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第331話 1日目

 軍団(レギオン)大々祭(だいだいさい)、一日目。


 PEACEMAKER(ピース・メーカー)は朝から行列が出来るほどの大人気ブースとなっていた。

 行列は辺りを一周し、最後尾には木版に『こちらが最後尾です。現在90分待ち』と看板を持たせた団員を立たせて列整理をおこなっているほどだ。


 基本的には一般客は素直にこちらの指示に従ってくれる。


『ポップコーン』や『わたあめ』なども好評で、どの屋台にも行列ができている。

PEACEMAKER(ピース・メーカー)&新・純潔乙女騎士団の成り立ちと理念の説明会も満員御礼状態だ。


 滑り出しは順調である。


 問題があるとしたら、FX弾を使用したシューティングレンジでの射撃場だろう。


 興味を抱く親子連れの中に混じって、明らかに堅気ではない人物達が紛れ込んでいる。

 PEACEMAKER(ピース・メーカー)の強さを支える銃器の威力を体験するため、他国の兵士達や他軍団(レギオン)が一般市民に紛れシューティングレンジに群がっているのだ。

 誤魔化したいのか農村民が着るような古びた衣服を着て並んでいるが、明らかに雰囲気が一般人とは違っている。バレバレだ。


 彼らはFX弾が入ったUSPをインストラクターから手渡され、銃の取り扱い(ガン・ハンドリング)――妥協出来ない銃器の4大原則の説明を真剣な眼差しで聞き入っていた。

 そして実際に発砲し、銃器の威力を痛感している。


 引鉄(トリガー)を絞るだけで、約7m先に設置してある的が赤く染まる。

 魔力も使用していなければ、特別な力も必要ない。

 銃器さえあれば子供でも、魔術師を殺害することができる。


 彼らはその事実を痛感し、沈痛な面持ちで手に持っているUSPを見つめる。


 農民の恰好をした古強者の軍人っぽい人物が、インストラクターを勤める団員に尋ねていた。



「すまないが、いくつか尋ねてもよいだろうか?」

「はい、私で答えられることなら」

「この銃器というものは、一体何でできているのかな?」

「金属スライムを倒すと手に入る『魔術液体金属』で作られているそうですよ。魔術液体金属を使ってどのように作り出しているのかまでは知りませんが」


 PEACEMAKER(ピース・メーカー)がいつも大量に『魔術液体金属』を購入しているのは周知の事実だ。

 今回のために作成した応対マニュアルにも、もし尋ねられたら答えても構わないと書いておいた。


 さらに軍人は続ける。


「ではこの銃器と呼ばれる魔術道具を販売、または技術を売ってもらうことは可能だろうか?」

「無理だと思いますよ。それにこの銃器、USPですがPEACEMAKER(ピース・メーカー)でも弱い分類になります。ですから販売や技術移転しても下手な混乱を招くだけで、意義はあまりないんですよ」

「こ、これで弱いというのか……」


 なぜ農民が銃器の販売や技術移転について尋ねているのか、という矛盾には目を瞑って――団員の説明を聞き、軍人は青い顔になり冷や汗を大量に流す。


 魔力も感じさせず、小型で持ち運びが利き、遠距離から殺傷できるUSPが弱い分類だと聞いて動揺を隠せずにいた。


 彼は喉を鳴らし、再度尋ねる。


「で、では最も強い銃器というのはどれほどの力があるのだろうか?」

「状況によって使用されるものが違うので、『どれが一番強いか?』と問われると難しいのですが……」


 団員はマニュアル通りわざとためてから、笑顔で答える。


「魔王を一撃で葬るぐらい――とだけ」

「ま、魔王をい、一撃で!?」


 団員の回答に軍人はさらに冷や汗の量を増やす。

 嘘は言っていない。

 実際、120mm滑腔砲(かっこうほう)は魔王レグロッタリエを一撃で倒している。


 旦那様協力のマジック・バンカー・バスターは、特殊過ぎるため別枠扱いさせてもらう。


 彼らも一国に所属する軍人や軍団(レギオン)、魔王レグロッタリエがどれほどの存在だったかはすでに耳にしているだろう。

 そんな魔王を一撃で倒せる力があると言われたら、冷や汗を浮かべ自国や軍団に向けられないよう細心の注意をはらおうと決意するものだ。

 ちゃんとした頭があればだ。


 しかし、中には想像力の欠如した者も存在する。


 シューティングレンジの一番端で、USPを発砲していた高価そうな衣服を身にまとった男性が、インストラクターを勤める団員に怒声を浴びせる。


「貴様! 我を誰と知るか! 恐れ多くもメルティア王国、アイツラン領を納める当主、その第三嫡男と知っての狼藉か!」


 どうやら、団員がUSPを持ち出そうとした貴族子弟を注意したらしい。

 USP本体や弾倉には魔術液体金属製のストラップが付いていて、これを切断しない限り持ち出すことはできない。


 許容される限界まで魔力を注いでいるため、剣やナイフ程度では切断は不可能。

 魔術で無理矢理切るしかないが、そんな派手なことをすれば一発で分かる。

 だから貴族子弟は、団員にストラップを外すよう迫り、拒否すると怒声を上げたのだ。

 もちろんこういう場合の対処もマニュアルにばっちりと記してある。


 激高された団員は、深々と謝罪をする。


「知らぬとはいえ大変失礼致しました。今すぐ責任者をお呼びするので少々お待ちください」

「ふん、分かればいいのだ。早くしろ!」


 団員が一旦離席して、責任者を呼びに行く。

 すぐに団員は責任者のラミア族、ミューア・ヘッドを連れて戻ってくる。

 彼女は『獲物が来た』といういい表情で、貴族に応対する。


「お待たせいたしましたわ。責任者のミューアと申します。詳しいお話をお聞きしたいので、裏の事務所までご足労頂いてもよろしいでしょうか?」

「ようやくまともな話ができる者が出てきたな。よかろう、案内せよ」


 貴族は意気揚々とミューアの案内で裏手にある事務所へと向かう。

 彼女は『事務所』と言っているが、『PEACEMAKER(ピース・メーカー)の事務所』とは言っていない。

 あの事務所はクレーマーが現れた場合、ミューアが『お話』しやすいように建てられた巣のようなものだ。


 ――10分後。


 なぜか貴族子弟はギャンブルで破産した落伍者のような顔つきで事務所から出てくる。

 目はぎょろぎょろと落ち着き無く動き、冷や汗が顔中から流れ出る。唇は真冬のプールから上がったように紫色に変色していた。


「ど、どうして彼女は我々のあんな情報まで知っているんだ……このままでは一生彼女にスパイとして飼い殺しの――」


 ブツブツと怖いことを呟きふらふらした足取りで、スペースを出て行く。


 一方ミューアはまるで貴族子弟の精気を吸い取ったように艶々とした表情で彼の背中に手を振りを見送る。

 彼女の従順な手駒を増やす方法をかいま見た気がする。

 正直、あんまり知りたくなかった……。




 さて、そんな風に周囲を観察しつつもオレ自身の役割はしっかりとこなしていた。


『やぁ、ぼく、ピース君、よろしくね(甲高い声)!』


 白い鳩の胸にPEACEMAKER(ピース・メーカー)の軍団旗が縫い込まれた今回のために製作されたマスコットキャラクター、『ピース君』の着ぐるみを身につけてスペースに訪れたお客様達の相手をする。


 白い羽根をばさばさ動かし、陽気な感じで戯けた仕草をしつつ、首などを傾けて愛らしさも演出する。

 お客様達に可愛らしさをアピールするため研究した動きだ。

 もちろん声は甲高くしている。これは絶対に譲れない!


 着ぐるみ自体異世界では珍しく、大人から子供まで興味深そうに集まってくる。


「なにこれ~」

「はとさんだ。かわいい」

「ねぇ、パパ、あれ、はとさんだよ!」


 5、6歳ぐらいの子供達は周囲に集まると体を撫でたり、羽根を掴んで握手の真似事をしてくる。

 オレは子供達の感心を今以上に集めるため、愛想を振りまき続ける。


『こんにちわ! ぼく、ピース君。好きなものは愛と平和だよ(甲高い声)!』

「こんにちわ! こんにちわ!」

「ピースくん、ふかふかしてる!」

「ねぇ、中にだれかいるの?」

『ぼく、ピース君。中に人なんていないよ(甲高い声)!』


 子供達に囲まれ、少し離れて大人達が見守る。

 前世、地球のテレビに映る遊園地での光景そのものだ。

 もちろん、子供達の中には着ぐるみを叩いてくる子も居る。

 しかし、所詮は子供の腕力! またこの『ピース君着ぐるみ』はただ可愛いだけではない。


 魔術液体金属に限界まで魔力を流したプレートを配置。

 NIJ規格(NIJ=National Institute of Justice.国立司法研究所)の防弾ランク・『レベルⅢ』の防弾チョッキレベルを実現!

 子供の攻撃など効きはしない。


 しかし一方的に殴られるのも癪だし、子供達の教育上よくない。


 オレはピース君に仕掛けた機能の一つを動かすため、首を斜め45度以上あげパクリと口を開かせる。

『何事か?』と子供達がピース君に注目を集める。


 バンァ! バンァ! バンァ!


 連続で空砲が発砲される。

 突然の発砲音に驚いた子供達が一斉に距離を取る。

 本当は火炎放射器をセットして口から炎を出す予定だったが、ピース君本体が燃える可能性があったため廃案。

 しかたなくリボルバーで空砲を連発できるようにした。

 口を閉じると、オレは改めて子供達に顔を向け、


『ぼく、ピース君! 好きな言葉はラブリー&ピースだよ(甲高い声)! 特技は武力行使さ(甲高い声)!』


 再び愛想を振りまく。


 この威嚇行動にピース君を殴る子供はいなくなった。




▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼




 交代の時間になり、オレは『ピース君着ぐるみ』から抜けだし、他団員と代わってもらう。

 空砲を撃った後から、子供達も大人しくなった。

 子供達だけではなく、大人達までこちらを怒らせないように丁寧な対応を取られるようになったのは誤算だったが。

 もう少し威嚇する方法を検討する必要があるかもしれないな。


「リュートくん、お疲れ様。着ぐるみ役はもう終わったんだね」


 声に振り返ると、スノーが資料一式を持って声をかけてくる。


「スノーはこれから歴史説明会か?」

「そうだよ。頑張ってPEACEMAKER(ピース・メーカー)、新・純潔乙女騎士団の歴史を紹介するよ!」


 歴史説明会に関しては人前でも物怖じしない、可愛い人物を選抜し配置した。

 スノーもその一人である。


「リュートくんはこの後、休憩だっけ?」

「建前はね。でも、スペースに問題が出ていないか確認のため回る予定だけど」

「なら、ちゃんと着替えた方がいいよ。今のままだとちょっと汗くさいから」


 確かに『ピース君着ぐるみ』の中に入っていたため、シャツが汗ばんでいる。

『ピース君着ぐるみ』内部は冷暖房機能を搭載しているが、張り切って動きすぎたのが原因だ。

 また脱臭機能もついているため、オレに代わって着ぐるみ内部に居る団員は汗くささを感じない――はずである。


「たしかにスノーの言う通りこのまま回るのはまずいか。それじゃちょっと着替えてくるよ」

「ならわたしがシャツを預かるよ」

「いや……着替えが無いんだからここで脱ぐわけにはいかないだろ」

「!? そ、そうか! しまったよ! このままシャツを受け取って思いっきり新鮮なリュートくんの匂いを『ふがふが』しようと思ったのに!」


 スノー……彼女はこれでも魔術師Aマイナス級の天才のはずなのに。


「何言ってるんだよ。だいたいこれから歴史説明会だろ? シャツの匂いを嗅いでいる暇なんてないだろ」

「大丈夫! 嗅ぎながら説明すればいいんだよ!」


 スノーは自信満々に胸を張る。

 いや、駄目に決まってるだろ。

 彼女の案を却下すると、スノーは『だったらせめて、今匂いを嗅がせて!』と抱きつき『ふがふが』してくる。


 彼女が十分満喫したのを確認して引きはがした。

 スノーは艶々とした肌と笑顔を浮かべて、歴史説明会の会場へと向かう。

 ある意味、輝きが通常の5割増しになったから、結果オーライと言ってもいいのだろうか?




 そしてオレは裏手にあるスタッフルームへと向かう。


「あっ」

「り、リュート様……!?」


 シューティングレンジの責任者であるメイヤが、スタッフルームから丁度出てきた。

 彼女はオレの姿を確認すると、一瞬『ぱぁぁぁあ』と背後に満開の花々が咲き誇るが、思い出したようにそっぽを向く。


「り、リュート様なんてぷんですわ!」


 メイヤは珍しく片方の頬をぷっくりと膨らませて、そっぽを向く。

 昨日、彼女の自称ライバルで、祭の敵対者であるリズリナ・アイファンとオレが意気投合したのが原因だ。


 メイヤの手には持ち出すのを忘れた工具が握られている。

 オレは彼女の機嫌を取るように話しかけた。


「メイヤもスタッフルームに用があったんだな」

「リズリナさんの肩を持つリュート様なんてぷんぷんですわ!」

「い、いやでもしかたないじゃないか。彼女の技術があれば夢の多脚戦車が作れるかもしれないんだぞ? しかもゴーレムの技術を使えば、今まで頓挫していたパワードスーツの開発も可能かもしれない。意気投合して話し込まない方が技術者として嘘だろ?」


『紅甲冑事件』で、魔動甲冑を手に入れた。

 あの技術を利用して、パワードスーツ開発にも一時期着手したが結局実を結ばなかった。


 あの技術は疑似スライムのようなモノを甲冑に入れて、魔力を流し筋肉の代わりにしていた。

 だが、筋肉の代用として疑似スライムを使うと重量が増え、さらに液体のため密閉しないと漏れてしまう。


 しかしゴーレムの場合、大きさを好きに変えられる上に、液体ではないので足のみや腕、胴体と部位ごとに好きなように装着することができる。さらに魔術液体金属と合わせれば防御力も格段に向上させることができるのだ。

 またあの採掘用ゴーレム『採掘ゴーレム3型』にM2やガドリングガンを持たせれば、これまた夢の無人人型兵器が完成する!


 こんな夢のような技術が目の前にあって興奮するなというほうが無理だ。


「だからといって、今回の敵対者であるリズリナさんと仲良くするなんて……。しかもわたくしを放置して楽しそうに2人だけの世界を作って……2人だけの世界を作って」


 なぜ2回言った。

 気持ちは分かるが……。


 メイヤは昨日のリズリナとの会話で拗ねているのは明白。

 しかしそれでもすぐに立ち去らないのは、オレに構って欲しいためだろう。


「しかもわたくしを放置して2人だけの世界を作るなんて! こんな屈辱初めてですわ! これはもうリュート様が、わたくしを背後から抱きしめて『ごめんよ、メイヤ。次期正妻の愛しい君のことを放置して。お祭りなんて関係なく今すぐ結婚しよう!』って言われない限りわたくしの機嫌は直りませんわ!」


 三度目の発言。

 珍しく拗ねてると思ったら、こう来たか……。


 彼女は要求を口にすると、オレに背を向けてチラチラと期待を込めた瞳でスタンバイする。

『いつでもバッチ来い!』という構えだ。


 しかし次期正妻や今すぐ結婚しようという台詞はどうだろう。

 正妻云々とは関係なく皆のことを愛しているし、祭を放置して今すぐ結婚する訳にもいかない。かと言って建前で言葉だけ告げるというのも不誠実だし。


「後ろから抱きしめて『メイヤ、愛している』だけでもOKですわ!」


 オレが悩んでいるのに気付いて、妥協してきた。

 メイヤは名を捨てて実を取りに来る。

 どこまでも彼女は本気らしい。


 確かに今回はメイヤを放置して、リズリナと話し込んでしまった自分が悪い。

『愛している』と口にするのは恥ずかしいが、今は2人っきりだし彼女の機嫌がそれで直るならやぶさかではない。


「あっ、でもオレ今、着ぐるみから出たばかりで汗くさいかも……」

「リュート様の汗なら香水代わりに使用できるぐらい大好きですわ! だからわたくしは全く気にしませんわ!」


 オレの呟きにメイヤがそっぽを向きながら全力で答える。

 どんだけ、抱きしめられたいんだよ。

 だが本人が『汗くさくてもいい』というなら……。


「そ、それじゃ行くぞ」

「いつでもいいでしゅわ!」


 メイヤが興奮しすぎて語尾を噛む。

 彼女は今にも爆発しそうなほど顔を赤くし、鼻息荒く待ち構える。

 オレも覚悟を決めて、メイヤを抱きしめるため一歩を踏み出した――が、


「団長、こちらにいたんですね。実は大々祭(だいだいさい)運営委員から問題が起きたのでご相談したいとスタッフの方がいらっしゃってて」

「団長、新・純潔乙女騎士団に入隊したいという女性の方が集まっているのですが、しかも中には魔術師の人も居て、どうしたらいいんでしょうか?」


 メイヤを抱きしめようとすると、狙ったように団員達が問題を抱えてあらわれる。


 さすがに彼女達を放置して、メイヤを抱きしめる訳にはいかない。

 オレが彼女達の問題に対処するため向き直ると、背後でメイヤがハムスターのごとく両頬を膨らませているのが気配で分かった。


 軍団(レギオン)大々祭(だいだいさい)は始まったばかりだというのに、内も外もトラブルが発生しまくりだ。




ここまで読んでくださってありがとうございます!

感想、誤字脱字、ご意見なんでも大歓迎です!

11月30日、21時更新予定です!


ちなみに軍オタ購入者特典SSを読む場合なのですが、最新版の書籍&ネット書籍からパスワードを作成しております。現在だと軍オタ5巻から、パスワードを作成しています。

これは明鏡シスイ自身のPC技術では1巻、2巻、3巻などで個別パスワードをブログにかける技術が無いためです……。

なので購入者特典SSを読む場合、最新話(現在だと4巻)を購入して頂きパスワードを確認して、入って頂く必要があります。

ご迷惑をおかけして申し訳ありません。


また、軍オタ1~4巻、引き続き発売中です。

まだの方は是非、よろしくお願いします!

(1~4巻購入特典SSは15年8月20日の活動報告を、2巻なろう特典SSは14年10月18日の活動報告、3巻なろう特典SSは15年4月18日の本編をご参照下さい。)


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