さよならを告げたの。
大好きな君に。
届かない歌はナミダと一緒に流して……。
流れ星のように消えるから……
さようならを告げたの。
大好きなあの歌に……。
ずっと大好きなあの歌に君の姿を浮かべて口ずさんだけど……
もう、おしまい。
さよならのラブソングを泣かないように歌うから……
あたしの歌は君には響かなかったみたい……。
哀しい恋の歌は時に優しくてあまりに悲しくて……
胸が裂ける程苦しいよ。
冬の終わりに君と出逢って生まれて初めて心が弾けた音を聞いた。
くすぐったいような何か素敵な事が始まる優しい音色の歌だった。
けど、星降る夏夜にその歌は突然止んでしまった。
君からの言葉によって……。
さようならを告げたの。
自分の恋心に……
零れた涙を流れ星に乗せて空に返すから……
この想いがいつか、星になるのを祈りながら……
風が静かに歌を紡いでいて哀しい音色を運ぶ。
ねぇ、君にはこの風がどんな風に聞こえるの?
ねぇ、君の大好きな歌には誰が浮かんでいるの?
大好きな君の幸せをあたしはまだ願えない。
そして、あたしの幸せは君の不幸に繋がるからあたしは自分の幸せさえも願えない。
けれど、いつかこの想いがナミダとなって星になる頃は……
笑顔で君の幸せ祈るから。
誰よりも強く祈るから。だから、最後に君を想いながら歌わせて……。
それがあたしが君へ贈る最後のラブソングだから。 |