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お前みたいなヒロインがいてたまるか! 作者:白猫

本編

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ご心配をお掛けしておりました。
体調の方は日常生活を普通に送れるほど回復しております。

GW頃に更新再開したいと言っていた通り、今日から5月4日までの間ですが、本来更新されるはずだった115話まで毎日更新をします。
116話からはいつも通り週1更新に戻ります。
お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
今後ともお前みたいなヒロインがいてたまるか!をよろしくお願い致します。
「あ、猫だ」

 放課後に図書室まで向かう途中で椿は、廊下の窓から裏庭方面に向かって行く猫を見掛けた。
 前に恭介と透子の二年時のイベントを見た時に触っていた猫と似た柄であったことから、あの時と同じ猫ではないかと思い、久しぶりに会えたと椿は周囲に人が居ないことを確認して猫の後を追う。
 動物が高等部の敷地内に入ってくるのは良くないことではあるが、普段から動物と触れ合う機会のない椿にとってはラッキーだとしか思えない。

「あれ? こっちにきたと思ったんだけど……」

 猫の後を追って裏庭までやってきた椿であったが、目的の猫を見失ってしまった。
 ひょっとして怖がらせてしまったかと思い、椿はしゃがんで視線の高さを調整し、猫に声を掛けながら移動していく。
 途中で落ちていた木の枝を拾い、地面の近くで揺らしていると動く物体に興味を惹かれたのか先ほど見掛けた猫が勢いよく木の枝に飛び込んできた。
 興奮して木の枝にじゃれついている猫とニヤニヤしながら木の枝を動かしている椿。
 傍から見たら傲慢で我儘、気に入らない相手を破滅させると信じられている椿が猫、それも野良猫相手に遊んでいる光景は異様である。

「いやー。やっぱり可愛いな」
「あなた、そこで何をしているの?」
「……えっ!?」

 突如聞こえた第三者の声に椿は大声を上げてしまい、声に驚いた猫が逃げてしまった。
 幸い椿は後ろ姿を声の主に聞かれただけである。
 後ろ姿だけで朝比奈椿だとはバレないはず。全速力で前方に走り、茂みに隠れながら逃げれば大丈夫だと彼女は考えていた。
 走り始めるのに椿は五秒前からカウントし始める。
 五、四、三、とカウントしている椿に背後の人物が声を掛けてくる。

「あなた、朝比奈さんでしょう?」

 バレてやがる!!! と椿は顔を手で覆う。
 ここで椿が逃げてしまうと、相手に対して言わないでくれと頼むことが出来ない。
 椿だとバレている以上、言い訳も出来なければ取り繕うことも出来ないと彼女は覚悟を決めて振り返った。

 椿の目の前に居たのは長目の髪を後ろでひとまとめにした、どちらかといえば中性的で綺麗系な顔立ちをした男子生徒。
 どこかで見た顔のような気がするが、椿はどこで見たのかまでは思い出せない。

「貴方は……」
「……」
「…………誰?」
「でしょうね! そりゃ知らないでしょうね! 教室も離れてるし、あたしに興味もないでしょうからねぇ」

 目の前の男子生徒の見た目と口調のギャップに椿は頭が付いていかない。
 椿が混乱していることに気付いたのか、彼女よりも冷静な男子生徒が主導権を握り話し始める。

「あたしは一年十組の白雪しらゆき なぎよ」
「白雪……く、さん?」
「君でいいわよ」
「え? いいの?」
「ある事情で、幼少時から馬鹿にされたり苛められたりしてね。それで何とか同級生の輪の中に入ろうと考えた末に辿り着いたのがこの口調だったってだけ。まぁ、可愛い子だったら女でも男でも、どっちも好きなんだけどねぇ」
「はぁ」

 完璧に会話の主導権を白雪に奪われている状態ではあるが、彼から敵意も悪意も感じないことから椿は毒気を抜かれていた。

「あ、あの。白雪君。今見たことは秘密にして貰いたいんだけど」
「今見たこと? あぁ、傲慢だの我儘だの人を見下してるだの言われて、高飛車でプライドと気が強くて庶民とは口も聞きたくないし目に入れることすら拒否している、と噂されている朝比奈さんが猫にデレデレだった現場のこと?」
「今、そこまで酷く言われてるの私!?」
「そりゃあ、もう。後は入学式の日に外部生を締めたとか、監視する名目でその子を図書委員にしたとかも言われてるわねぇ」

 椿の思い通りになりすぎて嬉しいやら悲しいやらで彼女は複雑な気持ちになる。

「でも、そんな朝比奈さんの本当の姿が"コレ"とはねぇ」

 顎に手を置いた白雪は、制服にところどころ葉っぱがくっついている椿を見ながら下から上へ視線を移動させた。

「"コレ"だとバレると色々と問題があるの」
「問題ねぇ。周囲から悪く思われることに何のメリットがあるんだか」
「……私にとってはメリットしかないよ。それに都合が良いんだもの」
「ちなみにどんな都合が?」
「詳しくは言えないけど、ある人達を守る為っていうのと、特定の人への牽制よ。私にとってそれはとても重要で大切で絶対に譲れないものなの」

 白雪が想定していた答えとは違っていたのか、彼は目を見開いた後でニンマリと微笑む。
 椿は彼が何を考えているのか全く分からず、怪訝そうな顔をしている。

「そんなに疑わなくても誰にも言わないから大丈夫よぉ。大体、仮にあたしが今のことを誰かに話したところで、だぁれも信じやしないもの。それだけ、あなたの演じっぷりが素晴らしいってこと。それに、あたしはこの喋り方だし、信じてくれる訳がないでしょう? ……それとも、いけ好かない金持ちと同じように家の権力を持ち出して、あたしを黙らせる?」

 白雪の言う通り、彼一人が言いふらしたところで、接点も何も無い彼の言葉に信憑性は無いし、これまでの椿の行動を見てきた生徒達は信じない。
 だが、それだけで白雪を信用することは椿にはできなかった。
 やはり彼には黙っていてもらわないといけない。
 白雪と友人になる必要はないだろうが、少なくとも嫌われないように振る舞う必要があると椿は結論づけた。
 その為にも、素の椿が家の権力を持ち出すような人間ではない、と彼に信じてもらう必要がある。

「……父や伯父に頼むような真似はしないわ。そもそも、私が今のことをお二人に話して泣きついたところで動くような人ではないし、学園内で制服を汚してまで猫と戯れていたことの方を注意されて終わるでしょうね」
「あら、そうなの? お二人とも、朝比奈さんを溺愛してるって有名よ?」
「常識の範囲内で可愛がられているだけよ。貴方一人が今のことを話したところで、ほとんどの人が信じないのは分かったわ。でも、一部の人が今後私のことを注意してよく見るようになるかもしれない。あくまでも予想ではあるけれど、可能性としては高いと思う。そうなれば常に気を張っていてもボロが出てバレる可能性があるの。それは困るのよ」
「……あら、じゃあ、あたしを黙らせるって訳? 親の権力を使えないならどうやって?」

 会話の主導権を握っている為か白雪の口調や表情には余裕がある。
 今も椿がどうやって自分を言い含めるのかを楽しんでいる節があった。

「……もし、他の人に今のことを言ったら」
「言ったら?」
「白雪君を見掛ける度に背後に回って靴の踵を踏み続けてやる!」
「それ本当に地味にムカつくやつじゃない!? 止めて頂戴!」
「それかシャーペンの替え芯を全て折れやすいやつに替えてやる!」
「だから地味にムカつくことをやろうとしないで頂戴!」
「じゃあ」

 と言って椿は胸ポケットへと手を伸ばす。

「何よ。お金で買収しようって言うの?」

 馬鹿にしたような目をした白雪が半笑いで椿に訊ねるが、彼女はその言葉に答えることはせずに胸ポケットから目的の物を掴んで勢いよく手を抜き、素早い動作で彼の目の前に差し出した。

「これを差し上げるので黙っていて下さい! お願いします!」

 言い終わると椿は勢いよく頭を下げた。

「これ、カフェテリアの食券カードじゃない! しかも一年分! あなた、困ってるからって親に買って貰ったものを差し出すなんて」
「違うよ! これは文化祭のダーツの景品だよ! 己の力で勝ち取った景品だよ!」
「ホントに!? 物凄い強運じゃない!」
「だから、これを差し上げるので黙っていて下さい!」

 頭を下げ続けている椿の耳に、白雪の大きなため息が聞こえてくる。

「まあ、あたしが信用されてないってことは良く分かったわ。大体、あたしと朝比奈さんは初対面なんだからあたしのことを信用できる訳がないわよね。でも、あたしは最初から今のことは言わないって言ってるじゃない。朝比奈さんだけならまだしも、あなたと仲の良い水嶋様や藤堂さん達を敵に回したくないもの。だから頭を上げて頂戴。なんだかあたしがあなたを苛めてるみたいになって罪悪感が半端ないのよ」

 やや焦ったような白雪の口調に、恐る恐る椿は頭を上げて彼の顔を見てみると非常に困ったような表情を浮かべていた。

「試すようなことを言ってごめんなさいね。悪かったわ」
「へ?」
「それでも、あなた変わりすぎよ。普段は澄ました顔をして他人に興味ない振りしてるから、ここまで親しみやすいなんて思わないわよ。あらあら、面白い場面を見ちゃったわ、としかあたしは思ってないっていうのに」
「だったら最初にそう言ってよ!?」
「言ったところであなたは信用しないと思ったのよ。見られたって混乱してたでしょうしねぇ」

 正論を返された椿はぐうの音も出ない。

「とにかく、制服に付いてる葉っぱとか土とか落としたら? 鳳峰学園の生徒が汚れるのも構わずに地面に手をつくなんて聞いたことないわよ。それにしても本当に、噂ってあてにならないのねぇ。あなたの場合は意識して演じてた部分もあったんでしょうけど」

 言われた通りに椿は制服に付いている葉っぱや土を手で軽く払いのける。
 その様子を見ていた白雪は再度、目を丸くした。

「何よ」
「おおざっぱにも程があるわ! もっとちゃんと落としなさいよ」
「目立たないからオッケー」
「見えなくても雑菌が付いて……はぁ、もういいわ。何でこんな子を皆が怖がっているのかしらね」
「印象操作って大事よ? 特に私は七歳からやってるから疑われもしないし」
「中身がコレって詐欺じゃない」
「いいでしょ、別に! 売られたケンカは買うけど、何もされなかったら何もしないし、怖がらせてるだけだし。大体、私は家の権力を使って無実の子を攻撃したことはないよ」

 呆れた顔をしている白雪であったが、家の権力を使ったことがないという椿の言葉を聞いて表情を変える。

「初等部の時に教師を辞めさせたとか中等部の時に、椎葉さん? だっけ? その子を転校させたとか言われてるけど?」
「デリカシーの無い男性教師に鳳峰の教師としてどうなのかって言っただけよ。その後に逆恨みされて難癖付けてきたから、見かねた佐伯君が理事長の娘である彼のお母様に言って助けてくれたってだけ。あと椎葉さんに関しては、転校しなきゃ他の生徒から嫌みを言われたり、酷い目に遭うから転校を勧めたってのが真相よ。私もわざわざ真実を言いふらさないし、他の生徒がそんなことに気付く訳が無いから、傍から見たら私がやったという風に見えてるのよ」
「ふーん。なんだか随分と拍子抜けというか意外な感じねぇ。でも、さっきのあなたの姿を見たら言ってることは嘘ではないんだろうなと思うわ。見なかったら到底信じられないけど」

 信じて貰えたのは良かったと椿は思うが、その理由があまりにも情けないものであったので、彼女は何も言えなくなる。
 こんな所に人が来るはずがないと思い込んで気が緩んでいた椿の責任だ。
 見られたのが白雪のように無害な人で良かったと椿は心から思った。

「そういえば白雪君、さっきいけ好かない金持ちとか言ってたけど、金持ち嫌いなの?」
「……全般的にじゃないわよ? 言わなくてもどういう人種を指してるのか、あなたにはわかるでしょう?」

 これまでにもそういった金持ちを見てきた椿は、無言で頷く。

「ああいった連中は散々、人のことを馬鹿にしてた癖に立場が変わった途端にごますりをし始めるのよ。バカみたいよねぇ。プライドってものが無いのかしら?」

 本当に嫌悪しているのか、白雪の口調は刺々しいものである。
 だが、その言葉に椿は違和感を覚えた。

「でも白雪家ってほとんどパーティーに出てないよね? あまり他の家と交流の無い一族という印象だから、他家と関わることって無いんじゃない? いけ好かない金持ちばかりに会う機会って少ないんじゃないの?」
「あら? 朝比奈家のご令嬢でも情報通という訳じゃないのね」
「私もパーティーに頻繁に出席してる訳じゃないし、出席するパーティーは身内が多かったからね。会社のことは話題にしても、他家の事情は中々耳に入って来ないのよ。親もわざわざ言わないし、身近に噂好きな人も居ないしね」
「だったらあなたが知ってる訳ないわよね。そうねぇ……別に聞かれて困ることじゃないし、聞いてあなたの態度が変わるとも思えないからいっか」

 さらりと述べた白雪は、何を言われるのかと真剣な顔をしている椿に向かって事情を説明し始める。

「……元々、あたしの家は母子家庭だったの。小学校に上がる前に父親が事故で亡くなってね。だけど、中学二年の時に母が白雪社長と再婚したのよ。白雪社長は子連れでもいいからって周囲の反対を押し切ってくれて。あたしがこんなんなのにも拘わらず良くしてくれるの。でも、あたしが白雪姓になった途端に周囲が手のひらを返してチヤホヤし始めたって訳。さすが白雪社長のご子息ですね、ってさ。ばっかみたい」

 下の者には強く出て馬鹿にしている癖に、上の者にはペコペコと頭を下げる金持ちや周囲に白雪は嫌悪感しか抱いていない。
 予想以上に重い過去話を聞かされた椿は、どう言葉にしたらいいのか分からずにいた。
 白雪は平然とした態度であるが、表向きからは彼の心の内までは読み取れない。

「っていうのが作り話だったらどうする? 父親に頼まれて朝比奈家のご令嬢を落とせって言われてるだけかもしれないわよ? 初対面の人間に過去をペラペラ喋るような人間のことをあなたは信じるのかしら?」
「……うーん。でもさ、白雪君の過去は調べればすぐに分かることでしょう? ここで嘘を言う必要性は無いし、同情したからって私は白雪君に惚れるような惚れっぽい人間でも無い。大体、嘘だと分かった時点で私は貴方を警戒するから、私を落とせと貴方の父親から言われているという点は否定されるはずだけど」

 話を聞いた白雪は更に笑みを深める。

「ただの考えの足りないご令嬢かと思ったけど、意外とちゃんと考えてるのねぇ」
「失礼ね。はっちゃける部分もあるけど、ちゃんと考えてるわよ」
「ふふ。ごめんなさいねぇ」
「……別に良いけど」

 口では失礼だとは言ったものの、椿はさほど白雪に対して腹を立ててはいない。
 その評価をされても仕方の無い行動をしている自覚が彼女にはあったからだ。

「ところで話は変わるんだけど、どうしてあたしがここに来たのか疑問に思わなかったの?」

 言われて初めて、椿はそういえばという考えに至る。
 なぜ白雪がここまで来たのかという理由を知りたかった椿は、彼をジッと見つめて続きを促した。

「やぁだ。そんなに見つめないで頂戴。照れちゃうわぁ」
「いや、そういうのいいんで続きを」
「急に冷静にならないでよ。恥ずかしいでしょう」

 白雪の言葉に椿は応えずにジッと彼を見る。

「ちゃんと言うわよ。思わせぶりなこと言っておいて言わない訳ないでしょう」
「では理由をどうぞ」
「そうねぇ、簡単に言っちゃうと、あたし透子と仲が良いのよ。知ってるでしょう? 夏目透子。で、あなたが透子を締めたとか監視しているとか聞いたから、真相を確かめようと追いかけて来たって訳。だから偶然でも何でもなかったの」
「ああ、それでか」

 意図的に椿の後を付けてきたのなら、彼女が気が付かなくても仕方がない。
 あっさりと納得した椿を白雪は不思議そうな表情で見ていた。

「どうしたの?」
「後を付けてきたって聞いて怒らないの? 不気味でしょう? 怖く無い訳?」
「だってちゃんと理由があるじゃない。私の弱みを握ろうと悪意を持って追いかけて来た訳じゃ無いし、ちゃんと私の意見を聞こうとしてくれたんでしょう? そこで猫と遊んでいたのは、まぁ、私の落ち度ではあるんだけどね。でも、もうちょっと早くに声を掛けて欲しかったな」
「奥に奥に入っていくから、あたしが付けてることに気付いて誘導してると思ったのよ。そしたら、しゃがみ込んで何かしてるし、猫は出てくるし、猫と遊び始めるし。こっちだって声を掛けるタイミング失ってたんだから」
「猫のくだりの記憶を消去して下さい。切実に」
「あんなインパクトのある光景を忘れるなんて出来ないわ……」
「ですよねー」

 恥ずかしさで椿は白雪から視線を逸らす。
 猫にデレデレの所を見られるなんて恥ずかしくて堪らない。

「……でも、あなたの姿を見て、透子に害をなそうとしているとは全く思えなかったわ。どういう理由で透子と関わっているの?」
「どうって言われても……。入学式の件は夏目さんのボタンに私の髪が絡まったってだけだし、図書委員はあっちから私がどの委員会に入るのか聞かれたから答えたら同じ委員会になったってだけよ。当番の件は先生のさじ加減で私は何も言って無いから分からないけど。それに話し掛けられたら無視する訳にもいかないし、夏目さんは高等部からの外部生だからたまにアドバイスしてるだけで、締めてはないわ」

 呆れた顔をした白雪はボソリと「噂って……」と呟いた。
 悪い印象の人間が何かしていたら、悪いことをしていると思われるのは仕方のない事だと椿は思っている。
 その噂に椿も助けられているので、生徒達だけが悪いとは思わない。

「白雪君の誤解が解けたようで安心したわ。でも本当に言わないでね。言ったら靴の踵踏むからね! 折れやすいシャーペンの芯と交換するからね!」
「だから言わないって言ってるじゃない! 地味な嫌がらせはしないで頂戴!」

 白雪の両腕をガシッと掴んだ椿は、頼むよ、頼むよと何度も口にして彼を呆れさせていた。
+注意+
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