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盾の勇者の成り上がり 作者:アネコユサギ

盾の勇者の成り上がり

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命以外の全てを奪う

「いやぁ……神鳥の馬車に乗れるとは私も幸運でした」
「神鳥ですか?」

 その日は次の町に行きたいという商人が馬車に乗せてくれと言ったので、乗せていた。

「ご存知ない? えっと、アナタが馬車の持ち主ですよね?」

 商人は世間話をしていたラフタリアではなく、俺を指差す。
 一応ラフタリアに馬車の主を装わして調合役のフリをしていたのだが。

「そうだが……」
「巷で有名になっていますよ。神の鳥が引く馬車が奇跡を振りまきながら各地で商売をしていると」

 ゴトゴトと揺れる車内で俺はフィーロに視線を向ける。
 ずいぶんと高く見られているんだな。本人はただの食いしん坊の甘えたがりなのに。
 しかし、奇跡とは何の事を指しているのか良く分からん。
 ん?

「クエエエエエエエエエエエ!」

 そのフィーロが突然奇声を上げて爆走する。

「うわ!」

 車内にいた俺とラフタリアと商人は転がらないように馬車の手すりにしがみ付く。

「―――ギャアアァァァァァ……」
「――ヤス様ああぁぁぁぁぁ……」

 ガラララララララ!
 車輪が音を立てていたので外の状況がよく聞こえない。
 たまにこういう爆走をフィーロはするんだよなぁ。
 行商を始めてもう4回目か。気まぐれな奴だ。

「俺達だけじゃないんだから気をつけろよ」
「はーい、じゃなくて……クエ!」

 商人に聞かれない様に小声でやり取りする。
 何だかんだで喋る魔物とは注目を浴びてしまうし、いらぬ厄介事を招きかねない。
 ……既に注目は浴びているような気もするけど。
 商人の奴、俺の方を見てビックリしている。

「人語を解するとは聞きましたが凄いですね」
「俺もそう思う」

 考えてみれば人の話を理解するのは良いとしても、喋れるとかどれだけハイスペックなんだ。
 魔物の可能性の高さと見れば良いのだろう。そういう意味では凄く珍しいかもしれない。

「俺達は普通に薬の行商やこうして乗り馬車代わりの仕事を何でもこなしているだけなのだがな」

 話を戻し、商人に答える。

「病で苦しむ人々を馬車に乗った聖人が特別な薬を飲ますだけで救ったと話題になっていますよ」
「へー……」

 あれって、ちょっと高いけど、民間人でも手が届く治療薬なんだがな。
 ちなみに症状にあわせて薬草を変える事も可能だ。
 俺が最初に作った治療薬はその中でも万能タイプで質が低い。呼吸器系に若干効果が高い程度だ。
 今は多種多彩な薬草が手に入っているので、用途に合わせて作っている。
 熱病、肺病、消化器系、皮膚病と使う薬草によって効果が変わる。一応は治療薬の一括りで纏められているだけだ。
 中級レシピの本にはその辺りは事細かに記載されていた。一応、盾で出た技能にも混ぜる薬草の種類によるアシストが表示される。

「ただの治療薬だぞ?」

 俺は商人に商品箱から治療薬を見せる。

「これが奇跡の薬ですか」

 商人は治療薬の蓋を外して匂いを嗅ぐ。

「確かに……昔服用した薬と同じ匂いがしますね」
「……わかるのか?」

 こいつも薬屋なのか?
 と、疑問に思い尋ねると商人は首を振る。

「いえ、ただなんとなくですよ」

 分からないのかよ!
 まあ、突っ込むのもどうかと思うし流すとしよう。

「で、お前は何の商人なんだ?」
「私は宝石商ですよ」

 宝石というとアレだよな。この世界にもいるんだな。
 大方貴族のアクセサリーとかを商売にしているという所か。

「宝石商ね……そんな金持ち御用達の商人が一人?」

 金持ちの商人が商売をするのならそれ相応の護衛が必要だろう。なのに一人旅とは、ちょっと怪しい。

「痛い所を突きますね」

 ハハハと軽く笑いながら商人は答える。

「ピンからキリまで居ますよ。厳密に言うのなら私はアクセサリー商とでも言うべきでしょうか」
「どこが違うんだ?」
「では私の商品を見てみますか?」

 そういってアクセサリー商は自身の荷物袋を俺に見せてくれた。
 中を見ると確かにブローチとかネックレスとかが入っている。他にブレスレットか。
 しかし、使っている金属はどうも鉄や銅が目立つ。そして嵌っている宝石も……なんていうか、宝石と呼ぶには些か厳しそうな曇りがあった。

「今回は基本的に安物しかありません」
「はぁ……商売で失敗でもしたのか?」
「いえ、今回扱っているのが稼ぎの低い冒険者用のアクセサリーでして」
「へー……」

 アクセサリー商の話によると、アクセサリーには魔法の付加を掛けて、能力を補佐する効果があるらしい。

「ちなみに1個どれくらいの金額で売れるんだ?」
「そうですねぇ……この、攻撃力増強の鉄製ブレスレット一つで銀貨30枚程度でしょうか」

 う……結構高めだ。俺の薬は治療薬でもそこまで高く売れない。

「魔力付与すれば1個100枚は行くでしょうね」
「そうなのか」
「ええ」

 ふむ……これは考える余地は必要だ。
 薬の販売は現在、頭打ちにある。一応は完売に近い反響は得られるが薬草の買い取りも行っているので利益がそこまで出ない。
 いちいち採取していては間に合わない状況になっている。
 行商をする前なら良かったかもしれないが、採取して作るでは効率が悪い。

「そういうのは細工で作るで良いのか?」
「そうですねぇ……形を作るのは良いですが、私はこれから魔力付与を行いますので、そこまで含めれば細工でしょうかね」

 ……なるほど、アクセサリーの形を作り、魔法を付与させて始めて効果を発揮する訳か。
 魔力付与……これが曲者だ。
 嫌な響きでもある。なんていうのだろう。薬の調合にも時々混じる単語でもあるのだ。
 魔力水と魂癒水の作り方にかなり入っている。
 これは魔法が使えなければ作れない事を意味しているのだ。

「中々為になった。礼を言おう」
「いえいえ、こちらこそ」
「ごしゅじんさまー、なんか来るよ」

 フィーロが若干緊迫した声を出して俺に注意して足を止める。
 俺とラフタリアは急いで止まった馬車から外の様子を確認する。
 すると森の奥深くから人影が現れた。
 全員、それぞれ武器を持ち、善意的な歓迎とは反対の態度でこちらに向ってくる。
 格好はかなり疎らだが、それぞれ鎧を着込み、野蛮そうだ。どうも山賊とかそういう類の連中に見える。

「盗賊だ!」

 アクセサリー商が焦ったように叫ぶ。

「へへへ……お前等、金目の物を置いてきな」

 なんとも常套句の台詞に半ば呆れる。
 こういうのはアレだよな。無言で襲撃することに意味があるんじゃないか?
 あ、フィーロが先に気付いたから、そのまま襲撃したのか。
 勝てるとか舐めたこと考えているような顔に見えるし。

「知っているんだぞ! この馬車に宝石商が乗っていることくらい!」

 盗賊の連中が俺達の方に怒鳴り散らす。
 俺は馬車内でアクセサリー商に顔を向ける。

「高値で売れる代物は無いとか言ってなかったか?」
「はい……今回の売り物ではありませんが……」

 恐る恐る、アクセサリー商は懐に手を入れて大事そうに押さえている。

「高額で取引されるアクセサリーがありましてね」
「なるほど……それが目当てか」

 厄介な客を乗せてしまったもんだ。

「個人的理由と安物しか扱っていない商人なら襲われるはずも無いと護衛費をケチりまして」
「馬鹿かお前は、はぁ……」

 溜息しか出ないな。

「後で迷惑料を請求するからな」
「……わかりました」

 アクセサリー商は渋い顔をしながら頷く。

「ラフタリア、フィーロ、敵だ」
「はい!」
「うん!」

 俺の指示にラフタリアは馬車から飛び出して臨戦態勢を取る。
 アクセサリー商を引きずって俺も後を追う。

「絶対に俺から離れるなよ」
「は、はい!」

 能力解放中の盾から戦闘用の盾に変化させる。

「あ、あなたは盾の?」
「ああ……」

 神鳥の馬車の持ち主が悪名高い盾の勇者だと知って、アクセサリー商の奴は驚いている。

「なんだ? 俺達とやろうってのか」
「ああ、降りかかる火の粉は払わねばやっていけないのでね」

 俺は盗賊を睨みつけながら答える。
 今回の戦闘において重要なのは敵の目的を達成させないこと。
 それはすなわち、アクセサリー商の所持する物を奪われないようにする。

「ラフタリア、フィーロ、やれるか?」
「ええ、やらねばやられます」
「丁度退屈だったの」
「そうか、じゃあ……ヤレ!」

 俺の命令と同時に盗賊も武器を振りかざして襲い掛かってくる。
 敵の数は見た感じで15人前後。それなりの人数だ。

「エアストシールド!」

 走り抜けてくる敵にこれ見よがしに空中に盾を出す。そして俺は徐に次のスキルを発動させた。

「チェンジシールド!」

 チェンジシールドはエアストシールドとシールドプリズンで出現している盾を俺の知る盾に変化させるスキルだ。
 俺が指示したのはビーニードルシールド。
 ビーニードルシールドの専用効果は針の盾(小)とハチの毒(麻痺)

「な、突然盾が! ガハ――」

 走ってくる盗賊の一人の顔面に突然現れた盾にぶつかり、転び、痺れて痙攣する。上手く専用効果が作動してくれて助かった。

「シールドプリズン!」
「なんだこ――」

 そして盾の檻で他の盗賊を一人拘束した。
 それぞれ制限時間はある。チェンジシールドのクールタイムは30秒。連続で使用するのは厳しい。
 けれど、数はそれだけ削れるので、効果は高い。
 盗賊が3名ほど俺の目の前に来る。護衛の癖に盾しか持っていないバカとでも思ったのだろう。
 俺は商人の前に立ち、攻撃に備える。
 盾を構えた所に火花が散り、盗賊の攻撃は金属音と共に跳ね返される。どうやら俺の防御力を上回る攻撃力が無いらしい。
 今装備している盾はキメラヴァイパーシールド。
 専用効果は蛇の毒牙(中)とフック。
 盾に施されている蛇の彫刻が動き出し、俺に攻撃を仕掛けた盗賊たちに噛み付く。蛇の毒牙は俺を攻撃した敵に反撃する毒の攻撃だ。

「グアアア!」
「く、この程度……ガハ!」
「き、きぶんが……」

 蛇の毒牙はそのまま攻撃してきた相手を毒にする。耐性のある奴には効果が薄い。
 毒の効果は高い、人間に効果があるか試していないけれど、威力はやはり高いようだ。決定打にならないのが致命的だが。
 俺は盾からフックを指示。盾に施された蛇の装飾が盗賊を一人縛り上げる。
 このフックという効果、攻撃能力は無いが射程範囲は2メートル、物を引っ掛けたり、崖を上るときに役立つ。
 盗賊の動きが見る見る悪くなり倒れるものが出てくる。

「こ、こいつ、盾の勇者だ!」

 盗賊の連中に緊張が走る。
 曲がりなりにもこの国では有名である勇者と遭遇してしまったと言う事に今更気付いたのだろう。
 しかし、今更遅い。しかもその戦慄は自分達の不利を招くことだと盗賊たちは即座に理解する。

「てえい!」
「えーい!」

 ラフタリアが剣を使い、隙を見せた盗賊に斬りかかる。防具で受け止めはしたがラフタリアの斬りが強かったのか吹っ飛んで盗賊は頭を打ち付けて倒れた。
 フィーロに至っては高速で動き回り、一人、また一人と強靭な足で蹴り飛ばして行く。その度に盗賊が元康のように5メートル……違う。20メートル飛んで転がる。
 ……あれは死んだんじゃないか?
 あっという間に盗賊の数は減り、満足に立っているのは6名にまで減っていた。

「チッ! 撤退だ!」
「させるか!」

 この盗賊のリーダーくさい奴をシールドプリズンで拘束、逃げる盗賊をフィーロに乗ったラフタリアが捕獲した。
 思いのほか弱い連中で助かった。
 というか……ラフタリアとフィーロがかなり倒してくれていた。

「さて」

 俺は縛り上げた盗賊たちを見定める。

「コイツ等、何処かの町の自警団とかに出せば報奨金とか出るか?」
「今ご時勢そこまでお金を出しているか……」

 ラフタリアが困った表情を浮かべて答える。

「お前は知ってるか?」

 アクセサリー商に尋ねるが、やはり首を振る。

「だけど、やはり自警団に渡すべきかと」
「ふむ……そうなんだが……」

 盗賊団のリーダーっぽい奴が俺を見てヘラヘラしている。
 大方、考えているシナリオの想像がつく。

「『盾の勇者に襲われた。俺達はただの冒険者だ』か?」

 リーダーの顔が不快に歪む。

「そうだ! なに、自警団の連中も悪名高い盾の勇者より俺達を信じるさ」
「ま、その可能性も確かにあるだろうなぁ……」

 どうしてこうも俺の悪名は轟いているのやら……よくよく考えてみれば納得行かないよなぁ。
 あのクソ王女とクソ王の所為で正しい行いをしても周りが信じてくれない。
 はぁ……。

「しょうがない。死んでもらうか」

 その選択を選ばないと思っていたのか、盗賊の連中……途端に表情を青くする。
 中には必死に縄を解こうとしている奴も居るが、速攻でフィーロに蹴られて悶絶する。

「俺の危険な魔物に人間の味を覚えさせるのもいいなぁ……」

 威圧を込めた声を出しながら、俺は盗賊団に呟く。

「ごはん?」

 フィーロが涎を垂らしながら盗賊団を凝視する。

「ヒ、ヒィイイイイ!?」
「どうするかな」
「し、神鳥の馬車なんだろ! 奇跡を振りまくくせに人殺しをするのか!」
「別に自称した覚えは無い。降りかかる火の粉は払うのが当たり前だろ? 今まで他人の汁を啜ってきたんだ。今度はお前の番になったと思って諦めてくれ」
「い、命ばかりは助けてくれ!」
「じゃあ、金目の物と装備を寄越せ、お前等のアジトの場所も教えろ。いくらでも嘘を吐いていいぞ。ただし俺は騙されるのが死ぬ程嫌いだ。一度でも嘘を吐けば神鳥がお前等の四肢を一個一個引き千切って食べるからな」

 震え上がる盗賊達に軽い感じで答える。
 悪名高い盾の勇者だからか、非常に効果的だ。

「わ、わかった! 俺達のアジトの場所は――」

 地図上で何処にあるかを確認した。
 近いな。

「よし、交渉成立だ」

 俺が手を下げるとフィーロが盗賊全員に失神するくらいの力を込めて一撃を加えた。

「とりあえず、金目の物を剥ぎ取れ、お? コイツ良い装備しているな、ラフタリア、お前の装備にするぞ」
「盗賊の身包みを剥ぐなんて……やってることが盗賊と変わらないですよ」

 そう言うラフタリアは俺の指示に従ってテキパキと盗賊から装備を奪っていく。

「後は毒にさせた奴に解毒剤を飲ませて馬車に乗せろ。早くしろ、こいつらのアジトにも寄るからな」
「はーい!」

 盗賊達のアジトが本当かを確認し、見張りをしていた奴等も同様の手口で身包みを剥ぐ。
 そしてたんまりと溜め込んだ盗賊達の宝を馬車に詰め込んだ後、全員アジトに縛る。
 宝の種類は豊富だ。
 単純に金、食料、酒、武器防具、貴金属、ヒール丸薬などの安い薬、などなど。
 想像よりも随分と持っていたので思い掛けない臨時収入だ。
 もしかするとこいつ等、ここ等辺を荒らしていた盗賊団かもしれないな。

「なんて……したたかさだ」

 アクセサリー商の奴、今までの出来事に半ば放心して、俺を見つめていた。

「で、お前はどれくらい迷惑料を払うんだ?」

 俺の問いにアクセサリー商の奴、我に返る。

「銀貨数枚なら……」

 一応、脅しを掛ける。
 お前の所為でこんな面倒な事になっているのだ。その程度で済んだら苦労しない。
 品物のアクセサリー一個を譲り受けるという条件で了承した。

「……盗賊に襲われてもタダじゃ転ばないその精神……感銘を受けました」

 何か感激されている。アクセサリー商の奴、先ほどより俺を見る目が熱い。
 嘘を言ってない気がした。

「良いでしょう。私が秘蔵にしていた細工と魔力付与。そして流通ルートを斡旋させていただきます」
「……些か多くないか? それ」

 幾らなんでも報酬が大きすぎる。逆に怪しいな。
 アクセサリー一個を奪われた腹いせに騙している可能性が高い。

「いえいえ、昨今、アナタのような貪欲でタダでは転ばない商人が少なくなっているのです」
「欲が深い連中は幾らでも湧くんじゃないか?」
「意味が違いますよ。誰かから利益を搾り取り、使い捨てるのではなく、生かしながら絞るという塩梅を見極めている者が必要なのです」
「使い捨てるねぇ……」

 俺から搾り取られて縛られている盗賊達に目をやる。
 羽振りが良かったのか衣類も良い物を着ていたので装備も含め全部奪ったんだが……。
 自業自得とはいえ、すべてを奪われた奴の末路って感じだ。

「あれでか?」
「彼らは私とアナタから金銭と命を奪い取ろうとしました。ですがアナタは妥協し、生かして身包みを剥ぐだけで抑えたじゃないですか。命あってのモノダネ、殺されるのが自然です。アナタの身分と比べれば彼等には最高の結果でしょう」

 まあ、俺は悪名が轟いているので、自警団が盗賊の証言を信じる可能性は十分にある。信じない可能性もあるけど。

「彼らは全財産で自らの命をアナタから買ったのです」
「そういう表現も出来るが……」
「そして……アナタに復讐しようと財産を増やした彼等から、アナタはまた搾り取る!」

 アクセサリー商が残忍に笑っている。
 なんだコイツ!? とてもおぞましい奴に見えてきたぞ!

「ま、まあ、次の町で降ろしてやるから」
「いえ、色々と教えます。それまでは降りませんからね」

 このアクセサリー商、俺に何を教え込むつもりだ!
 アクセサリー商が妙にやる気なのが不安だが……。
 ともあれ、こうして盗賊から奪った宝で懐を温めた俺達の行商は続いていく。
 どうでも良い補足かもしれないが、アクセサリー商が乗っている情報を盗賊に売った商人組合員がいたそうなのだが、後に粛清されたらしい。
 
更に奴隷商へ売るという案もありました。
+注意+
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