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その鎌で何刈る気 作者:織田 涼一
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021:王国指名依頼

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6000PVを超えました。
今回は短め明日の22時指定でも予約
しました。
 会談は終わり一旦解散となった。
依頼は正式にギルドを通さないといけないらしく明日の朝一番にギルドを尋ねて欲しいと言われた。

 時刻は昼頃、正門を出た場所にいる騎士さんにお勧めの食事場所を聞くと近くの食堂を紹介された。
「お・・・メニューが3種類くらいある。しかも肉もある・・・」軽く感動した。
鶏肉とパン・サラダ・スープのランチセットを頼み堪能した。

 それから冒険者ギルドに行き先程の受付の女性がいたので説明を受ける。
冒険者が主に関係するのが【掲示板】【依頼・達成報告・売買のカウンター】【打ち合わせコーナー】があり、また別室として解体エリアや応接室がある。2Fはギルド職人とギルドマスターの部屋があるらしい。

 依頼の流れとしては以下の通りとなる。
掲示板で依頼を探し、受付で説明を受けたら依頼を行い、達成したらギルドから報酬が支払われる。
依頼する方は日付・依頼完了期間・達成条件・違約条件についての項目を記載しギルドに預託する。
依頼書にはギルド職員による最低ランク評価があり、そのランク以上の冒険者ではないと依頼を受けることが出来ないことになっている。

 冒険者の主な役割は以下のようになっているようだ。
『探す者』『見つける者』『狩る者』『助ける者』『運ぶ者』。
人捜しや薬草類の群生地探し、薬草類の採取・レアな装備探し、依頼によるモンスター討伐、特化ジョブ・支援ジョブ・魔法使いによる支援、商隊や個人の護衛、ダンジョンの探索等々である。
依頼書の内容では大まかな分類はあるが、薬草採取依頼で高額な場合は危険があるし賞金首の場合は反撃にあう可能性がある為、厳密な分類はあってないようなものだった。
因みに大抵の冒険者の目的は金と名声である。

一通り説明聞くと【掲示板】に貼ってある依頼を見にいく。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

依頼書:Fランク以上
依頼内容:薬草の採取
報酬:10束につき銀貨1枚
依頼主:冒険者ギルド

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

依頼書:Dランク以上
依頼内容:商隊の護衛
報酬:要相談
依頼主:商業ギルド

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

依頼書:Fランク以上
依頼内容:パン屋宣伝及び新商品開発
報酬:要相談
依頼主:クロウベーカリー

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 採取系からお助け系を見て行き、討伐系を見ていくと打ち合わせコーナーから「そこには新米ぼくちゃんの出来る仕事はねーよ」と声がし爆笑された。ああ、冒険者になったなぁとテンプレな反応に嬉しくなる。
打ち合わせコーナーで皆に見える位置に立ち「今日から冒険者になったリュージと言います。屈強な先輩方から見たら心許ないかとは思いますが努力して追いつけるように頑張ります」と言い深く頭を下げる。
「お、おう」とか無言を貫くもの等いたが一人の男性が立ち上がってやってくる。
「俺の名前はサヴァン、ここを代表して先程の発言は謝罪しよう。まぁ一種の洗礼のようなものだから深く考えないようにしてほしい」と言い握手を求めてくる。
「リュージです、冒険者になりたくてここに来ました」握手をして微笑む。
「冒険者には誰でもなれる、ただ本物の冒険者と呼べる者は小数だと思う。君も本当の意味で冒険者になれるように祈ってるよ」と言い去っていった。

 さっきのカウンターが開いていたのでサヴァンさんの事を聞いてみる。
この街で有名なBランクの冒険者で【平穏な羊】というパーティのリーダーだと言う事がわかった。
帰る時に近くにある宿屋や商店街・雑貨屋など場所を聞いてギルドを出た。

 宿屋は何件か紹介されたが料理が美味しいところ選んだ。
宿泊に朝晩の2食がついて銀貨4枚になり、風呂代わりに使うお湯を頼むと銅貨2枚必要になる。
7日分の宿泊とお湯をチップ込みで銀貨30枚を支払って予約した。

 予約が終わるとリュックを背負い街の見学をした。
最初についたのが雑貨屋だった、様々なものがジャンル不問で置かれており調理関係の必要そうなものを色々物色してみた。
土鍋/篩/計量スプーン大小/串と楊枝多数/皿5枚/ザル5枚/トング/調味料が入るケース3個/茶筒を銀貨50枚で購入する。いっぱい買ったので何かサービスしようか?と聞かれたのでオリジナルなものを依頼できる鍛冶屋を紹介してくださいとお願いするとガンツさんを紹介された。

 鍛冶屋につき店員さんに雑貨屋さんからの紹介があったことを話すとガンツさんが出てきた。
この鍛冶屋は包丁から刀剣類を中心に扱っているようだった。
「俺がガンツだ、紹介を受けたって言っていたが・・・剣が必要か?」と聞いてくる。
「剣も欲しいんですけどまだ修行不足なんですよ。欲しいのはこっちなんです」と言うとリュックをごそごそ探す振りをしてグリモア発現:【野菜百選】で本を出してみる。
確かとうもろこしのページにあったはずとバーベキューコンロと網と鉄板のセットをガンツさんに見せた。
「ほう、そんな難しくないから作れると思うな。これ実際の寸法はどんなもんだ」と聞かれたので大体の寸法を話す。

「特注で、紹介でっと・・・。今から材料の確認をして三日後の朝には仕上げることが出来る、代金は金貨1枚になるがどうする?」若干高かったが懐には余裕があったのでお願いした。

 残った時間は商店街を巡り色々な食料品を見て、魔法道具屋という所で魔道具を見て宿屋に戻る。
荷物はリュックから出しウエストポーチに仕舞う、ああそういえば収納って言うんだったなと思い出し呼び方を変えることにした。
晩御飯を食べた後はお湯が届いたので体を拭き魔法の修行を開始する。
最後に見た魔法で使えそうなのは土水緑の魔法だった。とは言ってもお茶の木とか藁とか串の召喚はさっぱりイメージが掴めず、おじいちゃんのはただの陶芸じゃんってくらいとても現時点で使える魔法には見えなかった。
必然的にミストヴェールの修行をすることになる。

 前に水の精霊さまに教わった理論で言うと多分これは気象系の想像があてはまると思う。
魔力鉢を収納から出し魔力を何通りか試しながら集中する。
既に覚えたウォータボールは流速による管理だったけどこっちは違う気がする。
どちらかというと水槽のイメージなのかな?全体に染み込むイメージで水を流す・・・水を流しちゃダメじゃん。
1時間ほどイメージトレーニングをしたけどうまい考えが浮かばなかったので今日の修行は終わりにした。

 翌日は朝食後にギルドに向かう。
依頼カウンターに行き「私宛に依頼が来ていると思うのですが」と冒険者カードを提示する。
一旦カードを預かった受付の女性が少しお待ちくださいと言い、二度見をした後2階に駆け上がっていく。男性と降りてきた受付はカウンターに戻り男性は応接に入っていく。
「リュージさん、お待たせしました」と言う受付は「王国より指名依頼が届いています」と言うと周りの時間が一瞬止まったように感じた。
所持金
所持金:金貨6枚+銀貨203枚(+銀貨50枚)

支払
銀貨-30枚
銀貨-50枚
金貨-1枚

残金:金貨5枚+銀貨123枚(+銀貨50枚)
+注意+
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