とりあえず、ストック分は終わりです。 ここからは、書かなければならないのでLVと交互に進んでいくつもりです。
EP:02 仲間
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どうも。ヨシュアです。
いきなり3000超えとびっくりでした!
いいスタートです♪
さて、早速と言いますか、概要の提示を頼まれましたので表示します。
では、どうぞ〜。
アレン・テスタクル
年齢:外見16歳
身長:181センチ
体重:67キロ
武器:滅牙
防具:フラグメント・オブ・ダーク
概要
前大戦の勇者。
最終血戦において破れ死亡する。
温情などの無駄な感情を潰すため、記憶を封印する仮面をつけられ、必要最低限の知識のみ与え放置された。
その後、事件の調査に来たティアナに出会う。
疑問はすぐに問うが、普段は喋る方ではない。
また、感情の表現方法がわからず、仮面も相まって、無口、無愛想、無表情の三拍子が揃ってしまった悲劇の人間。
人間離れした頑丈さと身体能力を持つ。
尚、年齢は、勇者となった時点で停止。
決着がつくまでは、老いることはない。
まぁ、とりあえず、今言えるのはこれくらいですかね。あれ?あんまり意味がないような…
最後にぶっちゃけます…
様々な作品の主人公をミキサーにかけ、僕の知識を七割程ぶちこんだ主人公、それがアレンです!
こんなんで最後まで繋げられるのか?
僕にもわかりません!
では、本編スタートです!
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ピリピリと張りつめた空気が竜とアレン達と間に流れる…
「ガアアアアアア!!」
「………」
「「速い!」」
先に動いたのは竜。
四つん這いになると、巨体にも関わらず、あっという間に距離を詰め、長いリーチを生かし、巨爪を振り下ろす!
その一撃は、容易く地を砕き、地割れを起こす。
しかし、そこにアレン達はいなかった…
「…大丈夫か?」
「え、ええ。」
「凄〜い!」
赤き竜は遥か下…
ティアナとスバルの腕を引っ張り跳び上がっていた…
その高さ30メートルに達する。
竜が立ち上がった高さと同じだった…
が、竜は、アレンの動きを捉え、攻撃体勢。
狙い撃ちもいいところ。
「私が道を開く…」
「わかった。」
「すぐに行くからね!」
「ああ…」
ティアナとスバルを放り上げ、単身降下していく。
「スバル!」
「わかってる!マッハキャリバー!」
『Wing Road!』
マッハキャリバーから竜へと伸びる二本の光の道…
左をスバルが、右をティアナが駆けていく!
「………」
「ガアアアアアア!!」
狙いをつける竜に、アレンは身を翻す。
影のようなマフラーから、牙弾が生まれ殺到する!
幾ら竜の体は丈夫でも、たった一つだけ弱い所がある…目だ。
「ギャアアオァ!!」
苦悩の咆哮があがる。
辛うじて片目は閉じるが、片方は潰され、視力を無くす…
だが、竜は思う。
それが何だと…
黒装束は空中、いかに身体能力が高くても空中では動けない。
潰されながらも、降ってくるアレンを狙い、巨爪を凪いだ!
しかし、またしてもいない…
「惜しかったな…」
アレンはマフラーから黒鎖を編み出し、左右のビルに打ち付け空中に停止していた…
竜は気付く、己の前にも黒鎖があることに…
それを引き戻す勢いで急速落下…
大剣を振りかぶる!
たかが人間の一撃…
普通なら届く筈の無い袈裟の一撃は、竜の肩の肉を切り裂き、血雨を降らせる…
黒装束は既に目の前から消える…
「ギャアアオァァァ!」
再びあがる苦悩の咆哮…
さらに、竜の耳に響くギアの音…
「はぁああ!!」
続いて響く女性の声…
竜は、本能の感じるままに巨爪を音の方へと振るう!
「うりゃああああ!!」
激突する人間の拳と竜の巨爪…
さすがに敵わず、拮抗は崩れ、スバルは押されていく…
「ガアアアアアア!!」
「く…」
一人仕留めた…
そう思った瞬間、背後から声が聞こえる…
「クロスファイヤー!」
「ガアアアアアア!」
「っ!」
竜は即座に反応!
横殴りに向かう尾の一撃。
最早、回避は不可能…
ビルを砕きながら進む一撃は死を引き連れてティアナへと向かう…
「やらせない…」
「アレン!?」
その先端に走り込む黒装束がいた…
大剣を構え、尾と同じく横殴りに叩きつける!
尾は確かに止まった…
しかし、アレンもビルを貫通しながら吹き飛んだ…
人間の骨など容易く粉砕する一撃…
アレンはそれをまともに受けてしまった…
「「よくもぉおお!!!」」
「ブレイズモード!!!」
「IS発動!振動破砕!!!」
悲しみを怒りの力へと変え、ティアナはスフィアの増加、同時に3rdモードも起動する!
スバルは戦闘機人モードを発動…
ナックルスピナーが唸りをあげる!
「ファントムブレイザー!!!」
「振動拳!!!」
「ギャアアオァァァ!?」
ティアナの砲撃とスフィアは、左足を消し飛ばし、スバルの拳撃は、右腕ごと粉砕し、さらに巨体を大きく吹き飛ばす!
一度に四肢の半分を失った竜はバランスを崩し横たわる…
「「アレン!!」」
二人は走る!
吹き飛んだ仲間のもとへと!
ビルの瓦礫の量が衝撃を物語る…
「ちょっと!返事しなさいよ!!
聞いてんの!?
返事しなさいってば!!」「アレン!知り合ったばっかりなのにいなくならないで!!」
必死に瓦礫の山を退けるが一向に見つからない…
「ガアアアアアア!!!」
「再生…なんて…」
「早すぎるよ…」
咆哮が響く…
四肢を再生した竜がそこにいた…
凄まじい速度で二人に迫る!
「やらせないと…言った…」
爆発にも似たような音が響き瓦礫が吹き飛ぶ!
二人の前に立つ黒装束…
「「アレン!!」」
「少し下がって欲しい。
私が止める…」
脅威が迫る中、落ち着いた声でアレンが呟く。
信じて下がる…
もちろん、追撃の準備をして。
大剣をゆっくりと肩の高さまで持ち上げ、気を満たしていく…
「ギャアアアアア!!」
「ふ…!」
左から放たれる斬撃と右から振り下ろされる巨爪!
爪と刃がぶつかり、衝撃波が瓦礫を砕く!
刃が肉を切り裂くが、関係なしに竜は力を込め、押していく!
「ぐぅ…」
「ガアアアアアア!!」
仮面に表情が写るのなら、間違いなく私は苦悩の表情を浮かべているだろう…
踏ん張る足の感覚も消えてくる…
脳裏に浮かぶのは、自分に話しかけてくれたティアナとスバル…
(私は…守りたい…仲間を!!)
「ぐぅ!」
ピシリと激痛が頭を貫く…
しかし、この感覚は…
激痛に耐える…そして浮かぶ映像…
綺麗な月夜に、男性が女性に土下座していた…
『頼む!俺に魔術を教えてくれ!!』
『だから、ダメだって言ってるでしょ!!
私は、まだ魔術士なの。
だから、弟子はとれないんだよ。』
『もう魔術師みたいなもんだろ?頼むよ〜。』
『う〜ん…じゃあ、理由を教えて?
何で魔術を使いたいの?
剣術だけでも十分強いよ?』
『いや、それはアレだよ。
男のロマンだ!』
途端に女性の表情が消えていった…
『却下…』
『冗談だって!!正直に言うと…
憧れなんだよ…』
『憧れ?』
『お前の魔術使う時ってさ、無茶苦茶カッコいいんだ。
きっと、俺が剣を振るう何十倍もカッコいい!
俺はな、お前に憧れてんだよ…少しでもいいから、近づきたいんだ…だから…』
『何それ…バカらしい。』
『だよな…悪かったよ。』
『もう、しょうがないなぁ…
魔術って言うのはね、使う魔術によって発動までに決まったプロセスがあるのね、それを演算処理して出来た答えに一定魔力を注ぎ込む。
すると、一時的に精霊との契約が完了して、魔術が発動するの。』
『…教えて、くれるのか?』
『一つだけね?
○レンは、剣士だから、相性が良いのは、力場転換系の魔術だから…』
『やったあ!!ありがとな!!』
『うるさいなぁ!教えてあげないよ?』
『ごめんごめん!それで?それで!?』
『発動の術式はこれで…』
『うんうん!!』
映像が消えていく…
そして、目の前に再び映る赤竜…
自然と脳裏に浮かぶ魔術の術式…
迷うことなく行使する!
「我、汝に願う…
我が乞うは阻む者無き古に存在せし力…
我の力を代償に命に答えよ…」
代価となる魔力を注ぎ込む…
それと同時にアレンに集まる光の粒子…
あの女性が誰なのかはわからないが、今は感謝する…
「力場転換!倍加!!!」
踏み込む…地が砕け、足首までがめり込み、固定される。
そのまま、
全ての力を腕に注ぎ剣を押し込む!
一瞬の静寂…
「ギャアアオァアアアア!!!!」
遅れて大量の血雨と大音量の咆哮…
アレンの剣は、腕を斬り飛ばすに止まらず、勢いのまま突っ込んできた赤竜の巨体を斬り裂き、尾まで進んだ所で斬り上げ寸断した…
結果、赤竜は、右腕、左足、尾を失い、さらに腹部に致命傷を負うこととなった…
「凄い…これが魔術…」
「ティア驚くのは後!」
相棒に一喝され、目が覚める。
まだ戦いは終わっていない!
即座にスフィアをスバルの周囲に展開…
スフィアはスバルの右拳に吸収されていく…
ギアが唸りスバルが駆け出す!
「ギア!エクセリオン!」
『Drive ignition!』
フルドライブを起動し、動けない赤竜の頭に向かって最速のスピードで突っ込んでいく…
「一撃!!」
「必倒!!」
左手には青、右手には橙の2つのスフィア…
戦闘機人モードへと変更…
瞳が金色へと変わる!
「うぉおおおお!!!」
「ギャアアアアア!!」
左手を赤竜の頭に叩き込む!
スフィアが、赤竜の頭に打ち込まれ固定…
振動破砕によって内部を破壊される激痛…
悲痛なる咆哮を上げながら数メートル後ずさる…
そんな赤竜に容赦なく右手を振り被る!
カートリッジフルリロード…
スフィアが輝きを増していく…
「「ブレイズ!バスター!!!」」
青と橙、2つのスフィアが触れた瞬間、圧縮された魔力が放出!
放たれた砲撃は赤竜の体を消し飛ばそうとする。
これに耐えても恐らく自分は死ぬだろう…
しかし、竜種としての誇りがある…
人間一人殺せないようで何が竜種か…
何が魔獣か!
「「なっ!」」
竜は砲撃の中で強引に口を開け、吐き出す!
紅蓮の業火を!!
瞬く間に砲撃を押し返し二人に迫る!
飲み込む瞬間、二人の体が消え去った…
「危なかったな…」
「た、助かったわ。」
「アレンカッコいい〜♪」
二人の体はアレンが編み出した黒鎖に絡められ再び宙を舞っていた。
「カッコいい?…意味がわからないが…」
「こんな時に尋ねてる場合じゃない!!」
「後で教えてくれるか?」
「知らない!!」
「?よくわからないな…」
「アレン!下!下!!」
こんな会話をしている間に、赤竜がアレン達に狙いをつけ、業火を放とうとしていた…
「アレ…避けられる?」
「あの大きさでは無理だな…」
「む、無理!?
なのに何でそんなに冷静なのよ!!」
命の危機だというのにアレンはひたすら冷静…
こっちが焦ってるのがバカらしくなるわね…
アレンは、マフラーから半球状の黒い大楯を編み出した…
「これで防げなければ諦めろ…」
「不吉なことを言うな!!」
「うっ!!」ガツン…と固い音が鳴った…
「ティア…クロスミラージュが可哀想だよ…」
「ごめん。クロスミラージュ…」
『Don't worry…』
「来るぞ…」
「ガアアアアアア!!!」
遂に放たれる業火…
超高熱が楯を焦がし、さらに溶かしていく…
竜はさらに自分の炎の勢いを上げ、大楯ごと三人を飲み込んだ…
「ガアアアアアア!!!」
勝利の咆哮をあげる。
しかし、突如それは終わった…
何の痛みも感じず、竜の命の息吹きは閉じられた…
大地に首が落ちる…
「済まないな…」
滲み出るように竜の首の隣には、剣を振り抜いた形のアレンが出現する…
「はぁ…はぁ…」
「ティア、お疲れ様。」
「大丈夫か?」
「これが大丈夫に見えるんなら病院行きなさい…」
「病院…済まないがわからない…」
「ああ〜もう!!」
「そんなに疲れるものなのか?」
ヘロヘロで答えられないティアナに変わり、スバルが答える。
「オプティックハイドって言ってね?
対象から見えなくすることが出来るんだけど、魔力消費が激しいんだ。
三人分も使うと…ね?」
アレンが竜の隣からいきなり出現した理由は、これだった。
「そうか…無理をさせたな…」
「アレン程じゃないけどね。」
私が無理を?
覚えがないな…
思考を巡らせてみるが、わからない…
「わ、わからないの?」
「ああ…」
「尻尾で吹き飛ばされたでしょうが…」
「あれは…無理なのか?」
「「………」」
ん?何故だ?何故二人とも首を振っている?
理解不能だ。
『ふん!その程度の実力の奴等を何故守る…』
突如、空に響く声…
どこからか、戦いを見ていたのか…
「その程度ってねえ!
傍観者気取りでいるアンタに言われたくないわ!」
「そうだそうだ!!」
『私が参加したら終わってしまうから傍観者でいたわけだが?
今から参加してやろうか?』
「魔王が…」
「やめておいた方がいい…
今の私達では、恐らく勝てない。」
「アレン…」
「私は…二人を失いたくはない。」
仮面の奥に悲しみが見えた気がした…
もしかして、何か思い出した?
『まぁ、いい…
束の間の幸福を楽しんでおけ。』
案外、魔王って話がわかる奴なのね…
もっと問答無用を想像してた。
暗雲が晴れていく…
遅れて到着した増援に竜の調査を依頼し、解散する。
「ふぅ…執務官の仕事、わかった?」
「…話している内容が全く理解出来なかった。」
「まぁ、専門用語ばっかりだからね。
管理外世界から来たアレンにはわかんないか。」
「済まない…」
「ん?いきなり何謝ってるのよ?」
私何かしたっけ?
「私は…何も役に立っていない…」
「あぁ、そういうこと。
十分役に立ってるわよ。」
「………」
ん〜…多分、落ち込んでる…かな?
仮面があるせいでよくわかんないわね…
「アレンがいるだけで随分話がスムーズに進んだからね。」
「私がいたから?」
「そ。同じ執務官って言っても、私みたいな若手は、発言力が低いんだけどね。
アレンは後ろに立ってるだけで、威圧感があるから意見の無視はしにくいみたい。
事実、私の意見も採用されたしね。」
「そうなのか?」
「そうなのよ。
だから、私も助かってる。」
「そうか…私でも役に立つのだな。」
「嬉しい?」
「ああ…そうだな…嬉しい…な。」
「ふふ。良かったわね。」
これだけ素直だと、ちょっと、可愛いかも…
「ティア。楽しそうだね。」
「うわっ!な、何よ!!」
「アレン、可愛いよね。」
「どこがよ!」
「アレンって小さい子供みたい。」
「まぁ…それはあるかもね…」
教えたら何でも信じそうではある…
「間違った育て方しちゃダメだよ?」
「何で私がアイツの母親なのよ!!」
「じゃ、私は、帰るから頑張ってね。」
「何をよ!!」
たく…相変わらず元気の塊ね…
「アレン、私達も帰るわよ。」
「わかった。」
朝と同じようにバイクに乗り、マンションへと向かう。
最初は、ただ無愛想な男だと思った。
助けるんじゃなかったと思った。
でも、1日を過ごしてみてそんなに悪くないと思ってる自分がいる。
アレンとの生活、問題ばっかりだけど、頑張ろう。
「今、何か気の感じが変わったが…
何かあったか?」
「ん〜ちょっとすっきりしたのかもね。」
「すっきり?」
「整理がついたってこと。」
「よくわからないが、良かった…のか?」
「まぁね。」
バイクはさらにスピードをあげ、夜の道を進んでいく…
まだ、物語は始まったばかり…
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