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お前みたいなヒロインがいてたまるか! 作者:白猫

本編

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「美緒様、どちらへ?」

体育祭の開会式が終わり、1年生全員参加の100m走も終わって黒組の応援席に戻ってきた美緒は、同じクラスである琴枝に呼び止められた事で足を止めた。
そして、自分の行動を邪魔された事に苛立ち、美緒は琴枝を睨み付ける。
睨まれた琴枝は縮こまり、急いで美緒から目を逸らした。
その琴枝の反応に満足した美緒は、気が向いたので彼女の疑問に答える事にした。

「別にどこだっていいでしょ。邪魔だから付いてこないでよね。どうせ私は午後の玉入れにしか出ないんだから居なくてもいいでしょ」

それだけを言って、美緒は琴枝の返事を聞くことも無く応援席から立ち去る。

立ち去った美緒が目指しているのは人気の無い校舎裏だ。
目的はただ1つ。体育祭をサボっている恭介を見つけて2人きりで話をする事である。
いつもいつもいつも、烏丸蘭子が美緒の邪魔をしてくる為、美緒は未だに恭介と2人で話をする事が出来ないままであった。
このままでは恭介が自分に告白をするチャンスが無いではないかと思い、悩みに悩んだ結果、美緒はゲームでの恭介関連のイベントを思い出したのである。
確か、体育祭の時、恭介は校舎裏でサボっていたはずである。だからきっと校舎裏に居るはずだと思い、美緒はそこを目指して歩いていた。

美緒は事前に、恭介がどの競技に出るのかを取り巻き達から知らされていた。
だが美緒は、自分以外は皆敵だと他者を拒絶している恭介が、競技に出場するはずがないと信じ切っている。なぜならゲームではそうだったからだ。
水嶋の御曹司である恭介に、上級生はおろか教師ですら逆らえない。だからこそ、恭介は学園内で好きなように行動しても咎められないのだ。
今回だって、ゲームの時と同じで、きっと代わりの生徒が競技に出るはずであると確信し、美緒は出場する競技を1つだけにして、こうして校舎裏を探し回っているわけである。

そして、校舎裏で恭介を探し始めて30分後。

「何でどこにも居ないのよ!」

美緒は人気の無い校舎裏をくまなく探していたのだが、どこにも恭介の姿が見えない事に怒りを爆発させていた。

一方その頃の恭介は、体育祭の競技に全力投球していたので、そもそも校舎裏に居るはずがないのである。
けれど、ここがゲームの世界だと信じ切っている美緒は、その事に考えが及んでいない。

「さっさと恭介様と結ばれて、椿を追い出さなきゃいけないのに……!」

苛立ちを抑えられない美緒は自分の爪を齧り始める。

そもそも、ここは『恋花』の世界のはず。
倉橋椿、もとい朝比奈椿の苗字や見た目がゲームと違っていたとしても、同じ性格をしているに違いない。
その証拠に椿が美緒に対して何かを言う時の台詞は、悪役のそれであったではないか。
椿の視線や口調、雰囲気、その何もかもが、椿がゲームの椿であると証明している。

尤も、椿本人は敢えて悪役を演じているのだが、美緒には気付く事が出来ない。
そもそも、そんな考えになどならないのだから仕方が無いとも言える。

そして、どこを探しても恭介が居ない状況に美緒は疲れ果てていた。
だが、美緒には恭介を諦める事など出来るはずがない。
入学式の日、実際に恭介を見た美緒はその美しさにただただ圧倒されていた。
その時の恭介の姿を思い出し、美緒は恍惚とした表情で呟き出す。

「でもゲームの恭介様もイケメンだったけど、実際の恭介様は更に美しいわ。あれが私の物になるなんてたまんない」

恭介に会う前までは、憧れの方が大きかった。水嶋の根回しのせいで、美緒は中等部の入学式の日まで恭介を一目見ることすら叶わなかったのである。
だが恭介の目に止まれば、きっと美緒は一目惚れされるはずだと固く信じていた。
しかしながら、入学式の日に現実の恭介と初めて顔を合わせた結果、恋心を抱いたのは美緒の方であった。
何という事は無い。一目惚れしたのは美緒の方だったのである。
画面でしか見たことの無かった王子が手の届くところに現れたのだから無理も無い。

これまでの恭介の姿を思い浮かべてはご機嫌だった美緒であるが、昼食時やサロン棟で常に彼の隣に居座る椿の事を思い出して、再び機嫌を悪くさせる。

「大体、私は頭は良いし運動神経だって悪くない。顔も可愛いのに、何でいつも椿を優先させる訳?」

先月の中間テストで美緒は学年8位と言う好成績を残していた。
体育祭の100m走も1位であった。
街を歩けばスカウトされる事も多く、容姿にも自信がある。
それなのに、恭介は美緒に話しかけてこない。
誰も居ないところで、恭介から愛の告白を受けねばならない美緒は、全く現状に納得していなかった。

今日、校舎裏で恭介に会い、水嶋親子の冷え切った関係のヒントを聞かねばならないのだ。
そうしなければ恭介ルートには行けない。必須イベントなのである。
その後も、恭介と2人きりで会う機会があり、その度に出されるヒントをつなぎ合わせて、水嶋親子の冷え切った関係と、すれ違いに気付かなければならないのだ。

尤も、水嶋親子の関係はとっくの昔に修復されている訳なのだが、その事を美緒が知っている訳がない。
美緒は今も水嶋親子の関係は冷え切ったままだと思っている。

さらに、恭介は2人っきりにならないと本音を話してくれないキャラである。だから周囲に人が居る状況では恭介と親しくなる事が難しいのだ。

足を止めて一休みした美緒は、再び校舎裏を歩き回りながら、恭介に会ったらこれを言おう、あれを言おうと思い描いていた。
そして、どうやって恭介を怒らせて「父さんが僕を心配する訳が無い!」と言わせるかを考えながら、その先を妄想しては笑みを浮かべている。

ところが、どこを探しても恭介は居らず、歩き疲れた美緒は草むらに腰を下ろす。
一体、恭介はどこに居ると言うのだろうか。
このままでは椿や烏丸に邪魔をされ、恭介に近寄ることすら出来ないではないか。
と、そこまで考えたところで、美緒は悪役である椿よりも先に恭介に近づく邪魔をする烏丸蘭子をどうにかするべきではないだろうかと思い付く。
現状、椿は遠巻きに見ているだけで、美緒の邪魔をする事は無い。
ならば、恭介の隣を陣取る烏丸が居ないだけで恭介に近づくことが出来るはずである。
2人一緒に排除しようとしていたから、今まで上手く行かなかったのだろう。

そうして、烏丸の事を考えていた美緒の耳に草を踏みしめる足音が聞こえてくる。
足音を聞いた美緒は、やっと恭介が来た!と思い、すぐさま立ち上がって音の聞こえた方へと体を向けた。
しかし、そこに立っていたのは恭介ではなかった。

「お久しぶりね、美緒さん」
「…久世、小夜子」

そこには美緒の継父の親族である久世小夜子が立っていた。
久世は無表情で美緒と対峙している。

「こんな所まで何の用よ」

目的の人物では無かった事で美緒の悪かった機嫌は更に下がってしまう。
その為、かなり投げやりな物言いになる。
しかし、久世はそんな美緒の態度に慣れてしまっているのか、怯むことも無く口を開く。

「美緒さん。入学してからの貴女の態度はどうかと思うわ。貴女は立花家の令嬢なのだから、それに見合う態度を取らなければならないの」
「まーたそれ?あんたに関係ないでしょ」

この世界の主役だと思い込んでいる美緒は、礼儀作法を学ぼうとする意欲が全くと言っていいほど無い。
相手が勝手に都合の良いように変換するものだと思っていたので、礼儀作法を覚える必要が無いと思っているのだ。
その証拠に、今まで美緒の態度を注意した大人は誰も居ない。
実際は、注意をする価値すら無いと思われているだけであるのだが。
ところが、久世はこうして美緒に注意をしてくる事が昔から何度かあった。
久世はこうした方が良いとか、今の言い方は良くないとかいった事を昔から美緒にやんわりと注意してくるのである。
注意すること事態はそう多いものではなかったが、同じ年代の子供からの注意を美緒は本気にしてはいなかった。
久世は大人しそうな見た目をしてはいるが、言う事は言うタイプでもあるので、尚更美緒を苛立たせている。
今も久世は、不機嫌さを隠そうともしない美緒の態度を見ても表情を全く変えてはいない。
それどころか、更に美緒を注意しようとしている。

「関係あります。貴女が立花の家名に泥を塗るような真似をなさると、久世の家にまで被害が及ぶ事になるのよ?」
「それがどうしたって言うのよ。言っておくけど、私に注意してくるのはあんただけなんだからね。他の人は私に何も言って来ないもの。それが答えでしょ」

久世以外に注意をしてくる人が居ないと言う事は、美緒の態度は許容されていると言う事である。だから注意してくる久世の方がおかしいと美緒は思っていた。

「それでも、貴女の行動に眉を顰める人が居ることは事実です。貴女も鳳峰の生徒になったのだから、鳳峰の名に恥じぬ行いをしなければならないのよ?」
「大丈夫よ。だって私はそうしても許される立場なんだから」

久世は全く言葉が通じていない美緒を見てため息を吐いた。
昔から美緒は何かと言うと、自分は許されている、それをしても良い立場だと口にしていた。
昔はまだ、身内の中だけで済まされていたので、美緒の行動や言動は許容されていただけである。

親族の美緒が、椿や恭介に迷惑を掛けている事が明白である以上、久世は美緒に物申さねばならぬ立場になってしまう。
別に久世は、美緒の異母姉にあたる朝比奈椿の援護をしている訳では無い。
ただ単純に、朝比奈、ひいては水嶋の怒りを買ってしまい、立花のみならず久世にまで被害の余波がくる事を恐れているのだ。
椿自身が悪い人間では無い事を久世は知っているが、進んで彼女と仲良くなろうとは思っていない。
だが、美緒が迷惑をかけている以上、椿に謝罪したい気持ちが久世にはあったが、話し掛けるタイミングを逃してしまっていた。
そして、椿の義理のいとこに当たる八雲杏奈から話し掛けられたと言う事は、椿が久世と関わりを持つ気は無いと言う事を示していた。
椿が出てこない以上、久世は杏奈に己の親族でもある美緒が迷惑を掛けて申し訳ないと謝罪をするしかなく、椿にも伝えてくれるようにと頼んでいたのである。
杏奈は一言「伝えます」とだけ言い残し、その場から足早に立ち去って行ってしまう。

椿が出てこなかった事で、朝比奈と水嶋の不興を買ってしまったと思い込んだ久世は、これは美緒にも一言言っておかなければと思い、美緒がいるであろう応援席を訪ねた。
だが、美緒はそこには居らず、彼女と一緒に居る事が多く、同じクラスでもあった琴枝に美緒がどこに居るのかを訊ねた。
申し訳なさそうな顔をした琴枝は首を振り、「申し訳ありません。分かりません」と久世に対して答える。
だが、琴枝はすぐに何かを思い出したのか口を開いたのである。

「そう言えば……校舎裏の方へ歩いて行っていたような……」

その言葉を聞き、久世は琴枝にお礼を言って校舎裏へと美緒を探しに行き、座り込んでいる美緒を見つけたのである。

一方、ため息を吐いた久世を見た美緒は、自分に従う気配を見せない事に、更に苛立っていた。
白桜女学院時代の生徒達は美緒の顔色を伺い、機嫌を取ろうと行動していた。それにも拘わらず、久世は一向に態度を変えようとはしない。あまつさえ、こうして注意をしてくる。
美緒は何故なのか、と考えた時に、ある答えに行きついてニヤリとした笑みを浮かべる。
そして、その答えを口に出した。

「分かった。貴女は私が羨ましいんでしょ?私が恭介様に簡単に近寄れるから嫉妬してるのね」

そう久世に向かって美緒は言い放っていたのである。
言われた久世は、ただ口をポカンと開けている。それを見た美緒は肯定されたのだと受け取り、尚も笑みを深くする。

「残念だけど、貴女には恭介様を振り向かせる事なんて無理よ。だって私が居るんだから」

未だに呆気にとられている久世をその場に残し、美緒は鼻歌を歌いながらその場から立ち去った。

そして、ご機嫌な美緒が校舎裏から校庭へと向かい歩いていると、日陰で涼んでいるであろう烏丸と目が合ってしまう。
目が合った瞬間から烏丸は、心底嫌そうな顔をして美緒を見ている。
取り巻きの生徒は競技に出ているのか、烏丸は日陰に1人だ。1対1であれば負けるはずがないと思い、美緒は烏丸に声を掛ける。

「あらぁ、烏丸さん。1人なの?」
「そう言う貴女も1人じゃない。……校舎裏から出てきたわね。サボってたの?最低」
「別に私がどこで何しようが私の勝手でしょ。あんただってサボってるじゃない」
「応援席はうるさいから、ここで休憩しているだけよ。貴女と一緒にしないで頂戴」

2人の言葉の応酬は止まらない。
そもそも、目的が同じ人間は互いに相手を蹴落とそうとするものだ。

美緒は久世も気に入らないが、現時点で1番気に入らないのは目の前にいる烏丸蘭子である。
久世や椿は烏丸ほど美緒の邪魔をしている訳ではない。だから毎回毎回、美緒の邪魔をしてくる烏丸をどうにかしてやりたいと思っていた。
そのチャンスは今しかないと思い、美緒は一気に攻撃する。

「いい加減、恭介様の事は諦めたら?私が近づいて恭介様が私の物になるのが嫌なんでしょ?悪あがきしないでよね」
「そっちこそ水嶋様から相手にされてない事にいい加減気付いたら?見苦しいわね」
「恭介様は周りの目が気になって私に何も言えないだけよ!」
「はいはい。これだから頭の悪い女って嫌いなのよ」

烏丸が吐き捨てるように口にした台詞に美緒が噛みつく。

「誰の頭が悪いですって?中間テストで私に負けた人間に言われたくないんだけど」
「たかが学年8位でしょ。威張るんなら1位になって威張りなさいよ。まぁ、水嶋様が居る時点で無理だろうけど」

馬鹿にしたように美緒を見て笑っている烏丸を見て、頭に血が上る。

「女子で1番って言うのなら分かるけど、女子の1位は藤堂様だったものね。8位って中途半端な順位よね」
「えらっそうに言ってるけど、あんた私より順位下じゃない!」
「確かに私は10位だったけど。たかが1、2点の差なんてあって無いようなものでしょ。むしろ2つ程度しか順位が違わないのに自慢してくる貴女の気持ちが分からないわ。よほど、8位だったのが嬉しかったのねぇ。たかが8位の分際で」

腰に片手を当てた烏丸がニヤニヤしながら馬鹿にした口調で言い放つ。
やり込められた美緒は烏丸を睨みながら、歯を食いしばっていた。

「何、その顔?そんな顔したって怖くもなんともないわよ」
「……今に、……今に見てなさいよ」
「あらあら、何をしてくれるのかしら?楽しみねぇ」

烏丸はニヤニヤした笑いのままであった。それを見た美緒の怒りが増していく。
どうにかしてあの女を引きずり下ろしてやると思い、美緒は悔しい気持ちでいっぱいになりながらその場を去ろうとした。
しかし、烏丸はそんな美緒に追い打ちを掛ける。

「そう言えば、小耳に挟んだのだけれど、立花さんって私生児なんですって?道理で品のかけらも無い方だと思ったわ。今の父親とは血が繋がっていないのよね?それで父親の権力を盾にしてるんだから笑っちゃうわ」
「……分かって無いのね。私にはそうする権利があるってだけよ。せいぜい吠えていればいいわ。這いつくばるのはあんたの方よ」

それだけ言い放ち、美緒は烏丸の前から立ち去る。
移動中の美緒の思考は烏丸の事でいっぱいであった。

私の方が頭が良いのに!私の方が運動神経が良いのに!私の方が可愛いのに!

そう思いながら、美緒はやる事なす事に文句をつける人間達全てに対して苛立っていた。

「どいつもこいつも鬱陶しいったらありゃしない!」
「ひゃっ!」

美緒が立ち止まり大声で文句を言うと、近くに居た女子生徒が驚いて声を上げた。
声がした方を美緒が勢いよく睨み付けると、そこには取り巻きの1人である琴枝が目を丸くして驚いている姿があった。
顔見知りであった為、美緒は少しだけ声の調子を落として話し掛ける。

「……何してんのよ」
「あのっ!そろそろお、お昼なので、探してました」

琴枝の言葉に、もうそんな時間なのかと美緒は思い校舎の時計を見ると12時近くを指していた。

「お昼はカフェテリアですか?」
「カフェテリアは混むから売店でお弁当を買うわ」
「分かりました。さっき大地だいちさんにお弁当を買っておくように伝えておいたので、もうすぐ戻ってくると思います」
「気が利くじゃない」

美緒は取り巻きの中でも、比較的気の利く琴枝を気に入っていた。
今も、美緒に褒められた琴枝は嬉しそうに笑っている。

「そう言えば、さっき何か仰ってましたけど、どうかされたんですか?」
「烏丸蘭子に私生児だって馬鹿にされたのよ。忌々しいったら」
「そうだったんですか。……ご自分じゃどうにもならないことをあげつらうのは卑怯ですよね」
「本当にそうよ」

琴枝に肯定されて美緒は怒りを再燃させる。
火に油を注いでしまう結果になり、琴枝は慌てた。
そこへ、お弁当を買いに行っていた大地玲奈だいちれいながお弁当を持ってやってきた。
大地が来た事で、3人は中庭の方へと昼食を食べる為に移動をし始める。
その途中で、弁当を買いに行っていた大地が烏丸の取り巻きに嫌みを言われた、と言う話になった。

「本当に、烏丸さんと同じで取り巻きの人も気が強い人が多いから大変でしたよ。特に相手の親御さんが医者だからやりにくいったらないです」

美緒の取り巻きの大半は親が医者、もしくは医療関係者の場合が多い。その為、どこで誰に繋がっているのかすぐに分かってしまうのだ。
大地の話を聞いた琴枝は、何かを思い出したのかゆっくりと話し始める。

「そう言えば親御さんが医者と言う話で思い出しましたけど、烏丸さんのご両親とお祖父様もお医者さんなんですって。私達とお揃いですね」

ただの世間話として口にした言葉を聞いた美緒は「へぇ」とだけ呟いてニヤリと笑った。
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