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読了時間:約1分(200文字)

嫌いだ。 【二百文字小説】

作者: 維川 千四号

 自身初の二百文字小説です。

 どうか、温かい目で見て頂ければ幸い。



 嫌いだ。

 私は彼が嫌いだ。

 登校時、上履きのかかとを踏んでスリッパのように履く彼が嫌いだ。

 授業中、大きな口を開けて眠り呆けている彼が嫌いだ。

 休み時間、先生に怒られながらも全力で廊下を駆け抜ける彼が嫌いだ。

 昼休み、バカみたいに大きなおにぎりを三つも食べる彼が嫌いだ。

 放課後、皆には内緒で図書館で医者になるための勉強をしている彼が嫌いだ。

 そんな彼の全てが、私は大嫌いだ。

 だから今日も、私は彼から目が離せない。




 いい歳して、何だか衝動的に甘酸っぱいことがしたくなって書きました(てへっ

 楽しんで頂けたら何よりです。

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― 新着の感想 ―
[一言] すごくよくわかりました……。この「嫌い」という感覚(笑) 見ていてイライラするんですよね。で変に突っかかってしまうというか。 そしてそこまで気になる理由がわかっていないという。 とても甘酸…
[一言] どうも。さっそく読ませていただきました(^^) 初めてと言いながら、上手いじゃないですか! 時系列に「嫌なところ」を同じ構造の文章で並べて、「放課後」で彼の違う一面を見せるところなんて、技…
[一言] はじめまして* 読ませていただきました(^O^) とても面白かったです*** これからも更新頑張ってください(*^-^*)
2012/08/19 19:26 退会済み
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