第224話 魔物大陸、初戦闘
魔物大陸はどんな場所かというと――火星のようにゴツゴツした大地がどこまでも続く岩と砂の大陸だ。
木々も他大陸と比べて低く、雨も余り降らないせいか埃っぽい。
そんな魔物大陸をオレ達はM998A1ハンヴィー(擬き)に乗って走っていた。
運転するオレの隣、助手席でギギさんが腕を組んで遠くを見詰めている。
その態度は一見、どっしりと構えているようだが、実際は顔色が悪い。
どうもこのハンヴィーの乗り心地があまり好きではないようだ。整地されていない地面のため、がたごとと揺れるたび、ギギさんの鼻がぴくぴくと動く。
人で言うなら顔を強張らせているのだろう。
嫁プラスαは後部荷台部分に設置した向かい合わせの長ベンチに腰を揃えている。
さて、どうして前世、地球にあった車がこの異世界に存在するのか?
もちろん、オレが作ったからだ。
オレは運転しながら、ギギさん達にハンヴィーを見せた時の反応を思い返した。
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魔物大陸到着2日後。
予告通り、オレ達は冒険者斡旋組合でヘビーロック討伐のクエストを受けてきた。
港とは正反対の城壁を抜けて、魔物大陸の大地を踏みしめる。
本来なら、街のハイディングスフェルトから馬車や馬で、ヘビーロックの目撃地まで移動する。
さすがに歩いてすぐの場所にはいないからだ。
しかし、今回オレは馬車や馬も借りなかった。
魔物大陸の移動には新たに開発した魔術道具を使うからだ。
さすがに城壁近く、人々の目がある場所で積極的に見せるのも面白くないので、ある程度移動してからリースに出してもらう。
「この辺でいいだろう。リース、頼む」
「分かりました」
彼女は手のひらをかざし、『無限収納』に収めていた魔術道具を取り出す。
「これがリュートの作った移動する魔術道具か?」
ギギさんは興味深そうに、目の前に姿を現した移動魔術道具――M998A1ハンヴィーに視線を向ける。
ギギさん以外はすでに見ているのと、何度かテスト試乗しているため驚きはない。
正直言えば、どの車種を製造するかギリギリまで悩んだが、最終的にM998A1ハンヴィーの製造に踏み切った。
では、M998A1ハンヴィーとは一体どういう車なのか?
まずその説明をする前に、『ジープ』について簡単に話さなければならない。
第二次世界大戦、アメリカ陸軍は戦術車輌を各種量産、集中して運用した。
その中でも前線への移動、後方までの撤退、人員だけではなく物資輸送など幅広く利用された軍用車が『ジープ』(第二次世界大戦時に生産されたのがウィリスMB、フォードGPW。生産会社が異なるだけで2つは同一仕様)だ。
現在でもジープは各国の軍隊で移動・軽輸送等に多数活躍している。
しかし、21世紀を迎えるにあたり搭載する武器や装備の量、質量が増大。またジープの後継車というだけではなく、貨物車や小型トラック全てを一車種の派生型でまかなおうとしたのだ。
結果、製造・開発されたのがハンヴィーシリーズである。
ハンヴィーは初期のジープに比べると、大型化し数倍ものパワーへと進化している。
そして名称も軽輸送車ではなく高軌道汎用装輪車(HMMWV……High-Mobility Multi-purpose Wheeled Vehicle)という略称がつけられた。
しかしさすがにこのままでは呼び辛いためアメリカ軍内ではハンヴィー(HUMVEE)と呼ばれるようになる。
市販用の場合はハマー(HUMVER)と呼ばれている。
だが、以後は『ハンヴィー』と呼ばせてもらう。
ハンヴィーは1982年にアメリカ軍が制式採用(1985年から量産配備)してから、今までに約十数万輌も生産されている。
そしてハンヴィーは、それら戦争&紛争から得た経験を逐次取り入れ、多数の車種を作り出し――そして別物といえるほど進化を遂げた。
しかし、オレが今回製造に踏み切ったのはもっとも基本となる車種、無装甲、オープントップのM998A1兵員・貨物輸送タイプのハンヴィーだ。
なぜもっとも基本となるM998A1を選んだかというと、オレ達もアメリカ軍に倣い戦闘を経験して発展させていければと考えたから――と言えば聞こえがいいが、正直な話をすれば、このM998A1ハンヴィーを製造するだけで手一杯だったからだ。
ハンヴィーの基本的な車台の骨格となる鋼製フレーム(魔術液体金属で代用)は、ラダーフレーム(梯子型のフレーム。前後に通る2本のフレームがサイドメンバーと呼ばれ、梯子の段にあたるものがクロスメンバーと呼ばれる。ちなみにラダーは梯子の意味)。クロスメンバーは5本。
このフレームにエンジンやシートなどが取り付けられる。
またエンジンは前輪シャフトの後ろ、つまりミッドシップエンジン(車台中心付近にエンジンを設置。ただしこれはバランス対策ではなく水没対策・被弾対策等によってラジエータを寝かせた影響によるもの。そのためハンヴィーのフロントグリルは上部についており特徴的な見た目をしている)である。
ハンヴィーには基本屋根が無いため、前方に存在する風避けのフレームには転倒した場合でも問題無い程度の強度が備えられている。
またルーフを取り付け、そこに武器を付けることもできる。
しかしさすがにエンジンまでは再現することができなかった。
そのため作り出したのは魔力で動く魔石モーターだ。
だから正確にいうなら電気自動車ならぬ魔石モーター自動車である。
面倒なのは魔力が切れた場合、一度ボンネットをあけ直接魔力を注ぐか、予備のと入れ替えなければいけない。
タイヤもゴムのような材質の魔物の素材を使って代用している。
予備タイヤはリースの『無限収納』にしまってある。
正直、魔石モーター自動車の性能は、M998A1ハンヴィーに遠く及ばない。
見た目がそっくりなだけだ。
だから、オレはM998A1ハンヴィー(擬き)とついつい胸中で付け足してしまう。
オレはギギさんに説明できる部分だけを抜き出し、話して聞かせる。
「……つまり角馬を必要としない、魔力で動く馬車ということか」
「そうですね。しかも早さは馬車とは比べものにならないレベルですよ」
「クリスお嬢様が使っているスナイパーライフルにも驚かされたが、これはまた面白い物を作ったもんだ。リュートは相変わらず器用だな。屋敷に居た時も珍しい菓子を作っていたもんな」
ギギさんは懐かしむように腕を組み何度も頷く。
いや、お菓子作りと武器・車輌製造を同列に語るのはどうかな……。
オレの心情を代弁するようにメイヤが興奮した声音で叫ぶ。
「何を仰っているのですか! これは器用とかそういうレベルの話ではありませんわ! 『魔石モーター』というまったく新しい魔術道具を開発したんですわよ! しかもその利用価値の高さと言ったら! これが世間に発表されれば、世の魔術道具研究者達がどれほど心臓を止めるか! それほどの驚愕な革命的偉業ですわ! この魔石モーターが普及すれば、馬車での移動より格段に早く・大量に物資を輸送させることができますわ! これは来ますわ! 来ちゃいますわ! リュート様による大・革・命が!」
なぜかメイヤは片手を胸に、もう片方を大空へ向け伸ばす。
そんなメイヤの発言にギギさんは再び何度か頷き、『そうか』と呟く。
なんだかこの2人の会話は妙にハラハラするな。
「と、とりあえず時間も勿体ないし、さっさと移動しようか。オレが運転するんでギギさんは隣に、スノー達は後ろの荷台スペースで頼む」
オレの指示に皆が従い、それぞれ乗車する。
ちなみに乗車できる人数は、運転席&助手席2名に、荷台部分に8人乗せることができる。
現在の人数でも余裕だ。
そしてオレは『ヘビーロック』が居る場所へ向けてM998A1ハンヴィー(擬き)を運転する。
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『グオオオォォォォオッ!』
ヘビーロックの群れが咆吼を上げこちらへ向けて駆けてくる。
数は約30匹。
初めてヘビーロックを見るが、まるで甲冑のように全身に大小の岩石を身に纏っている。
あの岩石で剣や槍、初級の攻撃魔術なら楽に弾くらしい。
確かに並の冒険者なら手に余る相手だ。
しかし、今相手にしているのはクリス・ガンスミスだ。
さらに彼女はハンヴィーの荷台、長椅子の間にどっしりと座り、SVD(ドラグノフ狙撃銃)を追いかけてくるヘビーロックへと向ける。
オレ達は順番に魔物大陸の魔物と戦えるか確認していた。
確かにヘビーロックは群れで行動すると聞いてはいたが、これほどの数で移動しているとは想像していないかった。
もし馬車だったらすぐに追いつかれていただろう。
しかし、今オレ達が乗っているのは前世、地球にある高軌道汎用装輪車、ハンヴィー(擬き)だ。
むしろ振り切らない速度を維持する方が難しい。
そして、一番最初、クリスが戦えるかの確認とヘビーロックの数を減らすためSVD(ドラグノフ狙撃銃)を構えていた。
ダァァーン!
クリスが7.62mm×54Rを発砲!
ヘビーロックの眼球を突き刺し、そのまま頭部の最奥まで弾丸を送り込む。
さすがに岩石で全身をおおっているヘビーロックも、眼球と頭部内部までは硬くすることはできない。その場で勢いよく倒れ、2、3度勢いよく地面を転がり停止する。
クリスはすぐさま2匹目に銃口を向ける。
ダァァーン!
ダァァーン!
ダァァーン!
続けざま3発連続で発砲。
3匹のヘビーロックは最初の1匹目のように地面を転がった。
『グオオオォォォォオッ!』
仲間をやられて頭にきたのか、一匹のヘビーロックが咆吼をあげる。
走りながら、肩に付着した自身の岩石をベキベキと剥ぎ取る。
岩石はソフトボール大はある。
それを迷わず投げつけてきた!
岩石は風より速くハンヴィーへと襲いかかる。
「マズッ!」
オレは咄嗟にハンドルを切りそうになるが――
『バカァーン!』と岩石はハンヴィーに届く前に空中で砕け散った。
どうやらクリスが撃ち抜いたらしい。
彼女は投擲してきたヘビーロックに照準を合わせて、お返しとばかりに撃ち返す。
もちろん、彼女の弾丸が外れるはずもなく投擲したヘビーロックは地面を転がる。
舗装されていない地面を走っているため、車体は不規則に振動する。なのにクリスは未だに一発も外していないのだ。
相変わらずの射撃技術だ。
こうしてハンヴィーで逃げつつ、追いかけてくるヘビーロックをクリスが狙撃して数を減らしていく。
数がある程度減ったところで、オレ達も力が通用するか試してみた。
戦闘開始から約30分程。
無事、遭遇したヘビーロック約30匹を倒すことができた。
クリスが数を減らし、残り5匹になった時点でハンヴィーを停車。下りて、オレ、スノー、リース、シア、ギギさんが一匹ずつ相手をした。
オレとスノーはAK47。弾倉は徹甲弾を念のため入れておいた。
徹甲弾は問題なく、ヘビーロックの岩石を貫通し倒すことができた。
リースは汎用機関銃のPKMを使用。弾丸を頭部へ集中し、倒してしまう。
シアは珍しくコッファーを使用せず、『wasp knife』――直訳すると『スズメバチナイフ』を久しぶりに使用する。
ナイフの刃をヘビーロックの眼球に刺し、柄に溜め込まれた魔力で作られたガスを噴射し、頭部内部をズタズタに引き裂いた。
ギギさんは、風の魔術を使用した。
風×風の中級魔術で腕に風の刃を纏わせる
攻撃範囲は極端に狭いが、貫通力が高いらしい。
まるで作業のようにヘビーロックの心臓を貫き即死させていた。
ギギさんは本当に強い。
さすが魔術師Bプラス級だ。
そんなギギさんでも歯が立たないなんて、いったいどれだけ旦那様は強いんだよ……。
とりあえずこうしてオレ達は一通りの戦闘経験を体験した。
「……しかし改めて思うけど魔物大陸の魔物は本当に怖いな」
「そう? わたし的には思ったより簡単に倒せて拍子抜けしちゃったけど」
オレ達は倒したヘビーロックの体から換金できる部位を引っこ抜いていた。
ヘビーロックの換金できる素材は、魔石だ。
体の胸、ほぼ中央部分に他の岩石とは色が違う石がある。
これが魔石だ。
ヘビーロックから取れる魔石は、通常の物より質が良く見た目以上に魔力を溜め込むことができる。
オレはそんな魔石をヘビーロックから抜き取りながら、スノーの台詞に返事をする。
「確かに攻撃は通じたけど問題はそこじゃなくて、魔物大陸の魔物が他大陸のに比べて凄く好戦的ってことさ。普通、30匹も居て仲間が次々倒されていったら、途中で何匹かは逃げ出すだろう? なのにヘビーロックは文字通り最後の一匹になるまで逃げ出そうとしなかった。これってちょっと怖くないか?」
『確かに。最後の一匹を倒すまで気が抜けませんね』とクリスがオレに同意するようにミニ黒板を掲げる。
「魔物大陸の魔物は、片腕や足が千切れた程度じゃ戦意はまったく衰えない。生命力が強いものは、首だけになっても襲ってくる。だから、リュート達も倒したからといって油断しないよう気を付けろ」
ギギさんが作業の手を止めず、注意の言葉を告げる。
やれやれ、まったく凄い所に来たもんだ。
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ヘビーロックの魔石を回収後、死体は焼却した。
他の魔物のエサにさせないためだ。
さらにハンヴィーを走らせ、ヘビーロックを探しては何度か戦ってみた。
感触としては十分、手持ちの銃器はこの魔物大陸でも通じると実感した。
そして、ハンヴィーをハイディングスフェルトへと向け港街へと戻る。
結局、昼を少し過ぎたぐらいで街へと戻って来られた。
再びハンヴィーをリースの無限収納にしまい徒歩で街中へと入る。
換金所は大抵、門を抜けてすぐ近くにある。
冒険者が重い荷物を長く運びたくないのと、物によって大きすぎて街中にまで運び込めない場合があるためだ。
ヘビーロックの魔石が詰まった袋はギギさんに持ってもらっていた。
その足で真っ直ぐ換金所へと向かう――だが、1人、門を潜ってすぐに足が止まる。
その1人とは、リース・ガンスミスだ。
「!? ララお姉様……ッ!」
「えっ! ちょ! リース!」
彼女は突然、街中に向かって走り出す。
彼女の足はそれほど速い方ではないが、みんな驚いて固まったしまったため出遅れてしまう。
「と、とりあえずオレが追いかけるから、皆は換金所へ行ってくれ!」
返事を聞かず、オレはスノー達をその場に残しリースの後を追う。
彼女は人混みを走っているため、時に通行人の体をぶつけ謝罪しながら奥へ、奥へと進む。
リースが角を曲がったのでオレも足に力を込めて、彼女の後を追いかける。
角を曲がって約30m先で、彼女が左右の道を見比べているのを発見した。
「リース!」
声をかけると、リースは振り返りようやくオレ達の存在を思い出す。
「す、すみません! 皆さんを置いて走り出してしまって」
「いや、気にするなって。それでどうしたんだ急に。走り出す直前、リースのお姉さんの名前を叫んでいたみたいだけど」
オレの言葉にリースが肩を震わせる。
路地裏、建物の陰に隠れていたせいですぐに気付けなかったが、彼女の顔色が青くなっていた。
まるで全身の血が流れてしまったかのように……。
リースはか細い声で告げる。
「……たのです」
彼女の自身、『信じられない』という口調と表情で先程目にした事実を口にする。
「私の姉、ララ・エノール・メメアが先程、街の人混みに居たのです……ッ」
リースの姉、ハイエルフ王国エノール、第一王女、ララ・エノール・メメアは数十年前、妖人大陸で起きた戦争時に姿を消した。
以後、誰もその所在を掴めていない。
そんな彼女がこの魔物大陸の玄関口にである港街、ハイディングスフェルトで見掛けたとララの実妹であるリースが告げる。
「……失礼を承知で言うが、見間違いとかじゃないのか?」
「いいえ、見間違う筈などありません。あれは絶対にララお姉様でした。でも、どうしてお姉様がこんな場所に……」
青白い顔で困惑するリース。
今にも倒れそうな彼女の体を抱き締めて支える。
リースもギュッとオレの衣服を掴んでくる。
魔王が未だに存命する魔物大陸。
数十年前、失踪したはずのララ・エノール・メメア。
そして、ダン・ゲート・ブラッド伯爵がオレ達と敵対する理由。
これらが全て『偶然』と片付けるには少々できすぎている。
まるで何か不吉な出来事が起きる暗示のようだ。
オレとリースは言葉にはしないがそう感じ取っていた。
ここまで読んでくださってありがとうございます!
感想、誤字脱字、ご意見なんでも大歓迎です!
明明後日、11月14日、21時更新予定です!
友達が軍オタ1巻を買った後、なろう版も読んでくださったそうです。
しかし、ポイントというのが良く分からなかったようで……確かになろう初めてだとそうかも、と思ってしまいました。
なので、新規読者の皆様、もしくは呼んでいたけれどもポイントのことをすっかり忘れていたよ、という皆様!
ポイントというのは――作品をブックマーク、さらに全編読み終わった時の話、つまり最新話の一番最後の下に文法・文章評価、物語評価、とあるのがポイントです(つまり最新話まで読まないとポイントをつけられることに気付かないorそこを素通りするとポイントというシステムに気付かない)。
このポイントが増えると、大抵の著者は大喜びします。場合によっては転がるほど喜んだり、号泣するほど感激します。
要は作者のモチベーションを数字で表現するという素敵システムです。いやぁなろうのシステムはよく出来ているなぁ……。そして著者はポイントという荒野を駆け、互いの命を削り戦いを繰り広げるのです。時には睡眠時間を削り、とある展開でポイントが激減すると転げ回るような激痛を感じ、毎日ポイントをチェックし、神頼みしたり神社に5円玉を入れたりマハラジャに祈ったりするのです(後半は嘘ですが前半は個人的な体験談です。本当にポイント一つで作品の行く末が決まったりします。マジ本当)。
ということで、書籍版を読んで新規読者になって下さった皆様、もしくはまだポイントを入れ忘れている皆様! よろしければ、明鏡シスイのモチベーションも高まり滾りますので、軍オタを応援してくださっている皆様、是非評価(andブックマークを使っている方はブックマーク)を宜しければお願い致します。泣いて喜びますので!(あと感想もめっちゃやる気になります。こちらも宜しければ感想欄に書いて頂ければ嬉しいです!)
また、軍オタ1巻、引き続き発売中です。
まだの方は是非、よろしくお願いします!
(なろう特典SS、購入特典SSは18日の活動報告をご参照下さい)