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僕が出会った美少女達は変態サキュバスでした。 作者:里見ケイシロウ

第4話 変態少女にはまだ危ない秘密があるんですか!?

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1部

 高校生になって一週間がたった今日。
 僕は鋸山のハイキングを終えて通常授業を受けていた。担任の先生である社会科の神崎(かんざき)康介(こうすけ)先生の受け狙い度が満タンの授業である。
 神崎先生の授業は面白いんだけど、女の子に目が無いのが玉に瑕なんだよな。

「お前達、この問題が解けなかったら使用済みの生理用品以下だぞ~? 分かってるな~?」

 お聞きの通り、あの先生はどんな事があってもHな発言はやめないんだよな。大友さん達の性癖のほうがまだマシだと思う。僕はそう考えている。

「先生~、男子の場合はケツを吹いたトイレットペーパーですか?」
「まあ、そういう事になるな。問題が分かるようになったら女の子のパンティーにまで昇格させてやってもいいぞ?」

 おいおい、先生……。いきなり生徒達の目の前でなんて事を言うんですか、あなた……。

「じゃあ、今日やった所はきっちり予習しておけよ? それと織田、この後職員室に来なさい」

 いきなり神崎先生に職員室に呼ばれた僕は頭が少し真っ白になってしまった。僕はいったい今日は学校で何をしたというんだ?
 訳が分からない僕はとりあえず職員室にやってきた。

「失礼します」
「織田、待ってたぞ? とりあえずここに来なさい」

 こうして僕は神崎先生の側に近づいた。

「神崎先生、用件はなんでしょうか?」
「織田、大友達と仲が良さそうじゃないか。もしかしてお前、大友達の肉体目当てじゃないよな?」

 ちょっと神崎先生、あなた一体何を言っているんですか?
 確かに大友さん達はスタイルは良いんですけど僕は彼女達の危ない性癖に呑まれそうになっているんですよ。それなのにどこから話が転がりだすんです!?

「いいえ、僕は彼女達に対して下心は一切ありません。僕はただ、大友さん達と普通に友達として付き合いたいだけです」

 真面目に答える僕、こう言えば神崎先生も納得してくれるはずだろうな。いくらあの人でも真面目に回答した僕に対してふざける事はできないはずだ。

「そうか、ではこれだけは覚えておきなさい。自分の欲望を満たすために女の子達と付き合うと必ず痛い目に遭う。そう、某学園ラブコメの男性主人公のようにな」

 さすがに真面目だった神崎先生。恋愛と友達付き合いの区別まで教えてくださるとはさすが僕の担任教師だな、と思った。
 でも神崎先生……、ネタが古すぎるんですけど……。

「自分の欲望か~、その事は性癖がとんでもない大友さん達に言うべきだよな~」

 欲望が高いといえば大友さん達のほうだと思う。人目はお構い無しで性癖の趣味に走る彼女達の欲望が僕にとっては心配である。何とかならないのか?

「きゃあ!?」
「あ、ごめんね、最上さん、怪我はない!?」

 考え事をしていた僕は紫髪のハーフアップの少女とぶつかってしまった。
 彼女の名前は最上(もがみ)柚木(ゆずき)、とても礼儀が正しくて読書が好きな女の子だ。

「ごめんね、織田君。考え事をしてたから前が見えていなかったよ」
「僕の方こそごめんね。よそ見していたからさ」

 こうして手を捧げた僕はゆっくりと彼女を起こしてあげた。良く見ると最上さんのスカートのお尻の部分が濡れている事に気づいた。
 きっと掃除の時、水溜りの上で転んだんだろう。

「じゃあ、私は教室に帰るね。織田君、また次の授業でね?」

 最上さんは笑顔でその場を去っていった、濡れた足跡を残して。ちょ、ちょっと待って、この濡れた足跡ってまさか……。
 僕は恐る恐るその匂いをかいでみた。アンモニア臭がする、予想通りであった。

「もしかして、最上さんもお漏らし好き!?」

 また変態趣味を持つ少女の出現か?
 そう考える僕だった。

---to be continued---
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