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僕が出会った美少女達は変態サキュバスでした。 作者:里見ケイシロウ

第19話 変態少女と自然の生き物、選ぶとしたらどっち!?

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3部

 龍造寺さんがお漏らしした後に突然苦しむかのように暴れだしたヤマカガシ。
 美織はその理由を簡単に説明してしまうのである。

「あのヤマカガシは奏のおしっこの匂いで嗅覚に異常を来たして体の各細胞を破壊されかけているのよ。まあ、命に別状はないから安心してもいいわ」

 美織の言葉を旨く理解するには自分の目的の為に他の人を傷つけようとすると必ずその報いを受ける事になると言う事だろう。簡単にまとめると因果応報と言う奴だ。

「でもこのまま殺すにはちょっと残酷だよな~、いくら毒蛇とは言ってもね」
「さすがにな」

 松永君と杉本君がヤマカガシに同情していると、北条監督が話に加わるかのように、僕達の所まで近寄ってきたのだった。龍造寺さんの悲鳴を聞きつけてきたのだろう。

「全く、この蛇共は性欲を丸出しにして女の子を襲おうと考えたのだろうな~」

 北条監督は暴れるヤマカガシを見つめて語りだしている。

「北条監督、ヤマカガシは毒ヘビですよ! 気をつけてください!」
「心配しなさんな。そのために鎖手袋に金具、大きめな袋を用意してある」

 北野君の心配をよそに北条監督は鎖手袋をはめて、金具でヤマカガシを掴んで大き目の袋に閉じ込めてしまう。野球の監督とは思えない北条監督の手さばきだった。

「凄いですね~! あんな毒を持った生物を軽々と捕まえるだなんて」
「まあな、俺が小さい頃に親父から嫌と言うほど教わってもらったんだよ。自分の命を敵から守る為にな」

 北条監督の言葉はまさに自然の男と言ってもいいほどである。僕はこの言葉を聞いてちょっと心に憧れを抱いた感じがしてきた。

「ところで北条監督、このヤマカガシは一体どうするおつもりで?」
「決まってるさ、川の近くで放してやるつもりだ。ここまですればもうこいつらは人を襲う事はしないはずだ。罪を憎んで人を憎まずだ」

 北条監督、ヤマカガシは人じゃなくて蛇ですよ?
 っとまあ、そんな突っ込みはおいといて。

「やはり自然には危険な生物がたくさんいるんだな~。まあ、僕達人間が自然を壊したかもしれないからこういう報いがあるのかな?」

 僕はそう考えていると別の所から悲鳴が聞こえてきた。

「きゃああああ!」
「いやあああああ!」

 この悲鳴の声は最上さんと尼子さんの声だ!
 聞こえてきたのは森のほうだ!

「あの2人に何かあったら危険だ! 急がなくちゃ!」

 僕と美織は急いで2人の悲鳴が聞こえた場所に移動した。

「いやああああ!」
「最上さんに尼子さん!」

 果たして2人の運命は!?

---to be continued---
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