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少女シリーズ

作者:佐野すみれ
突然浮かんできた言葉を、また突拍子もなく綴ってしまいました。

宜しければお暇潰しにどうぞです。
素敵な靴は、素敵な場所へ、素敵な王子様の所まで、連れていってくれるらしい。

少女は、そのおまじないを信じて、靴だけは、絶対に素敵な靴を選んで履きました。

何処へ行くにも、誰に会うでもなく、ただ、まだ見ぬ自分を待っているであろう素敵な出逢いのために、少女は、素敵な靴を履いて、外へと旅立ちます。

けれど、少女の素敵な靴は、素敵な場所にも、素敵な王子様にも、巡り合わせてくれることはありませんでした。

そのうちに、少女の素敵な靴は、ボロボロの靴となり、もう、素敵な靴ではなくなってしまいました。

素敵な靴を失ってしまった少女は、思いました。

(こんなボロボロの靴で、素敵な出逢いなんて、やってくるはずがないわよね…いいえ、違う…そうじゃないわ。きっと、素敵な靴のおまじないなんて、初めから無かったのよ)

少女は、素敵な靴のおまじないの幻想から覚めると、ボロボロになってしまった素敵な靴を脱ぎ捨てて、裸足になりました。

身軽になった裸足の足で、少女は、地面を踏み締めながら、歩きはじめます。

(…たとえ、私自身の足が傷ついても、この方が、ずっと歩きやすいわ)

ボロボロに崩れ去ってしまったおまじないを捨てて、少女は、自分自身の足で行き先を決めることにしました。

どんなに足がズキズキと痛んでも、もう、少女がおまじないに惑わされることは、決してありませんでした。

こうして、素敵な靴のおまじないの夢から覚めた少女たちは、裸足のシンデレラとなって、王子様のところまで、駆けていくのでした。
靴って、時々鬱陶しく感じることがあります。

でも、裸足で駆け抜ける勇気が持てません。

ここまでお付き合いくださった方がおりましたら、ありがとうございました!

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