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僕が出会った美少女達は変態サキュバスでした。 作者:里見ケイシロウ

第26話 変態少女の心の痛み、理解できますか!?

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1部

「待ってよ、美織! もう慶輔さんが盗撮魔を逮捕したって言ってるんだからもういいだろ!?」
「お願い放して! 私盗撮魔の事が許せないの! 楽しい甲子園にしようとしてるのに……、みんな一生懸命応援しているのに……、それらを踏みにじって自分の性欲を満たすために女の子の心を犠牲にしようとする奴が!」

 僕に腕をつかまれた美織は泣きながら暴れだしている。
 まるで母親に捨てられてさまよう小さな子供みたいに。

「とにかく落ち着こう、美織! 一人で怒ったって何も解決にはならないよ!」

 僕の叫びを聞いた美織は急に大人しくなってしまったのだった。もうすでに怒りのまま暴れる力がなくなってしまったのだろう。
 そして僕の胸に飛び込んでくるのだった……。
 そこで広海さんが運転するパトカーが僕の所までやってきたのだった。
 佳恵さんがパトカーの窓を開けて僕に言葉を掛けてきた。

「そんなに許せないなら直接会ってみる? あなたを傷つけようとした女の敵って奴に」
「佳恵さん……」

 それに続いて麗奈さんも僕に言葉をかける。

「上には私達が話を付けるからさ、美織ちゃんは盗撮魔に言いたいだけいいなよ、ね?」

 パトカーのドアが開いた。僕と美織は麗奈さんの言葉に甘えて盗撮魔が取調べを受けている警察署に送ってもらった。

「ごめんなさい、広海さん。僕と美織のわがままを聞いてもらって。正直、僕も盗撮魔に怒りを感じています」
「それはそうだよね。だって一人のエゴのせいでせっかくの高校野球が楽しくなくなっちゃうもんね」

 僕は広海さんに謝罪するとともに佳恵さんの言葉を聞いて涙を流す美織に自分の胸を下ろす。

「聖君は優しいんだね。女の子の心の痛みを分かってあげられるんだもの。私、ちょっとあなたが羨ましいな~」
「自分の仲間の心を傷つけられた盗撮魔の事を許せないから君はあの子を止める事ができなかった。そうだろ?」

 僕は麗奈さんと広海さんの言葉を聞いて涙を流す。
 佳恵さんは僕に質問をしてきたのだった。

「聖君と美織ちゃんはどういう関係?」
「親友以上の存在です……」

---to be continued---
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