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アリス学園へ行こう!
作:高良月奈



5:誘拐事件!!


前回、スミレさんに会った蜜柑。

実際は流架が帰ってしまったので
レオにサインを貰おうとしていたそうで・・・・・。


そして、レオが棗たちの病室へ入っていた所を目撃!!
窓からのぞいてみると・・・・・・。

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〜〜〜お二人さんの病室〜〜〜

優が目をつぶっていたトキ。

「ぅ・・・・・」

棗が小さくうなった。
優が瞳を開けるとそこには棗。
そしてその上に乗っている人間。
この間、情報確認の時に見た資料では
『毛利 玲生』(23歳)だそうだ。
優は袖についている『通信機』をつけた。
(通信機。会話でき、周りの声が良く聞えすべて録音可能)

(どうしよっかな。ここでガバッと起きると変だし・・・。
 今起きた事にしよう。)

そう考えたらしく、優は布団を持ち上げ、『んー』と言った。
それにきずいた玲生は優の意識をなくさせた。
(玲生がそう思っているだけで本人意識アリ)

「こいつ等をテレポートでリムジンのトランクに入れとけ」
「はい」

レオの指示に大人しく従う下っ端。

(とりあえずOKね)

一人でガッツポーズをしていた。
(今の会話は全てウィルたちに伝わっています。)


そして、二人はテレポートでトランクに詰められました。


こいつ等 下劣よ!最低よ!


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「い・・・今のって・・・!」

蜜柑が唖然として呟いた。

ダッ!!

スミレが走る。
蜜柑が聞くと、スミレはレオを追って助け出すと言われた。


蜜柑たちは蛍に助けを呼んでもらおうと、
事実を走りながら叫んだ。
蛍は解ったようで煙幕を出し、
蜜柑たちを蹴って、『いけ!』と言った。
(おっとこまえ〜!)←男前

そして、門をギリギリの所で抜け、
車の後を――――――・・・・・。


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〜〜〜その頃のウィルさんたち〜〜〜

「に゛ゃーーーーー!優が誘拐されたぁぁぁぁぁぁあ!」

ナツの涙ながらの絶叫。
しかも無意識のうちに駄洒落・・・・・。

「落ち着け、ナツメ。誘拐なんてしょっちゅうだろ。
それに優だ。大丈夫だろ。とりあえず今の話を伝えるぞ」

ウィルが冷静に対処をする。
(なぜか仕事の時・戦闘の時はカッコ良い)
ナツは、『う・・・うんっ』と動揺しながら
本部へ・・・・・・。

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その頃、なんとか追いついたと思った蜜柑たちは、
レオたちに意識を・・・・・・・・・・・・・・。

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気がついたときは、目の前に棗。
驚いて後に行くと、肘がパーマの頭にあたりパーマ復活。
(嫌な復活の仕方だ)

手足は縄で縛られていた。どうやら倉庫のようだ。
起きようとした時、声がした。

「おい、ガキ共目覚ましたか?」

レオの声だった。
下っ端らしきヤツが様子を見に着たが、
お二人は寝たフリ。

優は――――――・・・・・。

(どーしよ・・・・、熱、出た・・・・)

優の体調は悪くなると、41度以上熱を出す。(=死にかけ)
めったに体調を崩す事は無いが、相当。

段々と優が赤くなっていった。
そして、意識も遠のいていき・・・・・。


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優が目を覚ましていた時、ナツメは既に起きていて、
蜜柑達は耳につけていた通信機でお話中。(優のとは別)
そして、縄も取れていた。

「ん」

優が小さくそう呟くと、蜜柑たちがこっちを向いた。
手を振る。でも、熱のせいか震えている。
小声で、蜜柑が言った。

「優、大丈夫?」

本当に本当に、心配そうな声だった。
優は、クスリと笑い答える。

「私は熱なんてしょっちゅうよ。コレくらいじゃ死なないし。
・・・っていうか、死ねない?」

そう小声で言うと、通信機が取られた。

「ふーん。コレ通信機だったんだ。」

レオはそう言うと、なにやらナルに話し掛けた。

『コンニチワ。ナル先輩』などと言っていた。
どうやら昔のセンパイ後輩のようだ。
話し終えると、結界を緩めさせ、
スミレにアリスを聞き出そうとしていた。

優がボソリと呟く。

「ジャッジ・・・メン・・・・ト・・・・・」
(ジャッジメント=相手を気絶させる魔導。
        力ねらいのヤツように作ったモノ)

しかし、効果は現れない。
優はそれを見て小さく溜息をついて考えた。

(やっぱり、モトの姿にしないと・・・・・)

カランッ!

棗が、レオに向かってねじを投げた。
棗は、もう肩で呼吸をしている。
相当きついのだろう。

(・・・決めた。嘘ぐらいバレてもなんでもないわよね)

そのとき、辺りではレオが棗を諦めさせようとしていた。
ふっ、と小さく笑みをうかべ、決心を強める。

(チャンスは・・・・今・・・・。)

「我の姿を映し出せ」

そう言うと、優の姿が14才の姿になった。
周りは呆然。因みに服はのびていますよ?
もう全然問題なデス!!

棗は本当の事を知っているからなんとも思わないが、
蜜柑とスミレ(気絶のフリ中)はビックリ。
優はまだ赤みの帯びた頬を見せつつも、人差し指を
レオに向け、言う。

「ジャッジメント・・・・・・」

バタッ・・・・

下っ端三分の一は倒れただろう。
乾いた音を立て、無傷で倒れている。
レオはアゼン。(蜜柑たちも)

しかし、熱のせいでカラダは動かない。

(とりあえず、棗・・・・・。)

そう思い、棗に手をかざした。
小さく青白い光が集まっていく。

バッ!

レオが、優の手をつかんで引っ張った。
優の青い瞳に、怒りの炎がともる。

「―――放せ。」

殺気のこもった声だ。
全てを凍てつかせるかのように低く、冷たい。
レオは無言のまま手を放した。
( 支配のアリス )
しかし、レオは正気になったのか優にアリスを使おうとする。
それを、蜜柑がとめた。

「おい、なんでコイツレオさんのアリスきいてて・・・・」
「もしかして・・・コイツ・・・・」

下っ端達が口々に声を上げる。

「お前、もしかして無効化か・・・・?」
「え・・・っ」

蜜柑がふと思い出す。

  『できる限り自分のアリスを敵に明かしちゃダメだ』

ナルが言っていた。蜜柑はあわてて訂正。

「あ?・・・何の事やら ウチ・・・・・」

明らかに焦った、うそを隠すような声。
優の見た感想。

(蜜柑って、嘘・・・苦・・・・・・手・・・・?)

ハイ、その通り。

グイッ

「わ」

レオが蜜柑の顔を引っ張ってよく見た。

(せ・・・クハ・・・・・ラ?)

優は場違いなことを苦しそうに思った。

「似てなくも無い・・・『あの女』に・・・・・・・・」

優の思いなんてなんとも考えずに
物語りは進んじゃいます。

レオは、後を見て、『〜〜を調べろ』やら変な事を言う。

げしっ

「おい、パーマ」

棗がスミレの背中を蹴って言う。
スミレは『パーマじゃないのよぉ〜』となにげに泣いている。

「アリス効かせろ。結界緩んでるから大丈夫だろ」

棗が言った。
横で苦しそうにしている優を見ながら。
スミレがアリスで近くに『火薬庫』らしき物があることを判明させた。

「優。起きろ」

棗が呟いた。
優が『うー?』といった。

「立てるか?」
「立たなく・・・・ても・・・・動け・・・・る」

途切れ途切れいって、笑って見せた。
棗が軽く優を叩いた。

「お前等はココから逃げろ、後は俺が何とかする。」

棗が言った。
蜜柑はしょうがないといわんばかりにうつむいた。
優の周りの空気が段々と冷たくなっていく。

「あ、コレ良いかも。」

等とのん気な事を言っている。
棗が『お前もいけ』などと言って、優は口を尖らせた。

「ヤダね。父さんから棗たちの事よろしくーって
 言われてんだから」

んべっ、と舌を出してそう答える。
棗が『ダメだ』と言っている。

「棗。よ〜く思い出しなさい。
私は守雷 優。人間じゃないのよ。解る?」

冷たい空気で楽になったのか、優は言う。
さっきとは違う、落ち着いた声だった。
迷いも、無邪気さも、幼さも全てが除かれていた。
棗は静静ながらも『わかった』というと、蜜柑達のほうを向いて
隙を待っていた。二人を逃がすのだ。
















「いまだ!!!」



















棗が怒鳴る。
それと同時に蜜柑たちが走る。
蜜柑がこっちを振り向いた時、棗が『いけ!!』と怒鳴った。

「動くな。動いたら全員焼け死によ?」

優は冷たい声を出す。棗が、火を出した。






















赤く燃えるは、守りの灯。





















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「とりあえず、学園に戻って先生たちに伝えなきゃ!」

スミレは蜜柑に言うでもなく、呟いた。

蜜柑が、止まる。
スミレが『ちょっと、佐倉さん!?』と驚いている。
蜜柑は、逆方向を向き、走って行った。

「ウチ、棗んとこいってくるッッ!!」

蜜柑はスミレのせいしも聞かず、ただただ走っていた。

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蜜柑がたどり着くと、優と棗が扉のほうにいた。
蜜柑が棗に飛びつく(言葉を変えれば抱きつく(←KY))

「やめろっ!」

蜜柑はそう叫んだ。棗が倒れた。優もだ。
そのとき、レオが『力を抜けっ!』と叫ぶ。
棗の力場抜けて、蜜柑に反論を呟いた。

「てめぇ・・・なんで戻ってきた・・・・」
「だ・・・だって!心配やったんやもん・・・・」

うぅ、と気まずそうに呟く蜜柑。
レオが二人を見てガキがなにイチャついてんだか、と
呟く。そして、下っ端に縛れと言った。

しかし、『喜幸こうふくのカミさま』がついています!
下っ端どもは『耳栓し忘れ』。(レオのアリスを喰らった)



そのとき、蜜柑がレオに砂をかけ、
優と棗を外に引っ張っていった。

「ッ!!」




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「蜜柑、何で来たのよ?」

倉庫らしき場所で、優が蜜柑に言った。
蜜柑は、『うぅ・・・だって・・・』とつぐんでいる。

「来ちゃったなら来ちゃったで仕方がないわね。
 コレで、あいつら・・・・・・・・・・・がこなければいいけど・・・」

優が、真剣な表情でそう呟いた。











来ないでよ?




―――狩人さんたち。





後がどうなるか、わかっているのならば・・・。



優「だるーい」
しょうがないなー。40度だもんね。ハイ、冷えピタ。
優「喜幸の読みからはキコウだよー」
あり触れた名前ですね。
優「つきなが考えたんれしょー」
・・・・れ?

優の都合(熱)によりこれにて・・・・。











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