書店と周りの人々と私。(6/14)縦書き表示RDF


次回は1月1日
書店と周りの人々と私。
作:こぶた



伝説のアルバイト。


私より二週間早く入った伝説の人かえでさん。何故伝説かと言うと少し変わった人なのだ。見た目は年齢不詳。少女の心を持った女性だ。私は六年間の間三人現われるが一人目と言っても良い。 
かえでさんは、レジでコミックのシュリンク巻きをしていた。いきなりしゃがみ込み、『怠い波が来たんです。』と言っている。 
そこへ桐原さんが『かえでさんレジの中でしゃがみ込まないでください。』と注意を受けていた。 
私は笑っていたが、他のスタッフはあまりいい顔しなかった。 
ある日はもうそろそろ休憩だと思い、掃除に回っているかえでさんを呼びに店内を探しに行ったら女性誌の前で足を投げ出して床に座っているのである。私はびっくりした。店にはお客様が立ち読みをしている、そのさなか床に座っているのである。私も少し常識外れのところがあるがこれには一体? 
書店では珍しいぐらい怖い人、桐原さんと喧嘩勃発。学生バイトと昼間の従業員の入れ替わり時間は18時。後一時間と言う所で、体調が悪いて言いだし、退社しようとした。夕方は大変込むので桐原さんは『後5分我慢できませんか?』
とレジの込んでるのでお願いした。だがかえでさんの返答は『体調の悪い人の気持ちなんてあなたには解らないんです。』と言ってさっさと帰ったらしい。 
桐原さんの話を聞いて誰しも体調が悪いときはあるだが、お客さま商売の本屋。多少体調が悪くても、お客様のくぎりがつくまで接客に重視していただきたい。変わっているからこそ私はかえでさんが面白いのだ。












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう