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いよいよ第2章突入!!
第2章
第22話 宿舎
翌日7時30分ごろ、稜哉、オリバー、ジョン、ハンナ、ジェーンおばさんの5人はTimishora駅発、急行Fanapone駅行きの汽車"FRASH"に乗っていた。

「言ったらまず先に宿舎の部屋をとりましょ。」

ジェーンおばさんが言った。

「部屋ってどんななんですか?」
「風呂場がものすごく広いぜ」

ジョンが言う。

「あと、2人で1部屋だから毎日楽しいぜ。ま、相手にもよるけどさ。」
「2人一部屋なの?」
「大丈夫、女子と男子は分けられるわ。」

ハンナがからかうような目をした。

「稜、今夜8時に買い物に行くからな。心の準備をよろしく。」
「何買いに行くの、オリバー?」
「稜の歯ブラシとかもろもろ。ハンナも来るかい?」
「いや、遠慮しておくわ。」
「どこかで待ち合わせする?」
「いや、俺が部屋まで行くからまってて。」
「OK」

急行列車、FRASHは徐々に減速し、やがて停車した。

「降りるわよ。荷物を忘れないでね。」

ジェーンおばさんを先頭に、5人は改札を抜け、緑につつまれた学校に向かった。


「ジョン、オリバー、ハンナは先に自分たちの部屋に行ってなさい。私は稜と手続きを済ませるから。」

門を通ったところでジェーンおばさんは言った。

「じゃ、また後でな、稜。バイバイ、ママ。」
「私の部屋にも後で来てね、稜。」
「うん。また後で。」

ホテルのような建物の自動ドアを抜け、2人はフロントに向かう。

「今日から3ヶ月、1つ部屋をお願いしますわ。」
「ではこちらの申請書にご記入をお願いします。」

清楚な格好をするフロント嬢は申請書を差し出した。

「稜、書いてくれる?」

稜哉は名前やら年齢やらを書くと、ジェーンおばさんに返した。

「これでいいかしら?」
「それでは隣のエレベーターを上がって3F、右へ2つ目の部屋、305号室へどうぞ。ロラン・アルベール様と同室になります。入室の際はこちらのカードキーをご利用ください。」
「それじゃあ、私はこれで帰るわね。何かあったら連絡をちょうだい。」
「あの、ありがとうございました。」
「じゃあ。」

ジェーンおばさんの後姿がドアの向こうに消えるのを見送り、稜哉はエレベーターに乗った。

「ロラン・アルベールってどんな人なんだろう……?」
第23話へと続きます(*^□^*)
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