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三分で!裏まで分かる『日本の政治』 作者:怒満坊
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「特別会計」

 予算には、「一般会計」がある。
 これは、新聞やテレビでもおなじみで、その額は、80兆円ほどだ。

 しかし、予算はこれだけではない・・・・
 むしろ、「一般会計」は、仮面である。トンネルである。詭弁である。エリート官僚の、とてつもなく頭がいいけど、お腹は真っ黒な人たちが考え出した、予算を通す、トンネルの一つである。このトンネルを、「一般会計」から「特別会計」への「繰り入れ」という。

 日本の、本当の、予算額は「260兆円」余りある。なお、この数字が、重複分を除いた、純計金額である。
 すなわち、日本の予算の構成は―、
 1、「一般会計」(80兆円くらい)
 2、「特別会計」(170兆円くらい)
 3、「財政投融資」(45兆円くらい)

 「財投」は、さらに、重複部分が複雑なので、このさい切捨て。「一般会計」と「特別会計」=(260兆円)余りとなる。

  ―「特別会計」の主な財源―
 ・健康保険、国民年金保険料、労災保険、雇用保険
 ・ガソリン税(揮発油税)、石油税、地方道路税、などの九種類の税金

 それでは、「特別会計」とは何なのか?

 「特別会計とくべつかいけいとは、国または地方公共団体の官庁会計において、一般会計とは別に設けられる、独立した経理管理が行なわれる会計のことをいう」・・・すなわち、「一般会計」とは違い、ボクラの知らない、別の予算があるということだ。もっと詳しく言えば、合計38もの特別会計があり、これら全部をひっくるめると、なんと330兆円という支出規模になるのだ。(なお、330兆円は重複分を差し引かない、単純合計である)

 繰り入れとは、この「一般会計」が、「特別会計」に、流入していることをいう。この繰入額が、50兆円ほど。要は、国民の知らないところで、使われていたことになる。なぜなら、特別会計は、事実上、憲法83条「国の財政を処理する権限は、国会の議決に基づいて、これを行使しなければならない」に違反し、国会の審議もないまま、素通りさせられてきたのである。「一般会計」からの繰り入れが、2000年度で、50兆円あまり・・・・・・・

  「一般会計」から繰り入れられたお金の行き着く先は、石井こうき氏の言葉を引用すれば―、

  いったん特会(特別会計)のトンネルをくぐった公共事業費、社会保障費などは、大部分が補助金の形で地方公共団体や特殊法人、公益法人などを通して業者へと流れていく。それらの経路はすべて政治家とつながっており・・・

 というのが、なぜ、「一般会計」から「特別会計」へと、わざわざ、複雑怪奇にして、50兆円余りも、繰り入れなくはいけないのか?―ということに対する、解答である。 
 さらに、特別会計の予算編成は、各省庁の自由裁量で行われているから、繰り入れ額50兆円のほかに、国民への説明責任も果たさないまま国会の審議もないまま、170兆円まるまる、使われていたことになる・・・これでは、普通のメガネじゃ見抜ける分けがない。

 なお、紹介程度に。石井こうきさんをドキュメンタリーしたもの。youtubeにあるので、興味ある方はどうぞ。
        http://www.youtube.com/watch?v=RIWZX_Sd4Fc

 筆者の話を聞くより、分かりやすいし、面白い・・・


  今回の参考文献;
 「特別会計」引用:(引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5%E4%BC%9A%E8%A8%88「ウィキペディア」より)
 『日本が自滅する日』石井こうき











 
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