表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

420/509

第396話 各大陸、その後1

前回、『SSをアップする予定』と書きましたが、何故か書いてみたらSSではなく本編になりましたので(書いてみたら本編の方がふさわしいかなと思ったので)、通常通りの本編更新となります。


 拝啓、兄様――という出だしの手紙がある日、北大陸最大の都市ノルテ・ボーデンを現在治めているアム・ノルテ・ボーデン・スミス宛てに届く。


 差出人は、彼の弟であるオールからだ。


『魔力消失事件』の際、オールは主犯格のランス・メルティアに組し、力を与えられ巨人族を連れてノルテ・ボーデンを襲った。

 そしてその後、魔人種族ヴァンパイア族、魔術師A級のダン・ゲート・ブラッド伯爵の助力により、負傷者や建物被害はあったが死者無しという奇跡的な損害で済んだ。


 しかし街を襲った罪を消すことはできない。

 彼は『ノルテ・ボーデン・スミス』の家名を完全に失いただのオールとして、危険な鉱山での強制労働を申し渡された。

 オールが働いた分、破壊された城壁や被害にあった兵士達や家族、商売の損害を受けた商人達への補償等が行われ――被害の補填が埋まるまで働かされることになっている。


 個人でそれらの補填をするためには気が遠くなる程の時間が必要だろう。

 にもかかわらず手紙に書かれている内容はとても明るく、前向きなものだった。


『最初は鉱山の仕事で腕や足、背中、体中の筋肉が悲鳴を上げるほど苦しかったです。夜、大部屋の粗末なベッドに横になるだけで辛く、朝など全身が筋肉痛で起き上がるのが拷問なほど苦痛でした。しかし鉱山の仕事に慣れ、自分の細かった腕に筋肉が付いてくるのが楽しく、今では朝起きる時、体のどこかが筋肉痛ではないと不安になるほどです』


 手紙は次の便箋に移る。


『仲間達も大勢できました! 同じ現場で共に汗を流し、食事を摂り、一緒の部屋で寝るためすぐにうち解けることができました。お陰で今ではなんでも話し合える友人が何人もいます! 自分でも意外でしたが、こういう汗を流し、体を動かす肉体労働系が天職だったようです。今は毎日がとても充実しています』


 オールはアム以上に線が細く、華奢で、見た目も女性と見間違うほどの美貌を持っていた。

 故に本人自身も、体を動かすより内政向きで、アムの方が性格上、肉体労働系タイプだと考えられていた。


 だが実際に、蓋を開けばまったくの逆であった。


『魔力消失事件』が解決してから数ヶ月後。

 仕事に慣れ現状を知らせる初めての手紙には、生き生きとした文体で今の仕事が自分に合っていて、いかに生活が充実しているのかが書かれていた。


 惜しむらくは……もっとオールが早く自身の天職と出会い改心していれば、兄や自身の立場を憎みランスに組することもなかったのだが。


「言い出したら切りはないか」


 アムは手紙を読み終えると、丁寧に畳み執務室にある現在座っている机引き出しに仕舞う。

 彼は椅子から立ち上がると、街を見回せる窓際へと移動した。


 窓からは『魔力消失事件』で破壊された第2城壁の修復がおこなわれ、魔力を取り戻したことで平穏と活気を取り戻した守るべき街並みが見回せる。

 弟も正しい道を歩き出した。

 全てが良い方向へと進んでいる。兄として、当主として諸手をあげて喜ぶべきなのだが……。


 アムは悔しそうに頭を抱え込む。


「クッ! 筋肉が憎い!」


 アムは頭から手を離すと、自身の二の腕を触る。

 男性としては細いが十分に硬い筋肉の感触がかえってくるのだが、彼は不満そうな表情を浮かべた。


 アムはオールの兄らしく容姿は整っており、魔術師の嗜みとして格闘技訓練もしているため体はスラリと細いがしっかり筋肉は鍛えられている。

 所謂、細マッチョという分類だ。


「ぼくも結構、鍛えているんだが……」


 アムは昔から鍛えてもある一定以上の筋肉が付かなかった。

 どれだけ食べて運動しても、王子様体型の見た目から脱却できないのだ。

 魔術師にとって筋肉はそれほど重要ではない。

 鍛えているのにこしたことはないが、魔術で強化すれば簡単に高重量の物体を持ち上げられるからだ。


 とはいえ、オールの手紙ですでに弟が元の体型から二回りは大きくなったと書かれていると、兄として負けた気がするのだ。


「同じ兄弟だというのに、どうしてオールは鍛えたら鍛えただけ筋肉がつくんだ?」


 思わず行儀悪く親指の爪を噛んでしまう。

 その感情はオールが魔術師としての才能が無いのを妬むのに似ていた。

 アムの冷静な部分は自分の状態を理解はしているが、納得できるかどうかは別の問題である。


 なぜかアムとオールの感情の立ち位置が逆転現象を起こしていた。


 アムがオールの筋肉を妬んでいると、部屋にノック音が響く。

 返事をすると妻のアイス、最愛の娘シユが顔を出す。


「パパしゃま!」

「アム様、よろしければお茶などいかがですか?」


 妻と娘は最近ずっと根を詰めていた夫を気遣い、休憩の誘いに来たらしい。

 二人の登場にアムの胸中を支配していた妬みの感情が、朝靄のように霧散する。


 彼は駆け寄ってくるシユを抱き上げると、アイスへ幸福な微笑みを向けながら頷く。


「ありがとう、アイス。もちろん君が淹れてくれたお茶を飲まないはずないだろ!」

「だろー!」


 シユは父の腕の中で『きゃきゃっ』と楽しげに声をあげる。

 ソファーの席に着きアムが膝の上にシユを乗せ面倒を見つつ、アイスが持ってきたカップにお茶をそそぐ。

 お茶を淹れ終わると、アイスはアムの隣へと腰掛けた。


「お仕事の方はまだお忙しいのですか?」

「もう山場を越えたから後は人に任せておけば問題無いさ。心配をかけて悪かったね」

「心配なんて……いえ、やはり心配していました。忙しすぎてアム様が倒れられたどうしようかと」

「アイス……」


 妻であるアイスは最初は言葉を取り繕うとしたが、すぐに感情を吐露する。

 アムは自身が妻であるアイスに心底愛されているのを実感した。

 筋肉がつかない、マッチョになれないなどどうでもよくなる。

 自身には筋肉は付かないが、愛しい妻と娘が居る。それでいいじゃないか――と負け惜しみではなく、穏やかな気持ちで納得する。


 アムは夫として心配する最愛の妻を慰めるため、笑顔を作り腕を曲げる。


「安心するといい、アイス! ぼくはこれでも鍛えているからね。この程度の仕事量で倒れるほどやわじゃないよ」

「さすがアム様。ですが無理はしないでくださいね」

「もちろんだとも、ぼくの愛しき妻……」

「アム様……ッ。私もアム様のことをずっと、生まれ変わっても愛し続けます!」

「ああ、アイス!」

「アム様……」


 夫婦が二人だけの空間を作り出し、見つめ合う。

 互いの顔の距離が徐々に近付いて行く。

 唇が重なるまで後数cm――。


「きんにく!」


 二人の甘ったるい空間を破ったのは、アムの膝に座る愛娘シユだった。

 彼女はアムの『ぼくはこれでも鍛えているからね。この程度の仕事量で倒れるほどやわじゃないよ』という台詞の『鍛えている』→『筋肉』と連想し反応したらしい。


 茶菓子をもぐもぐ食べ、呑み込み声をあげたのだ。

 シユは父の腕を掴みむにむにと触るが、望んだ感触が返ってこず不満そうな表情を作る。


「パパしゃま、きんにくどこぉ? きんにくはね、かたくて、大きくて、すごいの!」

「ッッゥ!?」


 愛娘の反応にアムがショックを受ける。

 シユから『え? これが筋肉? これは筋肉とは呼べない。ただの肉だ!』と言われたようなものだ。

 再び、自身の筋肉が付かない体質を、オールの鍛えれば鍛えるほど筋肉がつく体質を恨む気持ちがふつふつと再燃する。


「おのれ! おのれ、筋肉、許すまじ!」

「お、落ち着いてください、アム様!」


 将来、初の女帝として北大陸に君臨するシユ・ノルテ・ボーデン・スミスは、その美貌から『世界三大美女』に数えられるほどである。

『白い宝石』『雪の女王』『北大陸の至宝』など彼女を讃える言葉は多い。


 一部からは『男を狂わせる魔性の美貌を持つ者』として恐れられていた。


 その最初の犠牲者であるアム・ノルテ・ボーデン・スミスの声が高々と北の空へと響き渡る。




 一方、他大陸では――




 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼




 妖人大陸、アルジオ領ホード。

 今では世界で一番有名な孤児院が存在する町になった。


『魔力消失事件』、町が落ち着くまで警備を担当していた魔術騎士団副団長を勤める人種族、魔術師Aマイナス級、ウイリアム・マクナエル達は、ザグソニーア帝国へ帰還。


 元始原(01)四志天(ししてん)の1人。妖精種族、黒エルフ族、魔術師A級のシルヴェーヌ・シュゾンも暫く滞在していたが、


「今回は借りを返しに来ただけなんだから。これで貸し借りは無し。次も助けに来るとは思わないでよね!」

「はい、次は貸し借りなど関係なく、遊びに来てくださいね」

「……ま、まぁ気が向いたら来てあげるわよ」


 シルヴェーヌは下手なツンデレキャラを演じると、幼生体のドラゴンに跨り飛び立った。


 一方、元黒メンバー達はというと……。


 町の外れにある小さな畑で鍬を振るう少女が居た。


「シャナルディアお姉様のためならどっこいしょ! お姉様達のためならよっこいしょ! 妹のためにもよこらしょ!」


 少女の背丈はあまり高くないが、鍬を振るう腕には力が篭もり、下半身も安定ししっかりと土を耕していた。

 ただ彼女の着ている衣服はレースやリボンを必要以上に付けたゴテゴテとしたモノで、畑を耕すのにはあまり向いていない。

 もしこの場にリュートが居たら、前世、ネットやテレビで観た『甘ロリ』や『ゴスロリ』衣装と指摘しただろう。


 ゴスロリ少女――元黒のメンバー、ノーラが畑を耕す手を止めて額の汗を拭う。


「もー暑いし、手も痛いし大変過ぎ! ……でも皆のためにも頑張らないと!」


 ノーラはぐちりながらも、改めて気合いを入れ直し鍬に手を伸ばす。

 彼女達、元黒メンバーは魔物大陸の奥地にある女魔王アスーラが封印されていた隠し洞窟で生活をしていた。


 しかしある理由で隠し洞窟を破棄。

 新たな移住地を探している最中、洞窟を破棄した原因に見つかりこの地へ連れてこられたのだ。


 相手が善意でしてくれたことでも、やっていることは殆ど拉致・誘拐だ。

 ただ悪いことばかりではなかった。


 彼女達がお姉様と慕う黒の元頭目であるシャナルディア・ノワール・ケスランは、生きたまま夢を見続ける『生夢(せいむ)』と呼ばれる病に陥っていたのだが、洞窟を破棄した原因のお陰で目を覚ましたのだ。


 目を覚ましたのはいいが、『生夢(せいむ)』のせいか知能が赤ん坊並に落ちてしまっている。

 現在はリュート達が育った孤児院の獣人種族、魔術師Bプラス級のエルになぜか懐いているため、昼間はシャナルディアを預けていた。


 その間にノーラ達、元黒メンバーは賃金を稼ぐのと、町に受け入れてもらうための活動をおこなっている。


 前髪で顔を隠した妖精種族の女性エレナは特異魔術師で、自身の姿や匂い、魔力の流れを消すことができる。その特性を生かして、隠れて町の周辺を見て周り安全確認をしたり、狩りをしていた。


 踊り子衣装を着たメリッサは薬学に通じているため、町で薬や農薬を作って売っている。

 町の医者代わりをしているエルに請われれば、隣町まで一緒に薬を持って付いていったりしている。


 魔人種族で見た目がトカゲ人間のトガは、魔術道具に精通している。

 町で壊れた魔術道具や日用品の修理を担当していた。


 竜人種族の筋肉が発達した女性ピラーニャと忍者のような獣人種族、二猫(ふたねこ)族のニーアニーラは、『魔力消失事件』で住人が増加したせいで、新たな畑を作るため開墾にかり出されている。

 ピラーニャは発達した筋肉通り、力が強く木を斧で切ったり、根を掘り出すのに重宝されていた。


 ニーアニーラは、特異魔術師で空中に足場を作り出すことができる。

 彼女は丸太になった木材を、足場を作る魔術でフォークリフトのように持ち上げて馬車に詰め込む作業に従事していた。


 最後はノーラだ。


 彼女は魔物使いで魔物の使役することができる。

 その特性を生かし、畜産で貢献しようと考えていたが――アルジオ領ホードは畜産をおこなえるほど大きくない。

 そのため彼女は自分達に与えられた畑を耕す担当になる。


 ノーラ達は魔物大陸で生活していた際、エレナの特異魔術を駆使して魔物に奇襲をかけて倒し、その素材を近くの街で売って生計を立てていた。

 お陰で貯蓄はある程度溜まっているが、シャナルディアを含めた7人がずっと食べていけるわけではない。


 故に彼女達は自分達でできることで賃金を稼ぎ、町から追い出されないために貢献しているのだ。

 ノーラの畑も少しでも食い扶持を減らすためと、収穫した野菜や麦を孤児院へ貢ぐためだ。


 賃金を稼ぎ寄付するのは当然として、汗水流して作った野菜や麦を孤児院へ差し出す方が印象がいいからである。

 なぜ必死になって、アルジオ領ホードに残ろうとしているのか?


 一番の理由は目を覚ましたシャナルディアが、エルに懐いているためだ。

 もう一つは――。


 ノーラが手を止めて額に浮かんだ汗を拭うと、視線に気付く。


 顔を向けるとそこには、獣人種族、虎族(とらぞく)、魔術師S級、獣王武神(じゅうおうぶしん)のタイガ・フウーが立っていた。


 彼女は腕を組み、ジッとノーラが畑を耕す姿を見ていたらしい。

 ノーラは鍬を片手に、空いた手でスカートの端をつまみ頭を下げる。


「こんにちはです、獣王武神(じゅうおうぶしん)様。何かご用でしょうか?」

「……愚痴を言いに来た」

「愚痴?」


 ノーラは想定外の返答に思わず問い返してしまう。

 タイガは気にせず、話を続けた。


「さっき、シャナルディアが幼少組の子と玩具の取り合いで喧嘩をしたんだ。それでエルお姉ちゃんが叱ったら、大声で泣いて……いったい今までどれだけ甘やかしてきたんだ?」


『ソプラとフォルンの方がまだしっかりしている。あの二人は天才だからしかないけど』と追加する。

 天才云々は完全にタイガの贔屓目でしかない。


 これに対してノーラは『ぐぐぐッ……』と何も言えなかった。


生夢(せいむ)』から目を覚まし、赤ん坊レベルまで思考能力が衰えているが根本的な性格までは変わらない。

 シャナルディアは元々ケスラン王国王族の血を引いている。


 生まれた時から、蝶よ花よと育てられてきた。

 黒を組織してからもノーラ達が彼女を慕い、基本的に彼女の望むことはなんでもしてきた。

 そのためかシャナルディアは子供としてはやや我が儘な性格をしている。


 現在、エルによる教育で性格の改善をおこなっている最中だ。

 タイガは反論できず黙り込むノーラへ半眼を向ける。


「……もししっかりと意識を取り戻し、まともに日常生活を送れるようになったとしても変な気を起こすなよ? その時は僕、獣王武神(じゅうおうぶしん)が全力で相手になるからな」

「ッ!?」


 タイガは別に本気で愚痴を言いに来たのではない。

 もし仮にシャナルディアがまともに意識を取り戻し、敵に回ることになったら全力で潰すと脅しをかけにきたのだ。

 ノーラ達はシャナルディアが望むなら、どんなことでもする。

『黒』という組織が存在したのがいい証拠だ。


 だから最初、ノーラが『獣王武神(じゅうおうぶしん)様』と呼んでも訂正しなかった。

 自分が何者なのか、彼女達に認識させるためにだ。


 ノーラはタイガに睨まれ、慌てて誤解をとこうと声をあげる。


「だ、大丈夫です! 困っている時によくしてくださったリュート様達やエル様、他の皆様を裏切るようなマネは絶対にしません! たとえシャナルディアお姉様の命令だとしても!」


 ノーラの言葉は他義理姉妹の総意でもあった。

 黒の目的『ケスラン王国復興』や『理想世界の創造』もララがシャナルディアを唆すためのお題目に過ぎない。

 たとえシャナルディアが望んでも今更行動に起こす気持ちはノーラ達に残っていなかった。


「そ、それにシャナルディアお姉様はエル様に懐いていらっしゃいます! エル様を悲しませるようなマネは決してしません! 何より、ここに居ればエル様があのお方から守ってくださいますから!」

「ッ!?」


 今度はタイガが驚愕する。


『あのお方』という言葉に、ノーラ自身も脳内にその姿――受付嬢さんを思い出す。


 二人はほぼ同時に震え上がり、頭を抱えてその場に蹲る。

 互いにトラウマが刺激されたらしい。


 二人とも一通り震え上がったところで、立ち上がった。

 背丈の近い美少女同士が、青い顔で確認しあう。


「だ、大丈夫。だ、だって、お姉様自身が『もう少しで結婚するわ!』ってい、言ってたし。き、きっとだ、大丈夫!」

「そ、そうですよね! 言ってましたから大丈夫ですよね! さ、さすが獣王武神(じゅうおうぶしん)様!」


 タイガは受付嬢さんのことをなぜか『お姉様』呼びしている。

 いったい二人の間に何があったのか?

 謎は深まるばかりである。


 タイガとノーラ。

 見た目は歳の近い少女同士だ。

 遠目に眺めると仲睦まじく談笑しているように見えるだろう。


 話している内容は互いのトラウマを刺激され、怯えて震え上がっているのだけだが……。

 仲が良いのか悪いのか。

 タイガとノーラはしばらく震え上がりながら、恐怖の根元が無害化する根拠を文字通り必死になってあげ、互いに暫く慰めあっていた。




 そして次は魔人大陸へと移る。


ここまで読んでくださってありがとうございます!

感想、誤字脱字、ご意見なんでも大歓迎です!

9月7日、21時更新予定です!


前書きにも書きましたが、内容が内容だけに『SS』ではなく普通のお話扱いにさせて頂きました。

また想定した以上に文章量が多く終わらなかったため、後半は3日後の7日にアップさせて頂ければと思います。


さて、先日無事軍オタ8巻&コミックス2巻が発売されました。

どちらも好評のようで誠にありがたい限りです。これも全て読んで下さり応援して下さっている皆様のお陰です。本当にありがとうございます!

そしてその流れなのか、最近メール等で明鏡シスイが『twitterをやっていないの?』と聞かれることがありました。

申し訳ないのですが、明鏡はtwitterをやっておりません。


実はtwitterをやろうとしたのですが……なぜか友人多数から止められました。

げせぬ。

まるで明鏡がtwitterで色々なコトをやらかすような感じではありませんか! ぷんぷんですよ(もういい年のおっさんが頬を膨らませつつ)!

でもいつかは明鏡もtwitterデビューとかしてみたいですね!

その時は是非、フォロー(でいいのかな?)をお願いします!


(1~5巻購入特典SSは15年8月20日の活動報告を、2巻なろう特典SSは14年10月18日の活動報告、3巻なろう特典SSは15年4月18日の本編をご参照下さい。)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ