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「隠れ里・豆知識その8」
ジェーン・レストレンジ:
イギリス人系バンパイア。
レストレンジ一家の母親。
金髪の長い髪をカールしている。
趣味はバイオリン演奏。
アーサーとデュエットをよくする。
身長167cm
第1章
第8話 親戚関係
「稜、大丈夫だよ。稜も十分俺らと勝負できる。」

オリバーが励ますように言った。

「だって私たち、元をたどればみんな血が繋がっているの。」
「なんだって!?」
「あなたのお母さんとパパは異母兄弟なのよ。」
「???」

本日何度目か知れないサプライズ。
今度こそ本当に頭がパニックを起こしそう……。

ハンナは続ける。

「だから私たち、親戚よ。あなたにだってゴッドグリーン・レストレンジ伯爵の血が流れているんだわ。」
「俺らのご先祖様のゴッドグリーン伯爵はな、それはもうイケメン中のイケメンバンパイアだったんだぜ。」

ジョンがつけくわえた。

「わが家系にブスはいない!!レストレンジ万歳!!」

オリバーが興奮して叫ぶ。
とたんに"しまった"というみんなの表情。
タンタンタン……と廊下を歩いてくる音。
カチャッとドアが開くとジェーンおばさんが仁王立ちしていた。

「何時だと思っていらっしゃるのかしら?」
「8時。」

オリバーがボソッと答える。
とたんにキッとおばさんがにらんだ。

「もう、10時25分です。」

静かにでも声に怒りを込めていた。

「もっと静かに過ごしなさい。」

パタンと戸が閉められ、足音が遠ざかっていったとき、みんなの金縛りが解けた。

「静かにしないと俺ら、明日の食材になっちまうぜ。」
「ねぇ、トランプしましょうよ。」

ハンナの提案でさっそくカードが配られた。

「ババ抜きでどう?」
「OK」
「エマは呼ばないの?」

稜は聞いた。

「エマは今日は自室にこもって勉強さ。」
「明日からのテストが大変らしいぜ。」
「へぇー。」
「はいどうぞ。」

ハンナがカードを配り終えた。

「ジョン、バーバはきっとお前のとこだぜ。」
「俺の心が読めるのか?オリバー。」
「バーカ。reader mindなんて基本だろ。」
「reader mind?」
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