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冬童話

あいつら

作者:corplash
どうしてだろうと、思うことがある。
あの子達を抱きしめると、
妙な懐かしさを感じる。

両親の手を握り締めたときの、
あの懐かしさとは違う『懐かしさ』。
一体、何なのだろうか。
その懐かしさを思い出してみては、
1人でふふ、と笑ってみたりする。

あいつらからもらった携帯ストラップ、
試行錯誤したであろう、誕生日おめでとうメール、
無粋で露骨な、「おめでとう」。
あいつらは不器用で、それでもって器用でもある。

喧嘩は数えられないほどやった。
それでも気がつけば仲直りしていて、
喧嘩のことなどとうに無かったことになっている。
俺は、そういう関係上にあいつらといっしょにいられることが、
何よりも幸せだ。

最近は特に、そういうことを思う。
地元を離れ、大学に通う自分。
ふと、あいつらの顔を思い出す。無性に会いたくなる。
逢いたくても逢えないというもどかしさ。
けれど、思い出の品を持っていると、それも我慢できる。
持ってきてよかったと、思える。

何気ないあいつらの仕草、
何気ないあいつらの言葉、
何気ないあいつらの存在。
…すべて、自分には大事なものだ。

たまに電話がかかってくる。
「次、○○のCDもって帰ってきて」と言う。
「え~?」とは言うものの、
密かに嬉しくなている自分がいる。
不思議なものだ。

ふと、あいつらの顔を思い出す。
会いたくなって、人肌がこいしくなる。
実家に帰り、一番最初にあいつらに会う。
『懐かしい』と思う。


全部、あいつらのせいだ。

全部、あいつらのせいだ。

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