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柚希ちゃんは男の娘

 一目惚れだった。

 艶々とした長い黒髪、透き通るような白い肌、少し短めの制服のスカートから伸びる足はすらっとしている。
 後姿を見ただけで、私の目は彼女に釘付けになった。

 そして……何気なく振り返った彼女と目が合ったように思えた瞬間、私は恋に落ちた。

 実際には彼女は私のすぐ後ろにあった今月のおすすめの本が気になって振り返っただけだったのだけれど。
 たまたま行った近所の図書館で見かけたその子があまりにも可愛くて。

 それからまた彼女に会えないかと毎日その図書館に通い始めたのが二ヶ月前。

 その子は、平日の夕方辺りにその図書館へやってきては、勉強をしたり本を読んだりしていた。

 そんな彼女を見つめる日々がしばらく続いて、思い切って図書館から帰る途中の彼女に話しかけてメールアドレスを書いた紙を渡したのが先月。

 それから、メールのやり取りをしたり、放課後一緒に遊んだりするようになった。
 学校は違うけれど、同学年の女同士ということもあってかすぐ打ち解けられた。

 ますますその子の事が好きになって、我慢できずにとうとう夕方の誰もいない公園に呼び出して付き合って欲しいと告白したのがついさっき。

 そして私は今、ついさっき自分が告白した美少女の予想外の発言に固まっている。

「今まで黙ってたけど僕、実は男なんだ……」
「えっ……」

 長い睫毛に覆われた黒目がちの瞳が申し訳なさそうに私を見る。

「う、嘘だぁ~」
 仮に嘘だとして、どうしてこんな場面でそんな嘘をつくのかもわからないけれど、目の前にいるのはどう見ても美少女だ。
 そう簡単に信じられるわけも無い。

 そんな私を尻目に、目の前の美少女こと梶原柚希かじわらゆづきは鞄から高校の学生証を取り出す。
 髪は短いものの目の前の彼女と同じ顔の写真と、性別の欄に男と書かれた文字が目に入った。

 男……、私がこの数ヶ月恋していた柚希ちゃんは男……!
 学生証を手に愕然とする私に、彼は言った。

「あの、さっきの返事なんだけど、僕も前から天音のこと気になってて……だから、もし、僕が男でもいいなら、僕とお付き合いしてくれませんか……?」

 よくねえよ!

 僕っ娘かと思ったら男かよ!

 と心の中で叫びながら彼の方を見れば、目の前には耳まで顔を赤くした美少女が節目がちにもじもじしていた。

「いい! これからよろしくお願いします!」
 次の瞬間には彼の手を握ってそう口走っていた。

 おかしい、男なのにあんなに可愛いのはおかしい。



 こうして私、篠田天音しのだあまねにはその辺の女の子よりも可愛い彼氏ができた。
 フワフワとした状態のまま帰宅し、夕食をとり、入浴を済まし、私がやっと我に帰ったのは後はもう寝るだけという状態になってからだった。

 小学校高学年になったあたりから膨らみ始めた私の胸は、中学に上がる頃には明らかにクラスの誰よりも大きくなっていた。
 そのせいで小学校中学校と男子に胸のことでからかわれ続けた私は、同年代の男子を前にしただけで体が竦んでしまうようになってしまった。
 原因を作った彼らには、謝って欲しいとか、仕返しをしたいだとかというよりも、もう二度と関わりを持ちたくないという気持ちが強い。

 高校は女子校に進学し、完全にトラウマと化していた同年代の男子との接触もほとんど無くなり快適な生活を送っている。
 すっかり男嫌いになってしまったけれど、年頃の女の子らしく色恋事に興味津々な私の恋愛対象が可愛い女の子になってしまった事を誰が責められようか。

 二ヶ月前、私は他校生ではあったが、直球真ん中どストライクの美少女と出会い、勇気を振り絞って声をかけ、親睦を深め、遂に告白した。

 そして彼女が彼だったという事実が明らかになった。

 正直、男というだけで私としては完全にアウトだったので断ろうとしたのだけど、目の前の美少女が仕草から何から愛らしすぎて、うっかり付き合うことになってしまった。

 できることなら数時間前の自分を冷静になれと全力で説得したい。
 だってどんなに可愛くったって男の子なんて絶対無理だ。

 やっと我に返った私はそう考えると同時に全身から嫌な汗が噴出した。

 大体なんで柚希は女の子の格好なんてしていたんだろう。

 そりゃ確かに可愛いけど。

 似合っているけれど。

 おかげですっかり騙されてしまったけれど。


 もし、柚希が心も女の子だというのならばまだ……いやでもそうと決まったわけでもないし、それに付き合うとなるとやっぱりそのうち……なんてことをグルグルと考えていると携帯の着信音にハッとした。

 柚希から明後日の土曜日、前に私が見たいと言っていた映画を見に行かないかという内容のメールが届いていた。

 暗い所で男の子と隣り合って座るとかそれだけで無理。
 とも思ったが、いつものように女の子の格好で来るのならまだ大丈夫かもしれない。

 今までは平日の夕方にしか会えていなかったので明後日は私服だろうか。
 そう考えて今までの柚希の服装を思い出す。

 これまで女の子だと思っていたから、柚希が女子高生の格好をしていても何もおかしいとは思っていなかったけれど、男だというなら話は別だ。

 制服風のスカートやリボン等小物はその辺で買えるけれど、いつもあの時間帯に図書館にいたという事は学校が終わった後、一度着替えてから図書館に来ていた事になる。

 彼は何のためにわざわざそんな事をしているのか、訳がわからない。

 柚希の私服……。

 気が付くと私は土曜日のデートを了承する内容のメールを返信していた。



 デート当日、待ち合わせの五分前についたにも関わらず既に待っていた柚希は、ナンパされていた。

 私と目が合うとニッコリと笑って男の人達に何か言うと柚希はそのままその場を離れた。
 直後、柚希から着信があり、最初の待ち合わせとは少し離れた場所で私たちは落ち合った。

 私は反応に困っていた。

 柚希の女装した私服を私は見たかった。というかそれが今日のデートに来た最大の目的だったりする訳で、普通に男の格好をしてきていたらそのまま帰宅する位の勢いだったのだけれど……。

 柚希の格好は膝丈のズボンにダボッとしたシルエットの大き目のパーカーというあまり女の子らしい格好ではなかった。

 だけど、膝下から見えるツルツルの美脚とウィッグもつけず、多分すっぴんなのだろうけど、それでもパッチリした大きな目やほっそりとした顔立ちはそれだけで女の子に見える。

 男にしてはやや長めの髪をハーフアップにしているのも余計にそれに拍車をかけていた。

 要するに、ボーイッシュな服を着た美少女に見える。

 ……期待していたのとは違うけれど、これはこれでアリだ。

「ごめんね、なんか絡まれちゃって」
 申し訳なさそうに言う柚希に、さっきみたいに男の人に声をかけられることに慣れているのだろうかと考える。

 私だったら、あんなに上手くあしらえない。
 というか、父や学校のおじいちゃん先生以外の男の人とまともに話せる自信が無い。

 柚希は……

 そう思って柚希を見た瞬間に目が合って、急に心臓が飛び跳ねた。
 反射的に目を逸らすけれど、嫌な汗が出て足が竦む。

 心臓がバクバクいってるけど、これはアレだ。
 多分、柚希のボーイッシュな私服が思いの外、可愛かったからだ。
 そうに違いない。

 そういうことにしないと今日一日乗り切れない気がする。

 大丈夫、柚希は女の子、私の中では女の子だ。

 心の中で自分にそう言い聞かせて落ち着こうとしていると急に右腕を掴まれて思わず変な声が出そうになった。

 振り返れば柚希が私の腕を掴んでいて、
「信号赤だよ」
 と注意された。

 すぐ目の前をバスが横切る。
 ありがとうとお礼を言えば、危ないよ、と言って腕から手を離す柚希に、変な気恥ずかしさがこみ上げてきて、結局私達はそれから特に視線も合わせず大した会話も無いままに映画館に着いてしまった。



 突然だが、私はホラーが好きだ。

 日本的な湿度の高いじっとり忍び寄るようなものから海外の直接的に追い詰めるもの、オカルトからスプラッタまで何でもござれだ。

 そして、そんな私の話も興味深そうに聞いてくれて、お勧めのホラー小説や映画の話をすると、後日その感想を聞かせてくれたりしていた柚希も当然のようにホラーが好きなのだと思っていた。
 思っていたのだけれど……。

「ひぁっ!」
 時々怨霊がちらりと映ったり脅かすようなシーンが入る度に体を跳ね上がらせたり小さな悲鳴を上げている柚希をちらりと見る。

 今も、ちょっと涙目になりつつ両手で自分の口元を押さえていた。

 あざとい。

 だが可愛いので何も問題は無い。

 だけど反応がどうも本当に怖がっているようだったので、
「大丈夫? 外出る?」
 と聞くと、首を横に振って
「大丈夫……平気……」
 なんて全然大丈夫じゃない顔で言われた。

 でも確かに口元は押さえているものの、別に耳を塞いだり目をつぶったりしていない辺り、人一倍怖がりだけど怖いものが好きというタイプなのかもしれない。

 ただあんまり怖そうだったのと怯える姿が可愛かったのもあって、柚希が男であることも忘れて
「手、つないであげようか?」
 なんて口走ってしまった。

「うん、お願い……」

 そう言いながら私の手を握ってきた柚希の手は思ったよりも大きくて骨ばっていて、やっぱりこんな顔してても柚希は男の子なんだなと思わされた。

 そして、それと同時に全身から映画由来でない嫌な汗がじっとりと噴出する。

 当然の如く、繋いだ手はすぐに手汗でぐしょぐしょになってしまった。
 けれど、柚希はがっしり私の手を握っているし、私から言い出した手前、繋いですぐ手を引っ込めたいとも言えない。

「ごめんね、僕すごい手汗かいちゃって。でも映画終わるまではお願い……」
 居心地悪そうな私の気配を察してか、薄暗い中で柚希が申し訳なさそうに私の耳元で囁いた。

 こんな至近距離で見ても、可愛い女の子に見えるってどういうことなの……と、右手の若干骨ばった感触と目の前にいる潤んだ瞳の美少女の対比に当てられたせいで、結局私はその後、映画が終わるまでずっと落ち着かなかった。

 映画の内容? なんかホラー映画にありがちな結末だった気がする。

 ちゃんと憶えていないのは柚希が映画に集中させてくれなかったからだ。
 手を握るだけで相手の記憶を混濁させるなんて、ある意味柚希の方がホラー映画よりも恐ろしいのではないかと思う。

 映画を見終わった私達は近くの喫茶店で一息ついていた。
「映画、すっごく怖かったね!」
 興奮気味に柚希が語る。

 途中までは面白かった気がするけど柚希と手をつなぎだしてからはそっちが気になって映画どころではなかったのであんまり私は覚えていないけれど、適当に話を合わせておく。
「それにしても、柚希って結構怖がりだったんだね。もっとそういうの平気かと思ってた」

「うん、ホントの事言うとちょっと苦手……」
 恥ずかしそうに柚希は笑った。

「でも、それならなんで自分からあの映画見ようなんて言いだしたの? 上映中も怖がりつつもちゃんと見てたみたいだし」
「だって、ちゃんと見ないと天音と見終わった後、映画の話とかできないし……天音の好きなものとか知りたいし……」
 顔を赤らめて目を逸らしながら柚希が言う。

「……もしかして、柚希今まで私の趣味に無理して合わせてた?」
 もしかしなくてもそうなんだろうと映画館での柚希の怖がりぶりを思い出す。

「無理とかじゃないよ! 僕が勝手にそうしたかっただけだし、怖いのも……ちょっとは平気になってきたんだよ!」

 絶対嘘だ。

 柚希は慌てて否定していたけど、直感的に思った。
 口には出さなかったけど。

 ということは、私が告白する前から結構無理してたんじゃないだろうか。
「僕も前から天音のこと気になってて……」
 一昨日の柚希の言葉を思い出す。

「ねえ、柚希は私のどこがいいと思ったの?」
「えっ」

 柚希が言葉に詰まったように固まった。
 私は一目惚れだったので、言ってしまえば柚希の見た目が好みだったというのが理由だ。

 今だっていじらしい一面を見てちょっと胸がときめいたりしたけど、それだってこの可愛らしい見た目があってこそだ。
 普通の同年代の男だったらデートにだって来なかった。

 つまり何が言いたいかというと、見た目というのはかなり大事だと思う。
 そしてそれを踏まえたうえで私は自分の視線を下に向ける。

 目線の先には無駄にたわわな肉がある。
 もしかしたら柚希はこれが良かったんだろうか。
 そんな私の思索は柚希の言葉によって遮られた。

「天音はさ、僕に一目惚れしたって言ってたよね」
 私がその言葉に頷けば、柚希はにこりと笑った。

「そういう所が好き」

 どういう意味か解らなかったけれど、聞き返そうとした時にちょうど頼んでいたケーキが来て、結局私はそれを尋ねるタイミングを逃してしまった。

 喫茶店を出た後は二人でぶらぶらと当ても無く色々な店を見て回り、少し疲れてきたところで私達はクレープを片手に公園のベンチで一休みをしていた。

 一緒に行動していると、やっぱり柚希は女の子にしか思えなくて、私はさっきまでの緊張が嘘のように楽しい時間を過ごした。

「天音ってさ、女の子が好きなの?」
「うん、好き。男の子とかホント無理」

 それは唐突な問いかけだったけれど、返事は考えるよりも先にするりと私の口から出てきた。
 女の格好をした柚希に、女の子と勘違いして一目惚れしたと告白してきた時点で、柚希もなんとなく察していたようで、ああやっぱり、という薄い反応しか返ってこなかった。

「じゃあ、僕も無理?」
 捨てられた子犬のような目で小首を傾げられ、私は言葉に詰まった。

「無理……ではないかも……」
 結局目をそらしながらそう答えてしまったのは、柚希の見た目があまりに可愛くてただの美少女にしか見えないからであって、決してちょっと絆されてきてるからとかでは断じてない。

 そうでないと私の中の何か大事な信念のようなものがぐらついてしまうような気がした。

「そっか、良かった~」
 嬉しそうに柚希が言う。 
 と同時に手を握られて、思わず私は変な声を上げてしまった。

 映画館のことが思い出されて心臓が恐ろしく脈を打っているのがわかる。
 胸が苦しいような締め付けられるような……違う、これは多分つり橋効果みたいなもので違うドキドキを恋のドキドキと勘違いしてるだけだ!

 いや、でも柚希は可愛かったな……。

「ごめん、嫌だった?」
 私が声を上げると柚希はすぐ手を離して申し訳なさそうな顔で謝ってきた。

 嫌だったわけじゃない。ただ急に手を握られてびっくりしただけ。
 そう言おうとして、あれ、なんで嫌じゃないんだと思って私は返事に困った。

「僕、天音が嫌がるような事はしないからさ、だから、ちょっとずつ慣れてくれたら嬉しいな」
 優しくそう言われて妙に胸の辺りがふわふわしてしまう。
 なんだこれ。

「別に、手ぐらいだったら大丈夫……」
 そう言いながら差し出した右手に指を絡める柚希の手はやっぱり男の子の手だった。

「……今日はどうしていつもみたいな格好じゃないの」
 なんだか気恥ずかしくて、文句を言うように今日会った時からの疑問を投げかけてみた。

「ホントは僕もいつも天音に会う時みたいな格好したかったんだけどさ、今日はずっと家に両親がいて無理だったんだ」

「いつもはいないの?」

「ウチ共働きでさ、姉ちゃんが一人いるけど大学進学と同時に家を出ちゃって平日は夜まで一人なんだよ」

「家族には女装とか秘密なんだね」

「流石にね~、良い顔はされないと思うよ」

 困ったように言う柚希に、ふと私は今までずっと忘れていた、どうして柚希は女装なんてしているのだろうという疑問を思い出した。

 なんで、柚希はわざわざ学校が終わった後、家で女の格好に着替えて図書館に通ったりしていたのだろう。

 柚希が図書館に現れるのは、私が話しかけるまでは週に一、二回程度だった。
 することも本を読んだり勉強をしたりとまちまちだった。

「そういえば、どうして柚希は女装して図書館に通ってたの?」

「行く場所はどこでも良かったんだ。ただ知り合いがいなさそうな場所であの格好を誰かに見せたかったというか……」

 恥ずかしそうに柚希が目を逸らすので、なんとなく繋いでいた手に力を込めてみた。
 ギュッと手を握り返されて恥ずかしくなり、今度は私が頭ごと柚希から目を逸らした。

「僕さ、自分のこの見た目、結構気に入ってるんだ」
 しばらく沈黙が続いた後、柚希がポツリと言った。

 まあそれだけ可愛い顔していればそうだろうさ。
 とも思いつつ、同時に柚希はちょっとナルシストの気があるのだろうかとも思った。
 思ったけれど口には出さず、私は柚希の次の言葉を待った。

「可愛い格好して褒められたいとか思っても、男でそれはおかしいってわかってるし、放課後こっそり女装して出かけるのだって、誰かに可愛いって思ってもらいたかったというか、思われてると思いたかったというか……だから天音に可愛いって言ってもらえて、なんだか認められた気がして嬉しかった。……ごめん、やっぱこんなの気持ち悪いよね」

 まるで悪いことをした子供が謝るような調子で柚希が言う。

 一般的に男に可愛いは確かに褒め言葉じゃないけれど、柚希みたいな子は普通に女の子からも可愛いとか言われそうなものだけど。

「でも柚希、今日待ち合わせの時、男の人にナンパされてなかったっけ?」
 実際アレだけ可愛かったら今までもナンパぐらいされててもおかしくない。
 というか、あのこなれたあしらい方は絶対初めてじゃない。

「ナンパされるのも悪い気はしないけど、僕は男に興味ないし。同じように声かけられるなら、自分が可愛いって思った女の子から褒められた方が何百倍も嬉しいに決まってるよ」
 私の疑問にしれっと柚希は答えた。

「言うなれば、プロの画家に自分の絵を褒められたようなものだよ!」
 ドギマギする私を他所に、柚希は無邪気によく解らない例え話をする。

「僕が可愛いって思った僕の格好を好きって言ってくれた天音が好き」
 顔は見ていないけれど、すぐ隣でクスクスと笑いながら柚希が言っているのがわかった。

 まあ、私も柚希の清楚な女子高生風の格好は可愛いと思う。
 というより、好きだ。
 男とわかってるのに結局付き合おうとしている時点でもうお察しだ。

 小中学校の頃、人を見た目でからかう男子なんて大嫌いとか思ってたけどもう人の事言えない。
 それに、今日わかったことだけど、見た目抜きにしても柚希は優しいし、可愛いと思う。
 まあこの見た目が無ければこうなっていなかったとは思うけれど。

「柚希、今度の休み私の家にこない? それでいっぱいおしゃれしてさ、一緒に出かけようよ」
「え、いいの?」
「私、清楚で黒髪ロングな柚希ちゃんの私服が見たいな~、フリフリな超可愛いやつ」
「じゃあ、これから一緒に買いに行く?」
「うん。行く」

 私の彼氏は可愛い。
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