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カカシのコイ

作者:天界
無理だってばーッ
カカシのコイ

ボクはカカシ。
ワラの体に手ぬぐいをマいたへのへのもへじの顔のカカシ。
テには軍手。
どこからどうみてもカカシ。
でもボクにはココロがある。
ココロがあるからコイをする。
ボクのコイのお相手はあの真っ黒な彼。
いつもボクの右手に乗ってくれる彼。
たまに顔の近くまで寄ってくれる彼。
ボクは彼にコイをしている。
彼の濡れた黒い羽がかっこいい。
彼の光るくちばしがかっこいい。
彼の……。


ある日のことだ。
ボクにライバルがアラワレタ。
ヤツは茶色の小さい丸い体。
これが流行のヨージタイケイってヤツだ。
ヤツはボクの彼に擦り寄って体をくっつけるんだ。

シンジラレナイ。

ボクだってそんなことしたことないのに。

シンジラレナイ。

これが流行のインバイってヤツだ。

シンジラレナイ。

いつかヤツを真っ赤にソメテヤル。
ボクの彼にチカヅクナ。


ある日のことだ。
毎日来てくれた彼が来ない。
でも茶色いヤツは来る。

ナンデ。

ドウシテ。


ある日のことだ。
茶色いヤツがボクに言った。


シンジャッタ。


ナニヲイッテイルノ。
ワカラナイ。
ナニモワカラナイ。


シンジャッタ?
ナニヲイッテルンダ。


ある日のことだ。
ヤツも来なくなった。

シンジャッタノダロウカ。
モウ。


ボクにはワカラナイ。
ひぃいいいぃい……だから言ったのにぃぃいいいぃい。

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