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スクールボランティアクラブ! 作者:俺のもう一人は私だった
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作り声

「んじゃあ、俺はトイレ行ってるから先に学校の校門前で待っててくれ」

「はい、待ってますね」

「わかりました」

いつも通り部活の時間が終了するなり部室から出た陽太、明乃、雪奈は早速その昨日事件が合ったばかりの飲食店へと向かおうとしたわけなのだが、途中部活時間中我慢していた尿意に陽太は我慢出来なくなっては今、部室から出るなり廊下にてそう言ってはすぐ傍にある男子トイレへと駆け込んでいたのだった

「・・・あ、そういえば、今日はちゃんと営業しているんですか?昨日合ったばかりなのに」

「あ、はいそれは大丈夫みたいですよ、先ほどページで確認してみたところちゃんと営業していますと乗っていましたので」

「・・・そうですか、それでは先に行っていましょう」

「はい!」

色々と情報について抜けてる部分がありそうでない事に明乃はなんとも言い難い気持ちになるも一応は兵器だとそう知らせられるなりそう雪奈に言うなり階段を下りてはと、今他の部活動なども一斉に帰ろうとしている為に階段、下駄箱と混んでいる中なんとか降りて行っていた



「…はぁ、まさか前だけじゃなく後ろもなんて思わないわな…」

そしてそんな明乃と雪奈、そして他生徒達が学校内から居なくなり完全下校してから約十分経った今、陽太はやっとの事トイレから出てきていた、本来なら女子と違ってすぐに用を足しては出てこれる、そんな筈だったわけなのだが用を足している途中お腹が痛くなってはと個室へと篭っては苦戦し、そして今やっと陽太はトイレから出てこれていたのだった

勿論この事を陽太はすぐさま個室へと入ると同時にメールへ送っていた、内容としては単純で『腹下した、個室、ちょっと待て』本来ならお腹を下したから送れる、そう送るつもりだったわけなのだがきっとうるさい返答が返ってくるであろうとそう思っては敢えてこのようにしては送っていたのだった

そして向こうはメールに数分後気づいたのか『わかりました』そう一言だけ反ってきた事に陽太は安堵得てはとゆっくり出来たのだった

「…とは言っても早く行かねえと…」

時間を見てみても現在の時刻は後数分で7時半、約三十分も待たせている、これはいくらなんでも待たせすぎだと、普段時間に対してうるさい明乃の事を考えては尚更だった

その為陽太は携帯で時間を確認するなりとっくのとうに暗くなってしまった廊下を走っては下駄箱へと向かおうとしていた


狩野陽太さんですか?

「!!」

急いで向かおうと普段はあまり使わない下駄箱へとつながっている近道を走っていた陽太なわけだが、突如前から足音を立ててはとそう何故か陽太の名前を聞くなり出てきた

当然そんな突然電気も付いていない暗い場所からいきなりの足音と、そして名前を呼ぶなり出てきてはと陽太自身も走っていた為とはいえそんないきなり出てこられては驚くわけにもいかず、声は出さずとも思いっきり驚いては止まってしまっていた

「っ…だ、誰だ?」

校舎からは電気が付いているものの、学校内まではそこまで照らしてくれないのか微妙に見えるようで見えない、そんな事に陽太はつい無意識だが自然と右肩へと背負っている刀へと手を伸ばしていた

別にこれと言って怪しい人物でないにも関わらず刀へと手を伸ばしている事から最近の事も色々と合って自然と勝手に気づかない内に警戒してしまっているのだとその様子を見るなりわかった

!あ、す、すみません、つい先ほど学校に来たんですけど、流石にもう下校時間でしたから下校しているかと思ってたんですけど、下駄箱を見ては靴が合ったので…、そしてどこにいるのかと探そうとしていた所たまたま走ってくるような足音が聞こえたのでもしかしたら、とそう思って駆け付けてみたら居たという事で…

決して自慢というわけではないがこの学校に入学してきてから二週間、それなりに顔見知り、それに知り合い程度は何人か出来たとそう思っていた陽太なわけなのだが、その今目の前で話している人物に付いては声に付いても、またその微妙に見える髪型にも全く見覚えがない事に、そう下駄箱の事も、また探そうとしていたというこの二つの事につい最近の身の回りで起こる不可解な出来事の連続につい拒否反応として吐き気催そうになるもなんとか我慢し振り払ってはと、言っていた

「・・・そうか、それじゃあとりあえず一旦名前を教えてくれないか、俺はあんたを知らない、後明るい場所に移ろう…」

最近何かと怪しい訳あり女が集まってくるような感じがすると陽太はそう思いながらも初対面の人にそんな失礼な事は流石に言えるわけがないとそう思いながら隣にある教室へと入るなり電気を付けようとしたわけなのだが突然携帯のライトを付けた事に唖然とした

「・・・な、なにしてんだ、入れよ…」

あ、い、いえ、電気を付けちゃ先生に気づかれちゃうと思いますから…

「…そうか・・・」

つまりは言い換えてしまえばその携帯のライトで照らすつもりなのかと、前、後ろ、どこを見ても真っ暗な廊下の中一部の自分達の部分だけ明るくなっている事に陽太は不気味さを感じるも、それよりも足元明るくしては相手の顔が見えていない事に陽太は言った

「…あんたは自分にそのライトを当ててくれ、俺は自分で当てるから・・・」

相手の顔も見えないまま会話を続けていくなど、しかも足元見えているだけで顔が見えないなどどんなホラーなのかと陽太はそう思っては提案していた

あ、す、すみません!

緊張しているのかわからないが陽太にそう指摘されるなりそう足元へと明るくしているライトを慌てて自分へとそう謝るなり向けた、一方で陽太もポケットから携帯を取り出すなりこの今の事態を明乃へ伝えようとメールを打っていた

『面倒な奴が現れた、少し待ってくれ』

これで一体何回目の邪魔が入ったのだろうかと、たかだか校舎前まで行くのに何十分の邪魔が入っているのかと陽太は少し若干だが腹立ちそうになるも、それよりも目の前にいる謎の人物に付いてそちらの方が気になってはと目の前の事について優先していた

「…悪い、少しメールをしていー、…ん・・・?」

「あ、い、いえ大丈夫です、ごめんなさい私こそこんないきなり」

一体どこの誰が好き好んで話を掛けてきたのだろうか、そう陽太は思いながらもそう謝ってはと携帯から目を離し目の前の人物へと顔を向けた、だがその目の前にいる人物が陽太の視界に入るなり陽太は思わず固まってしまった

「っ……あ、あんた、は…っ…」

「はい、一年七組、七海亜子ななみあこと言います、先日は警察の方へ通報していただきありがとうございました、おかげで助かりました」

そう陽太が驚いたのも当然なわけで、目の前には髪型に対しては下してしまっている為になんとも言えなかったわけなのだがその顔を見るなり昨日のあの事件の人質となっていた女だと、その顔を見るなり一発で陽太はわかったのだった

しかも昨日雪奈が言っていた通り七組だと、そう告げた事から二つも同じ人物だと証言でもされた様な事の為に認めないわけにもいかず陽太は認めてしまっていた

だが、ただ一つだけ圧倒的に違う事が合ったのだった

「…七海、か…一つ言いたい事があるんだが…あんた、昨日と随分声が違うな…」

レジで接客をしていた時とは随分と声色が違うと、接客をしている時に関しては若干高い声、なのに今に関しては決して高いというわけでもなく低いわけでもなく、そんな声に陽太はそれに対して違和感持ってはとそう冷や汗掻くなり言っていた

「!あ、こ、これですか?あ、あはは…接客の時には高い声を出さないととそう言われていまして…」

「・・・そうか…後敬語はいらないぞ…」

自分に対してライトを当てていると言っても携帯のライトではそこまで強い光ではない為に、そう少し照れくさそうにしては苦笑いする七海を前に陽太はそれなら仕方がない、別におかしくはないとそう思っては納得してはそう返事していた

「っは、っあ、う、うん…えっと…それで、昨日の事については…本当にありがとうございました!」

「・・・」

特にこれと言ってお礼を言われるような事をしていない陽太はそう頭を下げてはお礼を言う七海を見るなり一つ、息を吐いては言った

「・・・別に礼を言われるような事なんかなにもしてねえよ、俺はただ警察に連絡しただけだ、…しかも七海、って言ったっけ?あんたは知らないだろうけど俺は昨日あの店に居たんだ、勿論あの状況も知ってる、でも俺はあの中から一人裏口から抜け出し、そしてそれで警察に通報したんだ、あんたがあの男に首元にナイフ突き付けられては人質になってたのも知ってる、…まさかあんたがこの学校の生徒だとは、しかも同じ学年の奴だなんて事は知らなかったけどな……まぁ、どちらにしてもだ、俺はあの状況で一人抜け出した奴だ、あんたが人質になってる前でな…」

「…」

当たり前なのかはわからないがそう陽太が昨日の事についてそう自分の事について話をしていく、そして陽太にとっては言葉通りとてもお礼を言ってもらえるようなそんな事は一切なにもしてない事に、しかもあの状況で抜け出したのは見捨てたと同然、自分の保身を優先したに過ぎないと、陽太はそう思ってはそう言っていた

一方で陽太の話を聞くなり無言でいる、一体何を考えているのか、それはわからない、だが陽太としては好都合、そう思っては言った

「・・・だから礼なんか言うな…俺は自分の保身を最優先にしてあの場から逃げたんだからな……俺が言えた事なのかはわからないが昨日の事……早めに和らぐと良いな…」

御節介だったかもしれない、いらない言葉だったかもしれない、そう陽太は思うもこれが今自分が言える精一杯の事だと、そう思っては口にしていた

またこれ以上の用など一つもないと、ただお礼を言うだけなら待つ必要性もないだろうとそう思っては陽太はこの場から逃げ出すようにしては奥、下駄箱の方へと行こうとしていた

「……っあ、あの状況でなら普通の事だよ!」

「っ…!」

まさかこのまま通り過ぎれるだろうとそう思っては七海の横を通り過ぎようとした所、突然そんな事を声を上げては腕を掴んできた事に陽太は思わず仰け反っては止まった

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