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SPICY!≪辛口小説談義≫
作:天崎剣



☆会話文と地の文


 ファンタジーの短編連作をこっそり書いています。まあ、更新は激遅なので、本当に、こっそり、ですけども。
 短編連作と銘打っているので、出来る限り、どの話から読み進めてもいいようにしようと思い、書いているため、どうしても説明文的内容が多くなってしまいます。すらすらと、無理なく無駄なく説明するのが大変だったりするんです。

 実は人様のファンタジー小説は、殆ど読んだことがなく……、どういうふうに書き進めるのが普通なのかよくわかりませんが、私なりに適当に世界観構築しながら話を進めています。漫画なら簡単に済む説明も、小説だと難しいし、逆に、漫画では必要ないと思って省いている設定が小説では大切に語られたり……。作者の意図にもよるのでしょうが、私は風景描写が好きで、いらないことまで書いてしまいます。町の特産物、どういう人たちが住んでいるのだとか、宗教のこととか、町並みの説明とか。
 少しでも臨場感を与えようとすると、どうしても地の文が長くなりますね。

 私の話は大体、会話3:地の文7くらいの割合のようです。会話2:地の文8のことも。ですから、オンライン小説・ケータイ小説を読みなれている皆さんからしたら、どう映ってるのかしら??? と思うことがあります。

 最近、あちこちの作品を覗くようになって、改めて思うのですが……。

 ──会話文、多すぎやしませんか?

 一人称のものが多いので、どうしても状況説明的なものは、すんなり書きづらいのかもしれません。だけれども、場面が想像しにくいのは、読者にとって辛いことではないのかなぁ、と。

 偉そうなことを書いていますが、私も素人です。
 自分の文章に決して自信があるわけではないのですが、やはり、人に見てもらうからには、誰にでも安易に状況がわかるようにしなければならないと、自分に言い聞かせています。目を瞑って、書いてある文章の内容を思い浮かべて……、毎回のように同じ動きになるように、動きや物の位置に不自然なところが無いように。地図に起こしてみたり、配置図を描いたり。面倒な作業ですが、漫画を描く作業に比べたら、まだまだ……。

 細部まで、きっちり構築していく。相手に伝えるための努力をする。
 些細なことだけれど、いわゆる「ケータイ小説」「オンライン小説」には、こういった点が不足しがちな気がするんですよね。

 読んでくれる「相手」を意識する、そんな当たり前のことが、小説のクオリティをぐっとあげてくれるのではないのかな、と、思うのです。

 







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