「隠れ里・豆知識その17」
VSO:
・正式名称はVampire's Safety Organization=バンパイア安全保障機構
・仕事内容は不明
(でも名前的にバンパイアの安全確保を仕事としているようです)
・リリー・ツェルニーのお父さんがVSOの少佐
第2章
第28話 I want tu be an astronaut!!
「りょークン」
背中をぽんとたたかれて、稜哉は振り返った。
「次は2時まで自由時間だよ。一旦部屋に戻る?」
ロランがワイン色のペンケースを片手に、聞いた。
「2時まで?授業は?」
「2時間目はもともと授業無しで12時から2時までは昼休みだよ。」
「2時間も昼休みあるの!?長くない?」
稜哉は驚いた。
「でも、お昼ご飯食べに行かなきゃいけないし。ボクはちょうど良いと思うけどな。」
「ボクは12時くらいまで部屋に戻ってるよ。このレポートをやっておきたいし。」
「じゃ、ボクも一緒に行くよ。」
2人はプラネタリウムを出ると宿舎に向かって歩き出した。
「ねぇ、ロラン、"地軸"って知っている?」
「ちじく?ちじくって"地軸"?」
「うん。それって何?」
「稜クン地軸知らないの?僕は3年生くらいのときに習ったけどなぁ。地軸って言うのはね、地球の自転軸だよ。地球が自転するときに地軸を軸にして回っているんだ。でも、いきなりどうして地軸?」
「急に気になったんだ。ロランって星とか得意なの?さっきも小テスト満点だったみたいだし。」
「得意っていうかスキなんだ。夢があるし、キレイでしょ。ボクね。、将来宇宙に行きたいんだ」
「宇宙飛行士が夢なの!?」
「宇宙飛行士?なぁーにそれ。」
「宇宙に行って惑星の研究したり宇宙ステーションを作ったりする人だよ。」
「わあ、それかっこいいね!ボクその……宇宙飛行士?になろうかな」
部屋に戻った稜哉とロランは机の上にさっそく教科書とレポート用紙を広げた。
「No.15って書いてあるけどシュック先生はレポートの宿題をよく出すの?」
「残念なことに毎回。でも授業ない内容をまとめればAはもらえるから大丈夫。」
稜哉は後半はほとんどうわの空だったさっきの授業を思い出しながら白いレポート用紙を文字で埋めていった。
「そういえば、稜クンは部活どこに入るの?」
「部活?まだ決めていないんだ。ジョンたちからバスケ部に誘われているんだけど、正直あまり気乗りがしなくて。」
「ボクらと一緒に音楽やらない?」
「音楽?音楽って軽音?」
「そうそう。ボクとジャスティンとイェリでバンド組んでいるんだけど、もう1人ギター欲しいなって思っていて。」
「でもボクギター弾いたことないよ。」
「大丈夫!イェリが教えてくれるから。彼ね、教えるのすごい上手なんだよ。ボクも彼に教えてもらって弾けるようになったんだ。」
("イェリ"はさっき先生に名前言われてた人か。)
稜哉の頭の中で黒い丸めがねをかけた色白の少年がフラッシュバックする。
「ねぇ、どう?一緒にやろうよ。」
ロランが目をキラキラさせて言った。
いやだとは言わせないよ、と言う漢字がうっすらあった。
「ジャスティンのドラム姿かっこいいよ」
「え!?それは見たい」
かくして稜哉はロランのバンドの一員になった。
「隠れ里」の制作舞台裏をチラ見せするサイト、★「隠れ里」制作舞台裏★にもぜひあそびにきてくださいな♪
http://ameblo.jp/seiya-yoduki/
Twitterブログパーツ
カテゴリ別オンライン小説ランキング
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。