試行錯誤したけど、なんかぐだぐだになってしまった!?
第十五話一触即発!?ヴォルケンリッターvsサイヤ人
バーダックと守護騎士達が出会った後、時間も遅いので明日他のサイヤ人達に守護騎士達を紹介することにして、バーダック達は眠りについた。
ちなみに、守護騎士達は各自適当な場所で寝た。
Side:バーダック
「おい、おまえら起きろ!!朝だ!!」
バーダックは声を上げ、守護騎士達を起こした。
だが、シグナムとシャマルとザフィーラはすぐに起きたが、ヴィータは
「すぅ~すぅ~」
起きるどころか可愛らしい寝息を出しながら爆睡していた。
「起きねぇな、仕方ねぇこうなったら……。」
バーダックはもう一度叫んで起こそうとしたその時、シグナムが制した。
「主バーダックの手を煩わせる訳にはいきません。ここは、私にお任せください。」
シグナムはそう言うと、レヴァンテインを起動させ、鞘をつけたまま上段に構えた。
「お、おい!?…ま、まさか…………。」
バーダックはシグナムが何をするか察して、止めようしたが
「……ふん!!!!」
シグナムはレヴァンテインを振り下ろした。
ゴオォォォォォン
「いってぇぇぇぇ!!??」
その日の朝、バーダックの家から大きな打撃音と女の子の悲痛な絶叫が聞こえたそうな。
Side:ヴィータ
「【シグナム!!あたしの頭思いっきりレヴァンテインで叩きやがって、ギガ痛かったじゃねぇかよ!!】」
ヴィータは、頭を擦りながらシグナムを睨み念話で文句を言っていた。
「【起きないお前が悪いんだ。自業自得と言うものだ。】」
だが、シグナムはヴィータに自業自得だと言い張っていた。
あの後、あたし達はバーダックに〝ついて来い〟って言われてついて行っている。
あたしはその途中で、バーダックに訊いてみた。
「なぁ、バーダック?」
「ん?なんだ?」
「一体何処に向かってんだ?」
「あぁ、この星の王の所に向かってんだよ。」
そして、あたし達は歩き続けた。
………にしても、一体いつになったら着くんだよ。
Side:シグナム
「着いたぞ。」
しばらく歩き続けて、バーダック達は城のような建物の前で立ち止まった。
「主バーダック、ここにその王が居るのですか?」
「あぁ……。」
バーダックはそう短く答えると、一人で歩き始め、門番のような人物に話し掛けた。
「おい!!王に会わせろ、話がある!!」
……主バーダック、その物言いはかなり失礼だと思うのですが………。
シグナムがそう思った矢先、
「バーダック!!貴様、なんだその態d「うるせぇ!!」グハッ!?」
バーダックは、門番が何かを言う前に顔面を殴り、気絶させた。
「黙って王に会わせりゃいいんだよ。」
「何をやってるんですか!?主バーダック!!」
「ああ!?…何が?」
バーダックは〝なんか悪い事したか?〟的な表情で訊いた。
「何が?…ではありません!!何、門番を倒してるんですか!!」
「何でって……こいつが速く王の所に案内しねぇのがいけねぇんだよ。」
バーダックは気絶して倒れてる門番を指差しながら言い放った。
「理由になってません!!いいですか?人に頼む時はですね「とにかく行くぞ!!」って、だから私の話を聞いてください!!」
まったく!!主バーダックは何故、人の話を最後まで聞いてくださらないのか。
シグナムは、心の中でぐちぐち言いながらも、他の三人と一緒にバーダックの後ろ姿を追っていった。
「ここだ。」
バーダック達は巨大な扉の前で立ち止まった。
そして、バーダックは両手を扉に添えると、ギィィっと特有の音をたてながら扉を開いた。
「おい!!ベジータ王、話がある!!」
ですから主バーダック!?何故あなたは、そのような乱暴な言い方なのですか!?
「何だ、騒々しいぞバーダック!!何の用だ!!」
玉座のような椅子に座っていた、髭を生やした男性が立ち上がりバーダックの方に歩いてきた。
「色々な。……それより、オレの新しい仲間が居るんだ。紹介するぜ。」
「新しい仲間?」
「あぁ!!…こいつらだ。」
そう言うと、バーダックはシグナム達を指差した。
「初めまして私は、剣の騎士シグナムと申します。」
「鉄槌の騎士…ヴィータ………。」
「湖の騎士シャマルです。」
「盾の守護獣ザフィーラだ。」
守護騎士達は、それぞれベジータ王に自己紹介をした。
「でよ、こいつら仲間にしようと思うんだがよ……どうだ?」
バーダックは、ベジータ王にそう言った。
「……その前に、こやつらの戦闘力はいくつだ?」
「あっ!?そういや、こいつらの戦闘力はかるの忘れてたぜ。」
「「「「戦闘力?」」」」
守護騎士達はバーダック達の会話の中に聞き慣れない言葉があり、聞き返した。
「あぁ、戦闘力ってのはだな、そいつの強さの数値の事だ。」
バーダックはそう言うと、頭につけていた装置のボタンを押した。
「主バーダック、それは?」
シグナムがバーダックに訊いてみた。
「こいつは、『スカウター』って言う装置でな。相手の戦闘力をはかる事が出来るんだ。」
そう言って、バーダックは初めにシグナムを見た。
「ほぅ、シグナムは戦闘力3800か。……まぁまぁってとこか。」
次に、ヴィータを見た。
「ヴィータは、戦闘力3650。……まぁ、シグナムと同じくらいだな。」
次に、シャマルを見た。
「シャマルの戦闘力は、1380。………仕方ねぇか。」
「……ぐすっ…。」
シャマルが涙を流していたが、バーダックは無視して最後にザフィーラを見た。
「ザフィーラは、戦闘力…3720。……結構高けぇじゃねぇか。」
「ちょっと待てぇぇ!?」
その時、ヴィータが突然吠えた。
「何であたしの戦闘力が、ザフィーラより下なんだよ!!納得できねぇ!!」
どうやら、ヴィータは戦闘力がザフィーラより下だと言う事に不満があるようだ。
だが、当のザフィーラは
「俺は、別に戦闘力が上だろうが、下だろうが気にはせん。」
気にしていない様子だった。
その言葉を聞いたヴィータはさらに吠えた。
「お前が納得しても、あたしが納得できねぇんだよ!!」
そう言って、ザフィーラに飛び掛かったが、バーダックに襟の部分を掴まれて止められた。
「うぉ~!!離せ、バーダック!!」
バーダックに掴まれながらも、ヴィータは手足をジタバタさせて暴れ続けた。
「おいおい、暴れんなって。」
「ヴィータ、あまり主バーダックに迷惑を掛けるな。」
「そうよ、ヴィータちゃん。落ち着いて。」
そう三人が言うと、ヴィータはジタバタするのをやめ、静かになった。
「うぅ~。分かったよ。」
「よし!!良い子だ!!」
そう言うと、バーダックはヴィータを下ろし、頭を撫でた。
「って、子供扱いすんな!!」
ヴィータはそう怒鳴るが、バーダックの手を退かそうとはしなかった。
Side:ベジータ王
驚いたな、バーダックが連れて来た者達を見た時は、到底我々の戦力にはならぬと思っておったが、以外にも戦闘力があったようだな。
金髪の女以外は………。
「おい、ベジータ王!!こいつら仲間にしてもいいか?戦闘力はなかなかあるみてぇだからよ!!」
ふむ、そうだな。バーダックの言う通り、なかなかの戦闘力は有しているだからな。
「良いだろう。」
「やったぜ!!」
バーダックは、握りこぶしを作りガッツポーズした。
「ただし!!………。」
「ん?」
「そこの金髪の女以外はな。」
ベジータ王はシャマルを睨みながらそう言い放った。
「はぁ!?なんでだよ!!なんで、シャマルだけ駄目なんだよ!!理由を言いやがれ!!」
バーダックは当然のごとく怒り、ベジータ王に怒鳴りながら理由を訊いた。
「理由だと?…簡単な事だ。その女は、ただ単に戦闘力が低いからだ。」
ベジータ王は、そう冷たく言った。
だが、バーダックは諦めなかった。
「それがどうした!!シャマルの戦闘力は確かに低い!!だがな、それでもシャマルは俺の仲間だ!!」
「そうだ、シャマルは我らの仲間だ!!」
「戦闘力が低いからって、そんなんで決めんじゃねぇ!!」
「シャマルは、俺達にとってかけがえのない仲間だ!!」
「バーダックさん……みんな………。」
シャマルは、バーダックとシグナム達の言葉に感動していた。
「ふん!!笑わせるわ!!我々に必要なのは……力だけだ!!」
ベジータ王はそう叫ぶと、高速移動でシャマルに接近した。
「弱者は死ぬがいい!!」
「きゃあぁ!?」
ベジータ王は、拳を振り上げシャマルを貫こうとした。
シャマルは、恐怖により悲鳴をあげ、目を瞑った。
ガシッ
「??」
だが、いつまで経っても貫かれる感覚がなく、不思議に思ったシャマルが目を開けると
「大丈夫か?シャマル。」
「ば、バーダックさん………は、はい!!大丈夫です!!」
「そうか。」
バーダックはそう言って安心した表情をしたが、すぐに真剣な表情になりベジータ王を睨みつけた。
Side:バーダック
「ベジータ王!!てめぇ、オレの仲間になにしようとしたのか分かってんのか!!」
バーダックは、ベジータ王に怒鳴った。
だが、ベジータ王は静かに言った。
「始末しようとしただけだが……。」
その言葉を聞いた途端、バーダックはぶちギレた。
「くたばれぇ!!!!」
拳にありったけの気を注ぎ込み、ベジータ王に殴り掛かった。
しかし
ガシッ
「ぐっ!?」
「ふん!!ぬるいわ!!」
ベジータ王は、バーダックの拳を軽々受け止めた。
「おらぁ!!」
「ぐおぉ!?」
だが、バーダックは素早くベジータ王の腹に蹴りを入れ、吹っ飛ばした。
「シャマル!!」
「はい?…ひゃあ!?」
シャマルは、呼ばれバーダックの方を向くと突然抱き上げられ、奇声をあげ驚いた。
バーダックは、シャマルを抱えたまま後方にジャンプして距離を取った。
「シャマル!!怪我はないか!!」
「シャマル!!大丈夫だったか!?」
「無事か!?シャマル!!」
着地するのと同時に、シグナム、ヴィータ、ザフィーラが声を掛けながら近寄ってきた。
「えぇ、大丈夫よ。バーダックさんが、助けてくれたから。」
シャマルは、微笑みながらそう言った。
「おまえら!!」
「「「「っ!?」」」」
その時、バーダックが叫んだ。
「話は後で好きなだけやれ!!今は、目の前のヤツに集中しろ!!」
そして、バーダックの目線の先には
「やってくれおったな、バーダック。」
ほとんど無傷のベジータ王が立っていた。
「なっ!?…嘘だろ!?バーダックの蹴りをまともに喰らったはずなのに!!」
ヴィータは、無傷のベジータ王を見て驚いた。
「へっ!!やっぱり、あの程度の攻撃じゃ、びくともしねぇか。」
バーダックはそう言うと、構えを取った。
ベジータ王も、構えを取りいつでも戦闘できる状態だった。
「主バーダック!!我々も、共に戦います!!」
そう言うのと同時に、シグナム、ヴィータ、ザフィーラはバーダックの前方に、シャマルはバーダックの後方にと、自分の配置についた。
「おまえら!?…なにやってんだ、ここはオレだけで充分だ!!おまえらは、逃げろ!!」
バーダックは、守護騎士達に逃げるように言うが守護騎士達は逃げようとはしなかった。
「いえ、主バーダックを守ることが我々守護騎士の使命です!!」
「そうだぜ、バーダックはあたしが守る。絶対な!!」
「盾の守護獣の名にかけて必ずや、主をお守りいたします!!」
「これからバーダックさんは、一人で戦うじゃありません。私達と一緒に戦うんです。ですから、後方支援は、私に任せてください!!」
守護騎士達は、自分の思いを言った。
バーダックは、しばし唖然としていた。
だが、バーダックはすぐに表情を緩めた。
「へっ!!分かったよ、そこまで言うなら……しっかりオレを…。」
バーダックは、気を放出させ
「守ってみせろよ!!」
叫びながら、ベジータ王に突っ込んでいった。
「「「「はい!!!!」」」」
そして、守護騎士達もバーダックと一緒に、ベジータ王に突っ込んでいった。
「よかろう!!貴様らの力を我に見せてみるがよい!!」
ベジータ王もそう言うと、バーダック達の方へ突っ込んできた。
「たあぁぁ!!」
「てえぇい!!」
シグナムは、ベジータ王に左側から斬りかかり、ヴィータは、右側からハンマーを振り下ろした。
だが
ガシッ ガァンッ
「なっ!?」
「ぐっ!?くそぉ!!」
「ふん!!この程度か………。」
ベジータ王は、左手でシグナムの剣を鷲掴みして止め、右手の甲でヴィータのハンマーを受け止め防御した。
「いや、まだだ!!」
だがそこへ、すかさずザフィーラが接近して
「でぇいや!!」
ドゴォォンッ
「ぐぅっ!?」
拳をベジータ王の腹にめり込ませた。
突然だったため、ベジータ王は反応が遅れもろにザフィーラの拳を受けてしまった。
「…効かぬわぁ!!!!」
ドオォォォンッ
「くぅっ!?」
「ぐあぁ!?」
「うわぁ!?」
だが、ベジータ王はその攻撃に耐え、叫びながら身体全体から衝撃波を放ちシグナム、ザフィーラ、ヴィータを吹き飛ばした。
さらに、衝撃波が強力だったのかシグナム、ヴィータは背中から壁に激突し、ザフィーラは地面をバウンドしながら転がっていき、壁に激突して止まった。
「くっ!?レヴァンティン!!」
「ちくしょう!!アイゼン!!」
「「カートリッジロード!!!!」」
【エクスプローション】
ガシュンッ
すぐに立ち上がったシグナムとヴィータがそれぞれのデバイスに呼びかけ、撃鉄を起こして薬莢を排出した。
すると、シグナムのレヴァンティンの刀身は紫色の炎に包まれ、ヴィータのグラーフアイゼンはハンマーの部分の片方が尖り、片方が噴射口のように変化した。
二人はまたベジータ王に突っ込んでいった。
そして
「紫電一閃!!!!」
シグナムは、レヴァンティンに炎を纏わせたまま振り下ろした。
「ラケーテンハンマー!!!!」
ヴィータは、回転しながらそのままの勢いでハンマーをベジータ王目掛けて振った。
ベジータ王は、シグナムとヴィータの攻撃をもう一度腕で防御しようとした時
「縛れ……鋼の軛!!!!」
ガアァァァァンッ
「なにっ!?」
タイミング良くザフィーラが、鋼の軛でベジータ王の手足を絡め取り動きを封じた。
そして
ドオォォォォンッ
シグナムとヴィータの攻撃が炸裂し、土煙があがった。
「シグナム!!ヴィータ!!…下がれ!!!!」
バーダックがそう叫ぶと、シグナムとヴィータは土煙の中から飛び出してきてバーダックの隣に着地した。
それを見て、バーダックは右手にエネルギーを溜め、大きなエネルギー弾を作った。そして
「ぶっ飛びやがれぇぇ!!!!!!」
ダアァァァァンッ
そのエネルギー弾を、土煙の中に居るベジータ王に向けて放った。
エネルギー弾は、着弾して大爆発を起こした。
「やりましたね、主バーダック!!」
「やったな!!」
それを見たシグナムとヴィータが、嬉しそうな声を上げた。
「いや、まだわかんねぇからな油断すんじゃねぇぞ。」
だがバーダックは、二人にそう言いながらじっと土煙を見ていた。
その時
コツッ コツッ コツッ
土煙の中から、足音が聞こえた。
そして、土煙の中に人影が見え始めた。
出てきたのは
「今のは、効いたぞ………バーダック。」
アーマーをボロボロにしながらもゆっくりと歩いるベジータ王だった。
「まだ続けるか?」
「当然だ。」
その言葉と共に、バーダックとベジータ王は同時に踏み込み
「おらぁぁ!!!!」
「はあぁぁ!!!!」
互いの拳と拳を激突させた。
そして、二人はラッシュでぶつかりあった。
だが、戦闘力の差なのか徐々にバーダックが押され始めた。
「ぐぅ!?(やべぇ、このままじゃ………。)」
「ふん!!どうした、バーダック動きが鈍いぞ。」
そしてついに
バアァァァァンッ
「がはっ!?」
ベジータ王の拳が、バーダックの腹にめり込んだ。
「ふっ!!死ねぇ、バーダック!!!!」
ベジータ王は、バーダックにエネルギー波を放った。
咄嗟に、バーダックは腕をクロスさせ防御した。
だが、あまりの高威力でバーダックは守護騎士達の所まで吹っ飛んでいった。
「あ、主バーダック!!!!」
「バーダック!?」
「バーダックさん!!!!」
「主!!!!」
そして、吹っ飛ばされたバーダックの元に守護騎士達が駆け寄って来た。
「大丈夫ですか?主バーダック!!」
シグナムはバーダックを身体を起こしながら、怪我はないか訊いた。
「あぁ、大丈夫だ。…………ちっくしょ、やっぱり強ぇなベジータ王!!!!」
「当たり前だ!!我と貴様とでは、力の差がありすぎるのだ!!」
「そうだな……確かに、オレとお前とじゃあ力の差がありすぎるな………だがな…。」
そう言いながら、バーダックはゆっくりと立ち上がり、構えを取った。
「オレは、絶対に負けるわけにはいかねぇんだ!!!!行くぞ、おまえら!!!!」
「「「「はい!!!!」」」」
バーダックの掛け声と共に、守護騎士達はバーダックと一緒にベジータ王に突っ込んでいった。
だが
「く、くっそ!!」
「…ぐっ!?」
「か、勝てねぇ……強すぎだ…。」
「はぁ…はぁ…はぁ……。」
「ぐうぅ!?」
バーダックと守護騎士達は数時間もの間、ベジータ王と戦い続けたが、皆力を使い果たし床に倒れていた。
「もう終わりか?」
「へっ!!まだやれるに………決まってんだろうが!!」
守護騎士達が倒れている中、バーダックは立ち上がった。
しかし、すでに身体は言うことをまったくきかない状態であった。
「無理をするな。もう立っているだけで限界なのだろう。」
「いいや、まだまだ戦えるぜオレは………。」
そう言って、バーダックは構えを取った。
だが、ベジータ王は構えを取らなかった。
「……………。」
「!?…どういうつもりだ、ベジータ王。なんで、構えねぇ。」
疑問に思ったバーダックがベジータ王にそう訊いた。
すると、ベジータ王はこう呟いた。
「バーダック、そいつらは貴様にとって本当に大切な仲間か?」
「あぁ?急になに言ってんだ?」
「答えろ!!そいつらは貴様にとって大切な仲間か?」
そして、バーダックは構えを解いて真剣な眼で答えた。
「あぁ、こいつらはオレの大切な仲間だ!!」
「そうか、ならば好きにしろ。」
そう言うと、ベジータ王は踵を返して歩いていった。
「お、おい!!待ちやがれ!!!!どういうつもりだ、なんでやめるんだ!!!!」
「貴様の眼を見ていて、考えが変わったのだ!!!!」
ベジータ王はそう言い残して去っていった。
「…意味分かんねぇぞ…!?…うぅ!?」
呆然と見ていてそう呟いたその時、戦闘での疲労によってバーダックは倒れた。
「主バーダック!!/バーダック!?/バーダックさん!?/主!!」
倒れたと同時に、守護騎士達がバーダックの元に寄ってきた。
「!?酷い怪我だ!!シャマル、主バーダックに治癒魔法を!!」
「分かったわ!!」
シャマルはそう言うと、右手の人差し指にはめている指輪に口づけをした。
「静かなる風よ、癒しの恵みを運んで!!!!」
そして、シャマルの足元に緑色の魔法陣が展開され、緑色の光がバーダックを包み込んだ。
すると、バーダックの傷が消えていった。
「……傷の治療は出来たけど、意識はじきに戻る筈よ。」
「そうか。」
「よかったぁ~。」
「ふむ。」
シャマルの言葉を聞いて、守護騎士達は一安心した。
「あ!!みんなの傷も治さなきゃいけないわね!!!!」
そう言うと、シャマルは再び足元に緑色の魔方陣を展開させて、守護騎士達の傷を治した。
「はい、おしまい♪じゃあ、みんなバーダックさんの家に転移するわよ。」
「あぁ、頼む。」
そして、守護騎士達とバーダックは家へ転移した。
こうして、バーダックとベジータ王の闘いは意外な結末で幕を閉じた。
オッス、オラ悟空。
なんかいろいろあったけど、なんとか闘いに勝利した父ちゃん!!
そして、シグナム達は初めて父ちゃんの仕事の手伝いをする事になったんだ!!
次回・魔法少女リリカルなのはΑ′sΖ
守護騎士達がお手伝い!?やるぞ惑星侵略
「主バーダックのお仕事を、我々にも手伝わせてください!!!!」
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。