、烏丸が美緒の邪魔をしていたはずなのに、どうしたのだろうか。
周囲も、椿と同じように思っていたのか、すれ違いざまに烏丸と美緒を盗み見ている。
美緒も恭介も周囲の視線は全く気にならないのか、攻防を繰り広げていた。

その日から、恭介の隣に美緒が居る事が多くなっていったのである。
更に、美緒のグループと烏丸グループが合体し、1つのグループになっていたのだ。
夏休み前までの美緒と烏丸の態度からは考えられない事である。

烏丸も美緒も語ろうとはしないので、生徒達の間では噂が噂を呼び、収拾がつかなくっている。
そんな中、他の生徒達と満遍なく交流している杏奈が、情報を仕入れてきていた。

「立花さんのグループの子から直接聞いたから、間違いないと思うんだけど。どうやら立花さんが父親に泣きついた結果、あぁなったみたい」
「泣きついてどうにかなるものなの?」

立花総合病院は大きな病院ではあるが、美緒の父親にそこまでの権力があるようには思えない。

「実際に動いたのは今の院長、つまり立花さんの義理のお祖父さんだって。その人が医師会の会長やってて、顔が利くみたい。それに心臓血管外科医としても有名だし人望も厚いしね。烏丸さんのお祖父さんも心臓血管外科医で院長に随分と世話になってたって事で頭が上がらないって聞いたわ」
「でも義理の孫の為にそこまでするかしら?」
「うるさい方を黙らせたほうが楽だもの」

つまり、立花院長は臭いものに蓋をするほうを選んだと言う事か。

だが事実は、立花院長は烏丸の祖父に「うちの孫が君の孫にいじめられているのだが、どういうことかな?」と言っただけであることを椿も杏奈も知らない。

椿がどうしようかと悩んでいるのに、涼しい顔をして紅茶を飲んでいる杏奈を見ると、もっと真剣に考えてよ!と言いたい気持ちになる。
だが、杏奈は元々無関係の立場であり、好意でこうして情報を椿に教えてくれているのだから文句は言えない。

「1年は平穏無事に過ごせると思ったんだけどね」
「こうなっちゃったんだから仕方ないわよ」
「こうなっちゃった場合、多分恐らく絶対、千弦さんが動くと思うのよね」

美緒の邪魔をする人間が居なくなったと言う事は、そう言う事になる。
誰も言う人が居ないのであれば、千弦は自ら口を出す人間だ。

「だからと言って、すぐに口を出すような真似はしないでしょうよ」
「うーん」

割と現時点で喉元まで出かかっている感じではあるので、長くは持たないだろう。

「水嶋様にも頑張って貰わないとね」
「頑張ってはいるんだけどね。如何せん立花さんのメンタルが強すぎてどうにも」
「信じて疑わないと言うポジティブさはすごいと思うわ」

と、いつもの様にサロン棟の個室で杏奈と話をしたが、100%正解の解決策を見つけられないまま終わってしまう。

そして数日後、10月末に行われる文化祭のクラスの出し物を決める話し合いが教室で行われていた。

椿は生徒達の話し合いを、興味が無さそうなふりをしながら眺めている。
黒板にはいくつか候補が挙がっており、どれにするか生徒達は頭を悩ませていた。

「喫茶店でいいんじゃない?」
「喫茶店は水嶋様のクラスがやるし、準備とか面倒じゃない?」
「じゃ、研究発表とか」
「誰が見にくるのよ」
「映画を撮りませんか?」
「えぇー面倒じゃない?」

などなど、生徒達は出された意見に否定ばかりしている。
元々、椿のクラスは大人しい生徒がほとんどなので、目立つようなものには難色を示すのだ。
恐らくは何もしたくない、と言うのが生徒達の本音であろう。

ああでもないこうでもないと意見を交換してはいるが、一向に決まる気配は無い。
あらかた意見が出終わったところで、委員長が椿へと視線を向けてくる。

「朝比奈様は何が良いと思われますか?」

そう問い掛けられ、椿はやっぱり来たかとウンザリする。
意見が揃わない、決められない場合、発言力のある人物が決めるのが1番である。
そこに多少の不満はあっても、文句は言わない。仮に失敗したとしても、決めた人物に責任を押しつければいいだけなのだから。
その役目を椿に押しつけてきたのだ。
椿が言えば他の生徒達も不満を言う事は無く、話し合いもスムーズに終わると言う意味もあるのだろうが。

椿は黒板に書かれたものを見て、頭を悩ませる。
全てが、準備に時間が掛かるものばかりだったからだ。
映画も劇も喫茶店もプラネタリウムも。
その全てが時間と手間が掛かるものばかり。

何よりも勉強する時間を大事にするような生徒が多いクラスには不向きのものである。
準備が簡単で手間も掛からないものをと考え、椿は考え込む。
そして、ある案を思いついた。

「……ダーツなどはいかがでしょうか?学校に頼めばダーツ台を用意していただけるでしょうし、景品は、ご自宅で使用しないものを持ち寄るとか」

椿の意見に生徒達は顔を見合わせる。

「確かにそれなら簡単かも」
「スコアによって景品を決めればいいだけだものね」
「計算は自動でできるとして、あとは説明係と景品を渡す係がいればいいだけだし」

教室のあちこちでそういった声が聞こえてくる。
やはり、手間が掛かるものは嫌だったらしい。

「静かにして下さい。では、ダーツで良いと言う人は挙手して下さい」

委員長の言葉に、生徒達全員が手を上げたことで、クラスの出し物はダーツとなった。
話し合いが終わって、休み時間になり、椿は教室から出ようとドアに向かって歩いていると、ある女子生徒とすれ違った瞬間に小声で囁かれた言葉が耳に入る。

「あーあ。ダーツとか面倒なのに決まっちゃった。自分の意見が通ってさぞや気分が良いでしょうね」

椿は足を止めて、発言した女子生徒を見る。
女子生徒はニヤニヤした顔を浮かべながら、椿を見ていた。

なるほど。そのケンカ買おうじゃないか。

久しぶりの挑戦状に椿の中で戦いのゴングが鳴る。

「今のは、どのような意味でしょうか?」
「言ったままよ。皆ダーツなんて本当は嫌に決まってるじゃない。貴女の言葉に渋々従っただけよ」
「まぁ、そうでしたのね。私ったら全く気付いておりませんでしたわ」

じゃ、全員に聞いてやるよ、と思い椿は笑みを浮かべ、女子生徒から視線を外し、廊下に出ようとしていた生徒達を呼び止める。

「皆さん、ちょっとお待ちになって下さい。こちらの方が、もっと良い出し物の案がおありのようですので、伺いましょう」

椿が女子生徒に向かって手を向けた事で、休み時間に入ろうとしていた生徒達は一斉にその女子生徒に視線を向ける。
やり返されるとは思ってもいなかったのか、女子生徒は他の生徒達の注目を浴びた事で狼狽えていた。
それを分かっていながらも、椿は更に話を続ける。

「さぁ、皆さん貴女の意見を待っておいでよ?多数決で決まったダーツよりも素晴らしい出し物を教えて下さいな」
「……あ」
「勿体ぶらなくてもよろしいではありませんか。早く伺いたいものですわ。ねぇ」

そう言って、椿は周囲にいる生徒達を見渡す。
生徒達は面倒な話し合いがやっと終わったのに、水指しやがって、と言う視線を女子生徒に向けていた。
その視線に耐えきれなかったのか、女子生徒は視線を床に落としたまま小声で「ありません」と呟いた。
その呟きが聞こえた生徒達が「無いんだってよ」と言いながら続々と教室から出て行く。

人が少なくなったところで、椿は女子生徒に近づいてそっと耳打ちをする。

「私、大人しそうな見た目ですから勘違いされやすいのですが、言われっぱなしは性に合いませんの」

だから、次も言ってきたら返り討ちにするからね、と彼女に忠告をする。

「ところで、貴女のお名前を伺ってもよろしいかしら?私、興味の無い方のお名前は覚えないようにしておりますの」

その台詞に女子生徒の顔色が一気に悪くなる。
この時点で、女子生徒は触ってはいけないものに触ってしまったと自覚したらしく、どうしようかと目を泳がせている。
ここ最近目立った事をしていない椿を舐めてかかったのか、もしくは、口先だけの女だと侮り、こいつになら勝てると思ったのかもしれないが、少々浅はかであるし、そもそも1度決まった事に文句を言うのはルール違反である。
椿がジッと彼女を見つめていると、それまで静観していた周防が一歩前に出て口を開いた。

「朝比奈様、その方は戸草弥生とぐさ やよいさんです。立花さんのお友達ですよ」

とんでもない伏兵がいたものだと、椿は教えてくれた周防に視線を向ける。
戸草は、グループのボスである美緒が烏丸に勝った事で、椿にも勝てると勘違いしたのだろう。
椿に名前を知られてしまった戸草は可哀想なほどに震えている。
それは椿に対する恐怖か、美緒から叱責される恐怖なのかは判別がつかないけれど。

「あら、そうでしたの。周防さん、教えて頂いてありがとうございます。それでは戸草さん。これからもよろしくお願いしますね」

逃げ道を失った戸草は蚊の鳴くような声で「……はい」と呟いたまま立ち竦んでいる。
それを横目で見ながら、椿は図書室へと向かったのだった。


―――――――――――――――――――


一方、千弦も美緒のことで頭を悩ませていた。
これまでは烏丸蘭子と言う存在があったから、千弦は美緒に口出しをしなかったのだ。
それに椿との約束もある。
恭介がハッキリと拒絶していない以上、千弦が出しゃばる訳にはいかない。
一刻も早く恭介には立花美緒と向き合って貰いたいのだが、様子を見る限りではどうにも無理そうである。

始業式の後から、美緒が恭介の隣に居るようになり、眉をひそめたのは千弦だけではない。
椿と美緒の関係を知っている者からすれば、美緒の行動は受け入れられるものではない。
だというのに、何故誰も彼女に意見しようとしないのだろうかと千弦は不思議でならなかった。

遠足の時点では口を出すつもりはないと言っていたが、烏丸と言うストッパーが居ない以上は千弦が動くしか無い。
それに、美緒の行動に千弦の友人達も爆発寸前なのだ。
このままでは、千弦が口出しする前に、友人達が口を出してしまう。
それは避けなければならない。
泥を被るのは自分1人で十分だ。

そう、決意した千弦は、放課後に帰ろうとしている美緒と琴枝を呼び止めた。

「立花さん。少しお話がございますの。お時間よろしいかしら?」
「私は話なんてないわ」

千弦の誘いを美緒はバッサリと切り捨てたが、彼女に引くつもりは毛頭無い。

「では、私がここで勝手に申し上げます」

千弦の言葉に、美緒よりも先に状況を把握したのか、琴枝が2人の会話に割って入ってくる。

「あの、美緒様、藤堂様。人目に付くところでは悪目立ちしてしまいますので、中庭か裏庭あたりに場所を変えませんか?」
「ちょっと、余計な事言わないでよ」
「美緒様、悪目立ちなさるとあれこれ言われてしまいますし、水嶋様の印象も悪くなってしまいますよ」

琴枝の言葉に美緒は言葉に詰まっている。彼女にとって、水嶋、と言う言葉はよほど重いらしい。

「じゃ、裏庭でだったら話を聞くわ」
「それで構いません。あぁ、琴枝さん。貴女は遠慮して下さいます?」
「人に聞かせられない話をするつもりなの?」

千弦としては、正々堂々と1対1で話がしたかったのだが、ここで美緒の機嫌を損ねて帰ってしまうのは避けたかった。

「……琴枝さんが同席なさっても構いません」

美緒の返事は聞かずに歩き始めた千弦を先頭に、連れ立って裏庭へと移動する。
道中の会話は無く、気まずい空気が流れていた。

人気の無い裏庭に到着し、千弦と美緒はお互いの姿を見据える。
先に口を開いたのは千弦の方であった。

「立花さん。貴女、スカートの丈が短すぎますわ。ブラウスのボタンは第1ボタンまでしっかりとお閉めになって下さいませ」
「は?え?」
「それと、ブラウスはスカートの中にしっかりと入れて下さいな。みっともない」
「そ、それがあんたに何の関係があるのよ!」
「私は風紀委員です。校内の風紀を乱している方に注意をするのは当たり前の事ですわ」
「誰が!いつ!風紀を乱したって言うのよ!」
「貴女がです。今も風紀を乱しておいででしょう?スカート丈を戻して、ブラウスのボタンをちゃんと締めて、スカートの中に収めて下さい。それと言葉遣いも直した方がよろしくてよ」

千弦の正論とも言える注意に、美緒は気分を害した様子を見せていたが、ふと何かに気付いたのか勝ち誇った笑みを浮かべ始める。

「そんな事言われても、先生から注意された事ないし。先生から何も言われてないのに、ただの風紀委員である貴女の言う事を聞く筋合いなんて無いでしょ」
「でしたら、他の生徒の服装はどのようなものでしたかしら?ブラウスを出している生徒はおりますか?ボタンを外している生徒はおりますか?」
「制服なんて、どう着こなすかは個人の自由じゃない!」
「やはりご存知でないようですわね」

ため息を吐いた千弦が胸ポケットから生徒手帳を取り出す。
ペラペラと紙をめくり、あるページを開くと美緒に向かって見せた。

「こちらに、服装の規定が書かれております。校則で決められておりますのよ。規則には従っていただかないと困ります」
「ぐぬぬ」
「それから、相手の事を『あんた』と仰るのはお止めになって下さい。鳳峰の品格を落とします」
「何で人の口調にまで口出されないといけないのよ!」

服装のみならず、口調の事まで注意され、美緒はまたもや興奮し始める。
美緒の癇癪に千弦は少しも動じる事無く、言葉を続ける。

「放課後、寄り道をなさっているそうですわね。耳にしたことがありましてよ。寄り道自体は、問題行動を起こさなければ学校側は目を瞑って下さいます。習い事などがありますし、不測の事態も起こりえますから。ですが、貴女の場合は、店員に無理難題を吹っ掛けているとか」
「それの何が悪いのよ」
「鳳峰学園にそう言った苦情が寄せられているのです。これまでも無かった訳ではございませんが、貴女の場合は、鳳峰の生徒だと言う自覚が少しばかり足りていないのでは?」

千弦の苦言にも美緒はどこ吹く風と言った様子で聞き流している。

「鳳峰学園は普通の私立学校とは違いますのよ?制服ですぐに鳳峰の生徒だと知られてしまいます。それで、問題行動を起こすなどしたら、鳳峰の看板に泥を塗る事になります。理解しておいでですか?」
「……うるさいなー」

あぁ言えばこう言う千弦を美緒は睨み付けた。

「口うるさく言われるのがお嫌であれば、改善なさればよろしいだけでしょう?」
「あーはいはい!分かりましたよ!制服姿で出掛けなければいいだけでしょ!はい!終わり!」

それだけ言うと、美緒は苛立ちを抑えきれないのかドスドスと音がしそうな程の勢いで裏庭を後にしてしまう。
その後を慌てて琴枝が追いかけていき、裏庭には千弦だけが残される。

とりあえず、これで制服姿で出掛ける事は無いだろうと安心し、息を吐いた。

「千弦様、お疲れ様です」
「着いて来ないでと申し上げましたのに……」

校舎の陰から現れた蓮見綾子に千弦は呆れ顔である。

「申し訳ありません。立花さんは癇癪を起こしやすい方なので、千弦様に危害を加えるかもしれないと思うと心配で」
「側に琴枝さんが居られましたから大丈夫ですわ。心配性ですわね」

そう言って蓮見に向かって苦笑いを浮かべる。

「今回の事、朝比奈様にお伝えしましょうか?」
「いいえ。申し上げる事はありません。いずれお聞きするでしょうし、その時に説明すれば良いだけの事です。それに、私は立花さんの服装と口調に注意をしただけですもの。水嶋様の事に関しては一切口にしておりませんから」

だから説明する義務は無い、と千弦は言い切った。
自分が勝手に行動しただけである。これで改善しないようであれば、また注意をするかもしれないが。

だが、千弦は蓮見がこのまま黙っていられない事を理解していなかった。
翌日、彼女は正しい情報を椿に伝えたのである。
同時に、話を聞いた椿が頭を抱える結果となったのだった。

「で、でも半年も良く保った方よね」
「……朝比奈様、約束をお忘れではありませんよね?」

蓮見の言葉に、何度も頷いている椿の姿は誰にも見られる事は無かった。
+注意+
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