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異世界に巻き添え召喚されました 作者:鹿鳴館

二章

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61#脅威 メガストラム 前編

後半戦スタートです。
◇リリスの家の近く◇

アンジャイとリリスの決闘から約半月後、何故か決闘後、生徒達からは、ランディよりもガルと香織の株が急上昇した。

アルバ、トイバ、モクバの3人が、『あのランディさんより凄いガル様』と触れ回っていたり、ランディがいたずらをし過ぎて、香織に叱られてションボリしていたのが原因の1つだった。

さらに、こんな会話もランディ最弱説の流れる原因に……
生徒「ガルさん、ランディさんって一体どこら辺が弱いんですか?」
ガル「いやそんなに弱くは無いぞ?何があった?」
生徒「友達が要所要所で仲間に劣るって言ってたから……」
生徒「例えば、敏捷性とかは?」
ガル、(俺より)「劣るな……」
生徒「魔法とかは?」
ガル、(カーズより)「劣るな……」
生徒「攻撃力なんかは?」
ガル、(アーサーより)「かなり劣るな……」
生徒「やっぱり……あのランディさんで最弱なのかよ……恐いなぁリリスの使い魔達……」
居なくなる生徒達……
ガル「だがな、ランディは回復呪文やその他のサポート呪文が異常にずば抜けている……しかも、素手なら我等4人のなかでも最高峰の体術を……って、あれ?君達~、話は最後まで聞きなさ~い」

こうして、言葉の足りないガルのせいで、ランディ最弱説が定着していった。
なお、この会話を途中まで盗み聞きしていた、Aクラスの先生は気絶していた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


そして、香織がレベル5、リリスがレベル2になった頃、『ガル様親衛隊』も7人に膨れ上がっていた。

増えた4人のうち、1人がクレリックの素質を持っていたが、その1人は信徒獲得に難航していた。

アルバ、トイバ、モクバは 1回で1個しか出ない『マジックストーン』の威力に感動していた。


『ガル様親衛隊』の、3隊長の1人であるアルバが他の隊員に演説している。

今日は、ガル様の親友であるランディさんに、明日から始まる『野外授業』用に非常食を出してくれる。
感謝するように……

「「ありがとうございます。ランディさん」」


(あのぅ……僕、一言も聞いてないんですけど)
ランディは初耳だった。

「ガルゥ、僕無で話を纏めるのは、どうかと思うんですけど……」


ガルは、ポリポリと頭をかきながら「いやぁ、あんまり誉めるからつい……」

ガルは意外にも、おだてに弱かった。


「そういえば、前回の集まりで、おだてられたガルが、最速の奥義っての見せてたわね」

「ああ、あれは速かった……剣先なんて、ほとんど見えなかったぞ……」

「私なんて剣を握ってる手さえ見えなかったわ……でも、奥義って簡単に見せていいのかしら」


ここで、ガルの剣技について説明しよう。

いくつかの異世界の中で、主流と言われている『王神流』と言う流派があり、ガルはその『王神流短剣術』をほぼマスターしている。

その中の速度に特化した『神速剣』奥義『刹那(せつな)』を見せたのだった。
『神速剣』には6段階あり、遅い順に『逡巡(しゅんじゅん)』『須臾(しゅゆ)』『瞬息(しゅんそく)』『弾指(だんし)』『刹那(せつな)』『六徳(りっとく)』の6段階がある。

ガルは、1日に1回であるが、その『刹那』まで使える。

さらに、力に特化した『王力剣』という技もあり、弱い順に『(せい)』『(さい)』『(ごく)』『恒河沙(ごうがしゃ)』『阿僧祇(あそうぎ)』『那由多(なゆた)』が存在して、ガルは『恒河沙』まで使える。


話はもどり、ランディは『クリエイトフード』を唱えていた。

すると、みんなの前に、カロリーメイ○が、モリモリ出現している。


「「「おお~」」」
歓声と共に、『ガル様親衛隊』の面々は、持参してきたバックに○ロリーメイトを詰め込んでいる。

そして、余りをみんなで食べて、少々修行して、半日が終わる。

「「じゃぁまた5日後……」」と言って解散になる。

この国は5日周期で生活が動いている国であった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


◇マクリード国境付近の森◇

大きな仮設テントの中で、20名の人間が会議をしていた。

この中で一番偉いと思われる人間が話している。
「では、輝鉱石のある坑道を2つ見つけたのだな?」

別の人間が答える「はい隊長、規模は小さいですが、探せばさらに見るかるかと……」


その隊長は腕を組んで考え込む……
「よし! では偵察係り3人は引き続き、坑道探索に行ってくれ……A班は『鉱石坑道①』へ、B班は『鉱石坑道②』へ、C班は偵察係りが戻るまで待機。A班、B班は、それぞれ7体のメガストラムを連れて行く事。では本日は解散、移動は明日の朝からだ、よいな?」

「「「はっ!」」」

小規模ではあるが、ついにリメインズ軍が動き出したのだった。


リメインズ軍は、マクリード国に総勢513名、10部隊、ストラム兵336体の規模で進行していた。

そのうちの1部隊(50人)は、2つの鉱山の入口を見つけたのだった。

さらに、別の部隊の1班は、国境付近にあるマクリード国の駐屯所を攻めていた。

「て、敵襲です!」

「何だと!? 敵の規模は?」

「それが……わかっているだけですと7体です……」

「なんだ……たった7体か……ん? 『体』って事は、人ではないのか?」

「はい、灰色の石像の様なモンスターとの報告です」

「そうか……で、その7体は破壊したのか?」

「いえ、報告では交戦中でした……」

「わかった、次の報告を待つか……」

だが、すぐ次の報告が来た。
「ほ、報告です。我々の部隊が、全滅しました。もうすぐで、こちらに来ます!」

「何だと!? 使い魔も合わせれば、我が隊は30人はいたぞ……くっ、お前はそのまま、本国に走れ!そして、この事を伝えろ!」

「は、はい!」

「我等は敵を迎え撃つ! 行くぞ!」

魔人族10人と10人の使い魔が、応戦のため 外に出る。


そこには、灰色のストラム兵『メガストラム』7体がやって来た所だった。

「7体!? ……1体も倒して無いのか! 油断したのか? 魔光破の撃てる者は魔法攻撃! それ以外は斧で破壊しろ!」

3組の兵士が使い魔と共に魔法を唱える。
「「「我が力、魔の下に凝縮し魔光となり弾けよ。魔光破!」」」

おびただしい数の細い光が、術者達の左手の先に集まり直径30cm程の禍々しい光の玉に膨れ上がり、光線となった。

そして魔光破の射出とほぼ同時に斧で斬りかかる、マクリード国の兵士と使い魔。

「どうだ? やったか? ……何!?」

メガストラムは魔光破と斧の同時攻撃も、全くの無傷であった。

7体のメガストラムは口から光線を吐き出した。
3本の光が兵士に、4本の光が使い魔に降り注ぎ、
1人の兵士と使い魔が命を落とした。

その後は接近戦となり、次々と使い魔や兵士達が投げ飛ばされる……そして5分後には、兵士と使い魔は、たった4組になっていた。

マクリードの兵士は退却試みたが、直ぐに追い付かれ、光線の餌食となった。

「な、何なんだ?あの化物達は……ぐぁぁっ」
そして、さらに3分後 マクリード国の兵士と使い魔は全滅した。

たった7体のメガストラムに、マクリード国の兵士達50人は、かすり傷1つ与えられずに敗北したのだった。
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