挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
僕が出会った美少女達は変態サキュバスでした。 作者:里見ケイシロウ

第1話 こんなに可愛い女の子達がおもらしサキュバスだなんてマジですか!?

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

1/187

1部

 皆さんはサキュバスという魔物をご存知であろうか?
 睡眠中の男性を襲い、誘惑して精を奪う女性の悪魔である。
 そのサキュバスに僕、織田聖(おだひじり)がリアルで8人の美少女サキュバス出会った高校生活のお話をしようと思う。しかもその8人のサキュバスはある一つの悩みがあるのだ。
 そう、彼女達はそれぞれの変わった性癖があるのだ……。
 この物語は僕、織田聖とちょっと変わった性癖をいくつか持った可愛いくて、元気な美少女サキュバスの物語である……。

◆◇◆織田家◆◇◆

 千葉県千葉市幕張町。
 僕が高校生になって最初の学校行事である入学式。
 この前までは無気力な僕は目立った中学生活を送っていたけど、名門校の一つである千葉国立聖愛学園(せいあいがくえん)高等部に入学の合格通知を貰ったのをきっかけに自分の人生を大きく帰るような気がしたんだ。
 前日まではどんな仲間に出会えるのかワクワクして眠れなかったのだから。

「聖~、あんた今日の1時から高校の入学式でしょう! 早くしないと遅刻するわよ~!」
「分かってるよ~、そんなに大きな声を出さなくてもいいだろう!? 僕だっていつまでも子供じゃないんだからさ~!」

 僕はいつもの母の一言で目が醒めてしまう。
 こうやって織田家の朝はこの声で始まるのである。まあ15年間、聞き続けている僕はもうなれてしまったんだけど問題ないけど。 
 でも僕は今日から高校生だから気をしっかりしないのはわかっているんだ。
 親だっていつまでもいるわけではない。自分の力で生きる力を身に着けなくては社会では生きることができないのだ。

「聖、忘れ物はないかい? 歯は磨いた?」
「大丈夫だよ、父さん。身支度はちゃんとやってるよ」

 父は仕事に行く前にこうやって僕に聞いてくるのだ。
 いつもは仕事の影響で帰ってくるが遅くなっているけど織田家の大黒柱として頼もしい存在なのである。僕の自慢の父親なのである。

「じゃあ、行って来ます! 今日から高校生活、がんばってくるね!」
「いってらっしゃい! 頑張ってくるのよ!」

 今日から高校生活が始まる。
 そうやって僕は学校の最寄り駅である幕張駅まで歩いていったのであった。

 しかし、この後の僕はまだ知らなかった……。通学途中で僕の運命を変える一人の少女に出会う事になろうとは誰が想像しただろうか?

 幕張駅まで徒歩で10分ぐらいの駅で行ける距離に住んでいる僕は歩きで駅に向かっていった。爽やかな朝の日差しと共に僕は学校に向かっていくのである。
 なんて気持ちのいい朝だろう。

「お譲ちゃん~、俺と楽しい事をしようぜ~!」

 いきなり聞こえてきたチンピラらしき声。
 どうやら声が聞こえている場所は近所の公園らしい。僕は何があったのだろうと公園までそっと近づいてみる事にした。

「や……、止めてください……! 私、これから学校に行かなくちゃ行けないんです!」

 何とチンピラ3人が一人の銀髪ツーサイドアップで黒のリボンをつけた女の子を取り囲んで無理矢理連れ出そうとしているではないか。しかもチンピラはナイフを持っている。
 女の子の方をよく見てみると聖愛学園の征服である。どうやら彼女も僕と同じ高校に通うのだろう。

「いいじゃないかよ~、学校なんてサボっちまえよ~。俺達とデートした方がよっぽど楽しいぜ~?」
「私、今日で聖愛学園高等部の生徒になるんです……!」

 そしてチンピラの一人がナイフを取り出して彼女の顔に近づける……!
 彼女の瞳にはすでに涙が浮かんでいる。

「い、嫌……! や、やめて……!」

 そして、彼女のスカートから遂に……。

じょろじょろじょろ……。

「おいおい、この娘失禁しちゃったよ~!」

 尿が壊れた蛇口のようにさらさら流れてきた。
 よほど怖かったのだろう。
 しかもチンピラ達の目つきが変わってきている。
 絶体絶命のピンチだ!

「それじゃあ~、遠慮なく頂いちゃいましょうかね~!」

 やばい、早く助けないと!
 そう考えた僕であった。
 そう考えたその時、一人のチンピラに異変が起きた。

「うう……、ち、力が出ねえ……!」

 なんと体が急に細く痩せてゆき、ミイラみたいになっているではないか!
 これは奇跡か、もしくは悪夢なのか……!?

「ひ、どうなってやがるんだ~!?」
「あなた達の仲間の一人の精を奪ったわよ? だって私、サキュバスだもの……! だから私、わざと失禁してあげたじゃない?」

 僕は凍り付いてしまった……!
 弱々しかった彼女の性格がいきなりチェンジしていたのだ。
 しかもサキュバスなんて名乗ってる……、あの寝ている男性に精を奪う女の悪魔の事なのか!?
 これは一体どういう事なのか……。

「ひ~、ひえ~!?」
「逃げても駄目よ? 女の子の身体を下心丸出しで近づこうとした罰だよ?」

 そして残りのチンピラ達もミイラのようになってしまった場面を僕はただ、木の裏からその様子を見つめる事しかできなかった。当然だろう。
 いきなりオドオドしていた女の子が急に性格がチェンジしてサキュバスと名乗ったのだから。
 僕は怖くなってその場を彼女に気づかれないように去ろうとしたその時だった。

「う、うわああああ!」

 気づかれないように歩いている最中に木の根っこに躓いてしまい、僕は転んでしまい、叫び声も同時に出てしまったのだ。油断していた。
 まさかここでドジを踏んでしまったとは……。

「いった~……、ってええ!?」

 僕が転んだと同時に上を向いていると彼女の存在が視界に入ってきた。
 しかも彼女の表情は元の状態に戻っていただけではなく顔を赤くしていた。
 そして彼女は僕の事を見つめて言葉を発した。

「見たんだね……? 今までの事……」
「あ、あの……、僕は何も見ていないから……!? ホントにホントだよ!?」

 慌てて自分の行動を否定した僕は、首を縦に振るなんてできなかった。
 もし見ていましたなんて言ってしまったら彼女に何をされるか想像してしまったからだ。

「嘘は言わなくてもいいよ? あなたには何もしないから安心して?」

 そう言って、「立てる?」かと言わんばかりに彼女は僕に手を差し出した。
 それに釣られて僕は彼女の手を握って立ち上がった。

「私は大友(おおとも)美織(みおり)、今日から高校生なの。この前、この町に引っ越してきたばかりなんだよ」
「僕は織田聖。僕も今日から高校生になったばかりなんだ。ところで君は僕と同じ高校に通うの? 君が着ている制服、僕が通う高校の物だよね?」

 大友美織と名乗った彼女はそうだよといわんばかりに首を縦に振る。
 どうやら僕と同じの立場の人物だったらしい。

「ねえ、織田君……。私の秘密、聞いてくれる?」
「秘密? 一体何なの?」

 だが僕はまだ知らなかった……、大友さんから聞かされる秘密によって今日、僕の運命を大きく変える日になってしまう事になろうとは……。

---to be continued---
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ