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軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!? 作者:明鏡シスイ

1章

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第5話 商人との交渉

 リュート、5歳。

 午前中に、本格的に読み書きや計算、歴史、一般常識などを学ぶ授業が始まる歳だ。
 だが、オレは3歳の時に勝手に授業に参加して、全て出来るようになっていた。
 そのためエル先生の補佐として、学習の遅れている子に付き添い教える役割を与えられる。

 遅れている子の1人がオレと同い年のスノーだ。
 彼女は読み書きを覚えるのは早いが、算数の計算がどうも苦手らしい。

「左側のお皿にパンが5つ、右側のお皿にパンが12あります。では全部でいくつあるでしょうか?」
「え、えっと……」

 白く小さな指を折り曲げ、計算する。

「じゅ、15?」
「外れ、正解は17だ」
「うぅ~」

 5歳になり伸びた髪をポニーテールに結んでいる。
 犬耳が悲しそうに伏せた。
 スノーは両手を越える計算がまだ苦手らしい。

 オレは落ち込む彼女の頭を撫でながら、慰める。

「大丈夫、スノーがちゃんと計算できるまで付き合うから。それにスノーなら足し算ぐらいすぐにできるようになるよ」
「ほんとう?」
「もちろん。だから、あんまり落ち込むな。それじゃ次の問題、出すぞ。左側のお皿にパン3、右側のお皿にパンが5あります。では、全部でパンはいくつあるでしょうか?」
「えっと、えっとね……8!」
「正解! スノーは天才だな! 偉い偉い!」
「えへへへ」

 山本五十六曰く――やってみせ、言って聞かせて、させてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。学習の意欲を失わせることが、一番よくない。

 と、立派な建前は置いておいて。
 本音はスノーを褒めると白い頬を、分かりやすいほど赤くする。
 尻尾もパタパタと嬉しそうに左右に揺れる。
 それが可愛くて、彼女をすぐ褒めてしまう癖がついてしまう。

「それじゃ次の問題、出すぞ」
「うん! ちゃんと足し算できるように頑張る」

 無邪気な満面の笑顔でスノーが告げる。

(あぁ、可愛いな。前世のオレに妹か娘がいたらこんな風に可愛いって思ったのかな)

 実際に前世でいたのは弟で、結婚どころか恋人すら作れず殺されてしまったが……。

 オレはつい、もう一度スノーの頭を撫でてしまう。
 彼女は嫌がる素振りを見せず気持ちよさそうに眼を細めた。

 授業の補佐が終わると5、6歳の子供達は午後は掃除、洗濯、食器洗い、孔雀鶏(くじゃくにわとり)小屋の掃除などを手分けをしておこなう。
 手伝いが終わったら、残りは自由時間だ。

 自由時間になると、オレは男子部屋で魔術の節約コントロール練習を続けた。

 練習に疲れたら、魔術液体金属を買うための資金調達を考える。

 今のところ有力なのが、マヨネーズ作りだ。

 この世界にはマヨネーズがない。
『マヨラー』という単語すら生み出したあの調味料なら、販売すればヒットは間違いないだろう。
 卵、酢、油はあるから作るのは難しくない。

 問題は先立つ金がないのだ。

 資金を稼ぐための資金がない……まるで『金庫に入った鍵』だ。
 金庫を開けるためには鍵が必要で、その鍵は金庫の中――という話だ。

「いっそ町の食堂にマヨネーズのレシピを売ればいいのか?」

 だが、町に出ていい年齢は7歳から。
 お金を稼いでいい年齢も7歳。
 結局、後2年は大人しくしていないと駄目か……。

 悶々としていると、意外な所から金儲けの話が舞い込んできた。



▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼



 昼食後、スノーと一緒に薪拾いに行く途中で呼び止められる。

「リュート君、ちょうどよかった。今、呼びに行くところだったの」
「どうしたんですか、エル先生」
「実はリュート君に会いたいという方がいらっしゃっていて。応接室に来てもらえるかしら?」
「まさか……僕を捨てた両親か、親戚筋が迎えに来たんですか?」
「……ッ」

 エル先生は気まずそうな顔をする。
 なぜかスノーまで泣きそうな表情になっていた。

 冷めているかもしれないが、オレは別にこの世界の産みの親に会いたいとは少しも思っていない。
 まだ5年しか生きていないが、この世界はただ生きるだけでも大変だ。
 それに両親にも、何か理由があったのだろう。
 だから別に恨んでいない。

 この転生世界で、オレに会いに来る人物はそれぐらいしか思い当たらなかったから、ただの疑問として尋ねただけなんだが……

 2人からそこまで同情的な態度を取られるとは予想しておらず、反応に戸惑ってしまう。
 エル先生は大人として、誰より早く立ち直り口を開く。

「リュート君のご両親や親類の人が来たわけじゃないの。ごめんなさい、変な誤解を与える言い方をして」
「大丈夫です。僕もただ気になったから聞いただけですから。別に今更、両親に会いたいとも思ってませんし」
「…………」

 スノーがなぜか俯き、悲しそうに耳と尻尾を垂らす。

「本当にごめんなさい。それでリュート君に会いに来たのは、先生の知り合いの商人さんなの」

 商人がなぜ、オレに会いに来るんだ?
 まぁ、会って話せばすぐに分かるだろう。

「でも僕達、これから薪拾いに行かないと」
「薪はまだ少し余裕があるから、今日はいいわ。スノーちゃんは他の子のお手伝いをしてもらえるかな?」
「わかりました、先生」

 スノーは素直に先生の指示に従い孤児院の中へと戻る。
 オレはスノーと別れ、先生と一緒に応接室へと向かった。



▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼



 応接室には掃除をするため何度も入っている。

 簡素なテーブルに椅子が4脚。
 端に事務机がありインク壺などの文房具が整理整頓されている。
 たまに花瓶には、子供達が野原で積んできた野草の花が生けられていることもある。

 すでに商人は椅子に座っていてお茶を飲んでいた。彼の前にはなぜかリバーシが置かれていた。

 リバーシは先生の私物だ。

 木盤のマス溝が綺麗で、石も形が揃っている。
 日頃の感謝をこめてオレを含めた孤児院の子供達で協力して作り、プレゼントしたので出来が良い。見慣れているので一目で分かった。


 2人はすでに一戦交えたのか、白で盤面は埋まっていた。

 エル先生と一緒に、商人の正面に座る。

 商人は20代後半の男だ。
 茶色い髪を短く切りそろえ、髭も丁寧にそり落としている。
 とても清潔感がある。
 ビジネススーツを着せて、革張りのソファーに座らせたら『やり手IT企業の若社長』と言った風貌だ。

 彼が握手を求めてくる。

「初めまして、リュート君。僕は商人をしているマルトンだ」
「リュートです。初めまして、マルトンさん」
「エル先生の言う通り、歳のわりにしっかりした受け答えをするんだね」

(そりゃ、実際の精神年齢は今年で32歳。多分貴方より年上ですから)とは言わず、適当に子供らしく微笑みを返す。

 挨拶を済ませると、エル先生が話を進める。

「マルトンさんはさっきも話した通り、私の知り合いなの。それで今日は町を通りかかったから挨拶をしに来てくれたんだけど、リュート君の作った『リバーシ』を見て是非、話を聞きたいと仰って」
「はぁ」

 意味が分からず曖昧に返事をする。
 マルトンが笑顔で詳細を話し出す。

「本当はエル先生に挨拶をしに来ただけだったけど、他の子達がリバーシで遊んでいるのを見てね。『これは絶対に売れる!』と僕の商人の勘に響いたんだ」

 そして商人は長々と何故売れるかの持論を展開する。

 要約すると――馬車の移動の際、馬を操る側の御者台は忙しいが中にいる人間はそうでもない。
 ただ揺られるだけの暇な時間は苦痛である。
 だが、リバーシならその間に気軽に遊べる。

 一応この世界にもチェスに似たゲームはあるがルールが複雑で、主に遊んでいるのは上流階級の年配男性等で、さらに言えばそれも教養として嗜んでいる程度だ。
 しかしリバーシなら物珍しいのとルールが単純ですぐに覚えられる。
 貴族達にも絶対にうけると断言された。

 マルトンは開発者からリバーシの権利を買うため、オレを呼び出したのだ。

 自分の中で咀嚼した話を吟味する。
 疑問が湧いたので尋ねた。

「ひとつ質問してもいいでしょうか?」
「なんだい、何でも聞いてくれ」
「どうして許可を取らず黙って作って販売しなかったんですか?」

 この世界に著作権は存在しない。
 アイデアを盗んだからといって、犯す法などないのだ。
 マルトンは微苦笑を浮かべて、両手を広げる。

「確かに我々商売人にとって騙し合いなどは日常茶飯事。だが、さすがに子供から盗んで荒稼ぎしたと分かったら同業者から叩かれ、僕の商売人としての信用は大打撃を受ける。商売人が信用を失うということは破滅と同義だ」

 マルトンは一区切りつけ、微熱が篭もった目をエル先生へと向けた。

「それにエル先生には事故で大怪我をした僕を、治癒魔術で助けてもらった恩がある。そんな命の恩人の子を騙すマネなどできるはずがない」

 オレはその理由に納得する。
 だが、決してこいつが恩だけでエル先生に熱い瞳を向けているわけではないのは、同じ男として分かる。

 エル先生は美人だし、性格も孤児院を開くほどの慈愛に満ちた女性だ。
 胸もありスタイルだって抜群。
 こんな素晴らしい女性がいて惚れない男はいない。

 だが、こんないかにも『僕、女性には困っていないんですよね』と言った風貌のリア充(一方的な決め付け)に娶られるのは我慢できん!

 先生にはもっと誠実そうで、浮気などせず、経済力もあり、人格者で暴力も振るわない頼りになる人じゃないと絶対にダメだ。
 付き合うにしても、すぐにエッチなど言語道断。
 手を繋ぐのも許されない。
 最初はまずオレも一緒に参加してデートをさせる。
 そして相手と先生の相性を確認。
 もしここで一致しなければ不合格だ。

 お付き合いして1年目になったら、手を繋ぐことを許そう。
 もちろんオレが側にいる時だけだ。
 もしそれ以外で、先生と手を繋いだら別れさせる! 絶対にだ! 

 ――と、オレは生まれて5年、生きてきて一番頭を回転させ『夫候補がエル先生とお付き合した場合の歴史年表』を脳内でまとめあげた。
 まるで彼女の父親のような気分になる。

(リバーシの件を断ると……それを口実に何度も孤児院に来られてエル先生との距離を縮められても面倒だな)

 少しだけ迷い結論を出す。

「分かりました。リバーシの権利をお売りします」
「ありがとう! リュート君ならそう言ってくれると信じてたよ」

(何度も足繁く通われて、エル先生と距離を縮められるのが厄介だから売り払うだけなんだが……)とは流石に口にはしない。

 マルトンは機嫌良く話を続ける。

「リュート君はリバーシの開発者ですが、まだ5歳。契約書の内容確認とサインはエル先生にしていただいてもよろしいですか?」
「分かりました。確かに5歳の子供に任せるのはあれですもんね」
「リバーシ権利の譲渡金や契約内容は、商人の誇りに賭けて嘘偽りない適正価格、内容を提示させて頂きます。ですが、もし先生にご不満があるならすぐに言ってください。2人で時間をかけて内容を詰めていきましょう」

(おいこら、誰がエル先生と2人っきりになるのを許した? あんま調子に乗るとケツに腕ツッコンで奥歯ガタガタいわすぞ!?)

 大阪ヤクザのような台詞を胸中で絶叫する。

「いえ、心配はしてません。マルトンさんを信頼していますから」

 エル先生はふんわり柔らかな笑顔で答える。

「では近日中に金額と契約を書面におこしますね。それと――もうひとつ、話をしてもよろしいでしょうか?」

 マルトンはエル先生に許可を求める。
 彼女は黙って頷いた。

(僕達、結婚します! とか、言い出すんじゃないだろうな! そしたら即戦争だ! 貴様のようなぽっと出のどこぞの馬の骨に渡すほどエル先生は安くないんだよ!)

「リュートくんさえよければ、うちに弟子としてこないか?」
「…………え?」

 予想とは違う答えに、理解が遅れる。
 その反応をマルトンは、降って湧いた幸運に驚いていると解釈したようだ。
 大人の余裕をたっぷり漂わせて続きを話し出す。

「エル先生とリバーシをしながら、君の話を聞いたんだ。小さい頃から優秀で、この孤児院始まって以来の天才だって。最初は先生の贔屓目もあるだろうな、と思っていたが実際話してみてそれ以上のものを感じた。君なら僕の下で10年も勉強すれば、商人の世界でいい所まで行ける。だから、僕の弟子にならないか?」
「商人……ですか」
「もちろん無理強いはしない。でも、リュート君にはその才能がある。僕が言うんだから間違いない」

 商人は自信満々に断言する。

 その言葉を聞いて、エル先生は三者面談時の母親のように心配そうな表情をする。

「確かマルトンさんのご専門は魔術道具関係ですよね? 実は……リュート君、昔から魔術に興味があるんですが才能はなくて。ソレが引き金になって危ない魔術道具に傾倒したりしないでしょうか……」

「大丈夫です。そこは僕がしっかりと手綱を握りますから。それに僕もリュート君ぐらいの頃は魔術師に憧れまして。将来、『5種族英雄のようになるんだ!』って鼻息を荒くしていたものです。才能がなかったのですぐに挫折してしまいましたが。だけど諦めきれず、こうして魔術道具関連の仕事に就いたんです。むしろ、そういう悔しさが仕事を成功させる鍵だと僕は考えてます。むしろその話を聞いて、僕はますますリュート君を弟子にしたくなりましたよ」

「マルトンさんは、魔術道具関係の専門なんですか?」
「そうだともリュート君。どうだい、商人に少しは興味が湧いたかい?」
「だったら、『魔術液体金属』って取り扱ってますか!?」

 先程まで子供らしくない落ち着いた態度から一変。
 星が瞬くような瞳で、オレはテーブルから身を乗り出す。
 その変わりように先生とマルトンが顔を見合わせる。

「もちろん取り扱っているが……」
「今回のリバーシの権利代で購入ってできませんか?」
「量によるね。どれぐらい欲しいんだい?」
「あればあっただけ」
「……今、店にひと樽分はあるが、今回の権利代ではとても」

 マルトンは素早く、今回のリバーシの利益と魔術液体金属代を天秤にかけて返答してくる。
 リバーシを発売すればすぐに他商人達にマネされる。
 著作権などない世界だからだ。
 なので売れるが、巨万の富を築くほどではないのだろう。

「ならリバーシの改良アイデアとマルトンさんが権利を独占する方法を教えます。そのアイデア料を今回の契約書に上乗せしてください」
「リバーシの改良アイデアはともかく、独占できる方法などあるのか!?」
「はい、あります。まず著名な貴族か、小国の王族、上流階級者と連絡を取ってください。リバーシ販売の純利益の一部を上納する代わりに公印をリバーシ盤に焼き印するんです」

「公印を?」
「公印を押すことで、著名者の後ろ盾を示します。これで類似品は作れても、贋作を作る輩は激減します。なにせ公印を偽造するのは罪に問われますから」

 犯罪に手を染めてまで偽造するほど、割には合わない。
 しかも確認されたら一発で露見する危ない橋だ。
 手を出す商人などいないだろう。

「な、なるほどたしかにこれなら……」
「他にもメリットがあります。著名人が使っているのを宣伝するんです。そしたら一般の人々もこぞってマルトンさん製のリバーシを買いますよ。有名な人が使っているなら信用できますし、何より自分自身も同じ物を持ちたいと思うのが人の性ですから」

 早い話が『ブランドを作っては?』と話を持ちかけているのだ。

 ある著名人曰く――『ブランドとは、何が『良いもの』なのか解らない人達の代わりに、その選択の意思決定を代行するツールである』

 この異世界では『ブランド』という概念が薄いようだが、浸透させるのは難しくはない。
 オレは次にリバーシの改良点を提案する。

「まず馬車での移動向けに販売するなら荷物の邪魔にならないよう板、コマとも布製にするべきです。板の布には黒糸でマス目を描き、コマは白と黒を縫い合わせて表面にあまり鋭くない返し針をつければいい」

「上流階級者のような金払いのいい層には、板を重厚にして足を付けます。石も大理石から削りだした白・黒別々の単色を用意していかにも豪華な感じするんです」

「一般層向けは、板を2~3センチぐらいの厚さにして真ん中から切断。裏で金属の金具で止めて、折り畳めるようにします。これは狭い家でも邪魔にならないようにするためです。また一般層向けの場合は、コマの材料は木材に変更してください。石を揃えるより安く済むし大量生産に向いてますから」

「また木材にすれば、コマを四角だけではなくハートやクラブ、星などの形に加工して特別版、限定版として販売できます。さらに記号だけではなくピンクスライムや白黒ウサギなどの動物型にするのもありです。色も白黒だけではなく、赤白、ピンク白、青白など複数作ってください。そうすればひと家庭にいくつものコマを売りつけることができます。他には袋に包み中を見えなくして、どれかにシークレット版が入っているか分からなくして――」

「ま、待ってくれ! 案をメモにまとめるから! 少し待ってくれ!」

 マルトンは先程まであった大人の余裕など微塵もなく、慌てた様子でメモとペン、インク壺を取り出す。

 エル先生の前なのに、先程あげられたアイデアを鼻息荒くメモしていく。

 数分前とは逆転して、オレは目の色を変えてメモするマルトンを大人の余裕をたっぷり漂わせながら待つ。

 やっぱりこの人では駄目だ。エル先生の相手になるのは紳士度が足りない。

 区切りの良さそうなところでオレは声をかける。

「魔術液体金属代にはまだ足りませんか?」
「い、いや十分だ。この案が上手くいけば、むしろ先程のリバーシ権利譲渡代は別途払わせていただくよ。リュート君も稼いだ金額全部を自分で使ったのでは、立場がないだろ?」
「ありがとうございます。では、その代金はリバーシ独占方法、改善アイデア料で相殺ということで」

 商人に下手な貸しを作ると後が怖い。

「なら、リバーシにかわる玩具アイデア料は別途請求しても問題ありませんよね?」
「……君は本当に5歳なのかい?」

 マルトンは自分の常識と知識を越えた存在を前にしたような、気後れた表情で問う。

 一方、エル先生はオレのマシンガントークとマルトンの豹変におろおろしているだけだった。
 そんな先生にフォローを入れながら、オレは彼と契約内容、金額、魔術液体金属の引き渡し時期を嬉々として打ち合わせをする。


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明日、11月27日、21時更新予定です。
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