friends7:譲れぬ思い…
俺は、恋をした。相手は、クラスの中で結構モテる千駄木 萌さん。
あぁ…愛しいよ、君が好き。
俺が高校に入学して、最初に女子で声を掛けられたのが彼女だった。たわいもない話だったけど、彼女の天真爛漫な笑顔に俺はドキッとしたんだ。それから彼女の事を意識し始めてもうすぐ1年が過ぎようとしてる。
俺は、彼女に告白しようと決心した…けど、その決心も直ぐに崩壊した。
アイツだ…アイツが彼女の周りにいるから…出来ないんだ。彼女に告白する時は目障りだけどアイツは俺の…友達なんだ。
高萩荊太郎…お前がいるから俺は彼女に告白できないんだ!
なぁ…高萩、高校に入って約1年。お前は何回彼女に話し掛けられた?数えられる程度だろう。俺の方が彼女と沢山話しているから優勢…のハズだった。
なのに、奴と話している時の方が彼女が自然な笑顔でいて一段と可愛く見えたのさ…。俺と話していても、彼女はそんな顔をしない。
何故…何故さ!俺より高萩の方が良いっていうのか?絶対に有り得ない!アイツに俺が負けてる要素は何一つも無いのに…彼女は俺に振り向いてくれない。いつも高萩を見つけると積極的に話し掛けている彼女。
俺は我慢出来なかった。何故、彼女に話し掛けられてから俺より日が浅い奴の方が彼女と仲良くしているのか信じられなかった。
だから、あの日俺は奴を呼び出し、罵声を浴びせて更に奴を思いっきり殴った。フッ…良い気味さ。
これで奴は解っただろう。もう俺の恋路は誰にも邪魔させはしない。
千駄木さん…好きだ、本気で愛してるよ。 |