そんなこんなで2時間が過ぎた。
今や4人は丸いテーブルを囲んでせっせとレポートを仕上げていた。
「あーっもう!!結局のところクシー・ギュニーってなんなのよ」
リリーが書きあがったレポートを見てぼやいた。
「もう終わったの?」
「一応。一通り書き終わったんだけどね。だいたい今の授業って何がしたいわけ?毎回毎回誕生星なんか知ってなんになるのよ!」
「シュック先生は8年生からの星占いに必要だって言っていたけど」
ジャスティンがため息をつく。
「星占いって別にあたし占い師になるつもりないし。だいたい占いなんか信じないわ。」
「ボクは結構信じるけどな」
ロランがちらりと自分の本棚を見た。
「毎晩占ってみているんだ。」
「ロラン、それ当たるの?」
稜哉は半信半疑で聞いてみた。
「結構な高確率で当たるんだ。稜クンがボクの部屋にくるっていうのも当たったし。」
「じゃあ今度あたしも占ってもらおうかなー」
「今挑戦しているのがこれなんだけどね」
ロランは立ち上がると本棚から1冊本を持って戻ってきた。
「『風水と重ねる星座占い』?なにそれ。」
「方角とか自分の星座の位置で占うんだって。ちょっと難しいんだけどね」
「ロランは将来占い師になるつもりなの?」
ジャスティンが珍しそうに言った。
「占い師か。それもいいね。」
「ねぇ、そろそろご飯食べない?」
リリーがレポートをしまいながら言う。
「食べに行く?それとも自炊する?」
「あたし、メルヘンに行きたいのよね。今日オムライスが安い日じゃない?」
「じゃあ、メルヘン行こうか。稜クンは初メルヘンだね」
「あ、そうか。稜哉クンはまだ行った事がないんだ。」
「あそこのオムライス、美味しいのよー。あとレバニラも」
「私はトルティーヤが好きだな。自分で具をつめられるの」
ジャスティンが楽しそうに言った。
「おもしろそうだね。今日1つ食べてみるよ」
「ぜひそうしてみて」
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