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勝利の味

作者:幸野 進
西暦20××年、地球は突如、異星人の侵略を受けた。恐るべき彼らの目的とは。地球人類に残された手段とは。最後に勝つのは彼らか、我々か。

「我々の、勝利の味ですよ博士」

脱力してお読みください。
「勝利の味」

 西暦20××年、突如巨大円盤を引き連れたチュッパル星人というものが現われて地球を侵略し始めた。ニューヨーク、モスクワ、ロンドン、デュッセルドルフ、北京、ニューデリー、世界各国の上空に円盤は飛来し、チュッパル帝国軍総司令官チュッパ・ソレ・スッパの宣戦布告を、ご丁寧に翻訳機を通してまで放送したのであった。自信満々で放たれたそれは地球人類の耳にはひどいだみ声で、高圧的で、老若男女問わず気分を害さずにはいられない代物であった。
「今日からこの星は我々の管理下に置くことにしたズラ。今まで見てきたけど、ちょ、お前ら――ダメ。ナメすぎ。惑星の取り扱い、ダメすぎ。ぺろっぺろっぺ、お前らその酸っぱい頭で、よく考えろズラ。考えが足りねぇズラ。カス。それを我々がよく教えてやるズラよ。どうせダメかもしれん、だが我々は誠意を持って対応する――対応、してもいいけどヨォ? れろんれろん、戦いを選ぶも我々を受け入れるのもお前ら次第。まぁやってみて、負けろ。そこで知れ、痴れ者。『ダメな奴は、一生ダメ』と悟るズラ。以上、そこんとこよぉく覚えてケツカレ」
 後日談になるが、まだこの段階においてはチュッパル製の銀河星系汎用翻訳機は調整の余地があった、と専門家は語っている。地球の言葉のデータが乏しく、本意がきちんと伝えきれなかったところに悲劇が生じたのだ、と。そして悲劇の拡大にはチュッパル星人の容姿にも若干の要因があった。どことなく地球人類には似ているのだ。特徴的なのは突き出た唇、張り出したエラ。尖った耳に、落ち窪んだ小さな瞳。そして富士山のような頭部にちょびちょびと生えた頭髪、青白い肌。あとこれはあくまで印象でしかないものの、全体的に漂う貧相なオーラ。そいつが例えば新宿駅前のオーロラビジョンなどを占拠してこう言うのである。
「我々はグリニッジ標準時で次の零時をもって攻撃を開始するズラ。無条件降伏以外には応じないから、さっさとケツまくるズラよ。泣いてもわめいてもダメ。わかったかトンチキ。通じてる? もう一回言っておくけど降伏するなら今のうちズラよ、わかったかトンチキ」
 そして次の一言で、血の気の多い一部の地球人――例えば各国の軍人たち――に火がついたのであった。
「それではまた会おう、せいぜい頑張れブサイク。チュパ」
 アメリカは激昂した。わかりやすく説明すると机を蹴り飛ばすほどにブチ切れた。すぐさま得意の物量作戦を展開し、国連の決定を待たずに先陣を切った。が、逆に超科学の物量で押しまくられ、先陣を切って玉砕した。大草原に小さな家も残らなかった。
 次いでロシアがお家芸の焦土作戦でもって相手の戦意を削ごうと画策したが、逆に首都から何から焦土にされてすみやかに沈黙した。ボルシェヴィキもコルホーズもウォッカもピロシキも皆まとめて灰になってあとは凍った。
 EU諸国は電撃的に、特にドイツとフランスは開戦と同時にメチャラクチャラにしてやられ、イタリアは逃げに逃げまくった挙げ句に踏み潰され、イギリスは伝統と格式にのっとって持久戦の構えをしいたものの思っていたほどの持久力はなく、中国はやる気になった途端に内乱が起こって結局ダメだった。インドは周りがダメになったと見るや無抵抗主義を主張し、中東諸国はやってはみたものの桁違いの軍事力で一瞬にして消し飛んだ。「あらーっ?」と首を傾げる暇もなかった。
 日本は何もしなかった。
 何もしなかったが故に、最後に残って敗戦の責任を負う羽目になった。このへん下戸が飲み会で、酔漢の不始末のワリを食うのに似ている。残った人類は強制的にアジアの温暖な地域に移住させられ、人類がいなくなった地域には環境改造爆弾が撃ち込まれた。
 こうして地球はチュッパル帝国の植民地惑星となった。改造を施され、管理された季候の下、一大プランテーション惑星国家として再出発を迫られたのである。そして三百億銀河連邦ダラーという凄まじい額の戦争負担金、つまりは借金が残った。これは残された地球人類が全員で必死に働いて、返済するのに一万年かかる額であった。負け犬に権利はなく、ただ義務があるのみ。いわば飼い殺しの、冬の時代の到来であった。
「ダメねお前ら。本当にボロカスよ。星を汚すだけのクサキタナイ奴らズラね。でも低脳劣等種族のお前らにもいいところはギリギリあったズラね。この奇跡に感謝するといいズラ。奇跡に気付いた我々に感謝するといいズラよ、このハナクソ共。お前らのいいところ、それはこの食物を発見していたこと。シコシコ丸めた巨大なハナクソにも似て、お前らに似つかわしい、が美味。よくやったズラ」
 軍司令官にして植民地総督に就任したチュッパ・ソレ・スッパは彼なりの賛意を込めて『それ』を評した。
 日本特産、紀州の梅干しのことである。
 紀州の南高梅が、チュッパル星人の嗜好に非常に合ったらしい。過去、サンプルとしてこっそり持ち帰られたそれは本星において一大ブームを巻き起こしていた。彼らの欲しかったものは梅干しであり、その欲求は地球を征服して星ごと農場に変えるほどであった。地球の季候は日本を基準に調整され、全人類は三百億銀河連邦ダラーを完済するまで、総力をあげてチュッパル本星への輸出用梅干しを作ることになったのである。
「いい眺めズラ」
 記録的大勝利、というよりも一方的な弱い者イジメのような戦争が終結し、幾つもの季節が過ぎた後。チュッパ・ソレ・スッパ総督は、円盤のラウンジから自分のためだけに作られた梅林の空中庭園を眺めながら、ソファに深々と腰掛けてご満悦であった。手元のカクテルグラスが朝の陽光を弾いて煌いている。中身はもちろん、梅酒である。
「この勝利の味を永遠に味わいたいズラ。いや、もはや永遠に近い勝利ズラね。人生最高の一瞬ズラ。スッペ」
 長くカールした睫毛を瞬かせると、総督は至福の表情で遠く青い空の向こうへ視線を泳がせる。彼は趣味のポエムを編むために自らの思考の淵へと浸っていったのであった。


 その頃。
 和歌山にある紀州南高梅センターで、動き始めた者たちがいた。ここはチュッパル星人が地球を征服した後に建てた施設で、日本の農業研究者を始め、かつて世界でも最高水準と称された科学者、技術者たちが集められていた。何をやっているのかと言えばガン首揃えて梅干しの研究である。いまの地球人類に残された仕事はそれしかなかった。何しろ借金返済まであと一万年、少しでも売り上げが落ちれば完済日は遠のく。個人の負債ならとっくに自己破産を申請してもバチは当たらないはずだが、地球人類は耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶ道を選んだ。
「博士、紫桑沢(しくわさわ)博士! やりました、ついにできましたよ!」
 スリッパの音も高らかに、金髪碧眼の若者がメモリーチップを片手に研究室に飛び込んできた。一番奥の机に腰掛け、資料に目を通していた鷲鼻の老人が顔を上げる。
「レイモンド君、そんなに騒いでどうしたのかね。君らしくもない」
「できたんですよ、例のブツが!」
 博士の机に飛び込むようにして、レイモンドと呼ばれた若者は再度歓喜の声をあげる。その美貌は天使のような笑みに彩られていた。
「やりましたよ!」
「何、本当かね?」
 言ってから、博士は素早く、なるべく自然な動きを装って監視カメラの方を見やる。そして死角となる位置に立ち上げてあった、マザーコンピューターとは繋がっていないノートパソコンに受け取ったメモリーチップを差し込んでコピーする。
「研究していた、例のアレか」
「えぇ、そうです。『最高にうまい梅酢のブレンド比』のデータですよ」
 にこにこと笑ったまま、隠しマイクを意識してレイモンドは喋り続ける。
「良かったらティスティングしてもらえますか? すでに先月完成していた『至高の梅』を漬け込んで、急速培養した試作品が出来上がっています。皆、ハウスに集まっていますよ」
「一夜干しでできる梅干か。科学の進歩は大したものだなァ。是非とも行かせてもらおうかね」
 さりげなくノートパソコンを小脇に抱えて立ち上がると、レイモンドに案内されるようにして紫桑沢博士は研究室を後にした。


 農業試験場のハウスには狭い地下室が設けられており、表向きは物置きとされていた。今、そこには七人の男たちが小さな一つのテーブルを囲んでむさ苦しく膝を突き合わせていた。当然のように蒸し暑く、全員が鼻の頭に汗をかいていた。
「お忙しいところ、お集まりいただきまして感謝しております」
 レイモンドが抑揚を抑えた声で全員に頭を下げた。
「手短に、状況を説明させていただきます。皆様の目の前にあるものが、このたび完成した『星の屑十三号』です」
 小さなテーブルの上には皿があり、直径五センチほどの大振りな梅干しが一つ置かれていた。
「見た目は普通の梅干しですが、一日も早く奴らの支配を終わらせるために、我々研究チームが日夜を惜しまず試行錯誤を繰り返して開発したものです。開発にあたっては、彼の協力が不可欠でした……。紹介します、前国立生物学研究所の主任であり、遺伝子工学研究の第一人者、夏見博士です」
 レイモンドは傍らに座っていた男を促した。
「夏見です」
 見た目、丸眼鏡をかけた夏ミカンのような顔の男が目深に被っていた帽子を取って挨拶をした。彼一人だけが、清掃員の格好をしていた。
「研究職から追放処分を受けましてね、今はしがない清掃スタッフです」
 レイモンドを除く五人の老人たちはそれぞれに頷いた。
「何か、やらかしたんだね?」
 紫桑沢博士が代表して問うと、夏見は我が意を得たりとばかり暗い笑みを浮かべた。
「えぇ、マザーコンピューターから奴らの遺伝子情報を盗み出しました。逆探知されてパクられちまいまして。最近ようやくムショから出てきたんです」
 湿気で曇りがちな眼鏡を人差し指で押し上げつつ、自慢げに夏見は言った。
「この梅の実の開発は、ほとんどが彼の成果と言っても過言ではありません」
 レイモンドが説明を補足し、目配せをして後の説明を夏見に任せる。
「遺伝子に、細工を施してあります」
 口の端に笑みを張り付かせたまま、夏見は持参していたノートパソコンを開いた。画面の中にはCGで描かれた梅干しと、塩基配列の図が表示されており、端っこの方では二頭身で描かれた美少女アニメのキャラクターが白衣を着て指示棒を持ち、くるくると回っていた。レイモンドは横目で老人たちの顔色を伺い、全員が同じタイミングで眉を動かしたのを見て内心汗をかいた。
「ごく僅かな配列の組み換えなのでまず気付かれるおそれはありません。従来の梅よりも発育は早く、収穫率が向上しています。まぁそれは表向きの改造で……ここ、それからここの遺伝子の構造を変えてあります。これにより我々人類には何の影響もありませんが、チュッパル星人が食べた場合、いえ、梅干しにして食べた場合」
「死ぬのかね?」
 焦れたように、元軍医の柚木博士が詰め寄った。筋骨たくましいスキンヘッドの見た目が、この部屋では余計に暑苦しく感じる。そのいかにも元軍人らしい物言いに、性急だなぁ、とレイモンドは心の中で嘆息した。
「フッ、まさか。そんな毒みたいなモノ、作ったってすぐに生産中止になりますよ。まだ続きがありますのでお聞きください」
 冷笑的に夏見は応じ、「なんじゃ、つまらん」と柚木博士は背もたれに身体を預けた。
「……まぁとにかく、チュッパル星人を弱らせる効果はあると断言できます。この梅干しを食べ続けると、奴らのやる気がなくなるのです」
「やる気がなくなる?」
 あまりの湿度に吹き出る額の汗を拭きつつ、紫桑沢博士が怪訝な表情を浮かべる。
「もう少し言ってみれば、男のやる気がなくなるんです。わかります?」
 含みのある夏見の物言いに、あぁ、とその場にいた全員が頷いた。
「生殖機能に影響を与えるんですね」
 落ち着いた声で、キム・カンウ博士が口を挟んだ。植物学の世界では知らぬ者はないと言われるほどの人物であった。切れ長の瞳が印象的で、還暦はとうに過ぎているはずなのにやけに若く見える。
「子孫繁栄の、逆というわけですか」
「その通りです」
 ククク、と愉悦に満ちた声が夏見の口から漏れ始めた。
「国生研のコンピューターを何回もハッキングして盗み出した奴らの遺伝子情報、それを元にようやくここまでこぎつけたわけですよ……。あんな梅干しばかり吸いまくって喜んでいる奴らに、ここらで一丁ぶちかましてやらなきゃ人として生まれた甲斐がない!」
 眼鏡を光らせてあらぬ方向を見つめ、なにやら呟き始めた夏見を見て、「やばい」とレイモンドは腰を浮かせた。
「あ、説明をもう少し。この梅は奴らの保健管理機構の衛生チェックも通過し、生産は認可されています。そこに僕の発明した梅酢、これを加えることで効果が現われるように調整しまして、えぇと、とにかく奴らがこれを食うことで」
 だが夏見は止まらない。目を何度も瞬かせたかと思いきや虚空をカッと見つめ、元々しっとりと湿っていた顔からさらに汗を噴き出し、自らを鼓舞するように拳を打ち振るった。
「パクられるの覚悟でやりましたがね! 失うものは大きかった! ボクの、ボクの研究室! ボクの部屋! デスクにあったボクのフィギュアコレクション! 職を追われてムショに放り込まれ、『ダメな奴は一生ダメ』などと唱えさせられる毎日、出所してもチュッパル星人が吐いた梅干しの種を拾う仕事しか与えられない毎日! 東京を追い出され、元同僚を頼って和歌山まで歩いた日々、電車にも乗れない最下層の身分ッ! う、恨み晴らしたるッ、ボクはダメじゃない! ダメじゃないぞう! チクショウ、ぜっ全人類の恨み思い知れっちゅうんじゃ!」
「夏見君、夏見君ちょっと落ち着きなさい!」
「奴らなんて皆ヘタレになっちまえ! 勃起不全になっちまうがいいさ! ヤーイヤーイ! ポテンツ! ポーテーンーツー!」
「やめろ騒ぐな、ここがバレる!」
「解散、解散ッ!」
 蜘蛛の子を散らすように博士たちは逃げ出した。一旦別れ、それとなく昼食を共にするような素振りで紫桑沢とレイモンドは合流する。
「いやぁ、どうもすみません。どうにも屈折した奴でして」
「いや、いい。しばらく集まる場所を変えればいいんだ。なんくるないさ」
 恐縮するレイモンドの肩を、鷹揚に叩いて博士は頷いた。
「しかし、いいアイデアだ」
 肩を並べて所内の廊下を歩きながら、博士は感慨深げに頷いた。これでめざましい効果が上がれば、レジスタンスの活動を主宰してきた甲斐もあるというものだ。
「ところで、アレの効果のほどは?」
 盗聴を警戒するため、断片的な会話をする癖がついた。レイモンドの顔が僅かに強張った。
「試算の上では、食えば食うほど効果が高まるはず、なんですが……」
 意味もなく両手の人差し指を胸の前でくるくる回しながら、青年は答えた。
「あの、検査で引っかからないように、色々と抑えて抑えて限定して、どうにかしたワケです」
「うんうん。苦労はわかる。わかるつもりだ。それで?」
「まぁ、一代では効果は望めません。世代交代を繰り返して三百年ほど経てば、効果ははっきり現われるかと」
 博士はよろめいた。
「あ、博士!」
「いかんいかん、ちょっと気が遠くなった……」
 一万年の支配がうまくすれば三百年。確かに数字の上では素晴らしい効果だと言えるだろう。だが。
「いや、まぁ、そうだよなぁ、そうだよなぁ……」
「博士、お気を確かに」
 虚ろな瞳で笑うしかない紫桑沢博士を、甲斐甲斐しくレイモンド青年が支える。
「は、はは。レイモンド君、研究はひと段落ついたんだろう? ご苦労だったね。今日のランチは私が奢ろうじゃないか」
「は、はぁ。ありがとうございます」
 食堂に入った二人は手近な席に座り、博士はメニューを覗き込んだ。
「今日のメニューは何かな?」
「……梅干しおにぎり定食、梅ちらし寿司、梅茶漬けです」
 やってきた給仕係より早く、すらすらとレイモンドは答えてみせた。その諦めたような表情を見やり、博士は慄然とした。
「まさか」
 目の前に出された大きなおにぎりと、レイモンドの顔を何度も見返して博士はそれきり二の句が告げられなかった。
「『まずは食ってみせろ』ということでしょうねぇ」
 対岸の火事を見物するような涼しい顔で、青年は監視カメラを見つめていた。
「れ、レイモンド君。これは人間には、いわゆるその」
「大丈夫ですよ」
 ごく冷静にレイモンドは口元だけで笑ってみせた。
「大丈夫なはずです。夏見はあれで天才です。まぁ、アレな奴ですけど」
 見た目には美味しそうなおにぎりである。だが、その中身は、具は……と考え、博士はわななき、片手で口元を覆う。
「いや、ワシはもういいんだ。家内にも先立たれたし、もういいんだが。だがレイモンド君、君は、君はまだ若いし……」
「いただきます」
 レイモンドがおにぎりに食らいつく。金髪を揺らし、若者らしい旺盛な食欲で、瞬く間におにぎりをひとつ平らげる。が、目が笑っていなかった。続いて紫桑沢博士もまた、意を決して大口を開け、おにぎりに食いついた。部分入れ歯にもやさしい、ふっくらとした炊き加減の美味しいお米の食感と、そして。
「……すっぱい、なぁ」
 柔らかに潰れる、果肉の味が口いっぱいに広がる。
「我々の、勝利の味ですよ博士」
「あぁ、何とも言えんね。勝利とは酸っぱいものなんだなァ……」
 一万年が三百年、一万年が三百年。
 心の中で呟き、勢い余った博士は種まで飲み込んだのであった。

                             おわり。

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