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とんでもスキルで異世界放浪メシ 作者:江口 連(旧 妖精壱号)
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第三百四十七話 ローセンダールの街へ出発!

5月25日、コミックガルドにて「とんでもスキルで異世界放浪メシ」の第3話更新です!
よろしくお願いいたします!
 家の者たちにダンジョンに行くことを告げてからは、いろいろと忙しかった。
 まずは、警備強化のための魔道具を設置してもらった。
 何でも簡易結界を応用した魔道具で、要は警報装置みたいなもんだ。
 設置も含めて〆て金貨850枚かかったけど、必要なことだからね。
 そのあとはランベルトさんへと知らせなければと、店へ行くとランベルトさんは既に王都へ出発したあとだった。
 奥さんのマリーさんによると、いつもの倍の冒険者を護衛につけて意気揚々と王都へと向かったそうだ。
「主人から聞きましたが、今回のお話は店を大きくするチャンスでもあるってはりきっていたんですのよ」
 マリーさんが笑顔でそう言っていた。
 まぁ、伯爵様の紹介で、他の有力貴族に【神薬 毛髪パワー】を売り込むんだから、商人にとっちゃ大きなチャンスか。
 販売の方はランベルトさんに全面的にお任せだから是非ともがんばってほしいところだ。
 マリーさんには、ローセンダールのダンジョンに向かうことを告げて、コスティ君を紹介しておいた。
 コスティ君にはせっけんやらシャンプーやらのことは全部任せてあるから、店の商品が足りなくなったときなどは彼に言ってもらうようお願いした。
 代金の方は、商品を卸す度に、俺がランベルトさんの店でワイバーンのマントをオーダーメイドで注文したときにもらった木札を発行して、俺が街に戻ったときに清算するということで話がついた。
 それから、冒険者ギルドにも行ってギルドマスターに報告したよ。
 ギルドマスターからは「もう少しこの街でゆっくりしていってもいいだろう」って引き止められたけど、フェルたちがダンジョン行きたいモードになっちゃってるからね。
 ダンジョン行きは決定事項で長くても3か月以内には戻ってきますからって伝えたら「ま、しょうがねぇか」とかボヤいてたよ。
 あと、ヨハンのおっさんには申し訳なかったけど、なるべく肉を確保しておきたいってことで超特急で解体をお願いしたよ。
 家のみんなの食料として、オーク×5、ブルーブル×5、コカトリス×5、ブラッディホーンブル×1、ロックバード×1を手持ちの分から出したし。
 もう少し渡してもよかったんだけど、アイヤとテレーザに止められた。
 俺も3か月以内には戻ってくるつもりだけど、その間の大切な食料だし、少ないよりは多い方がいいと思ったんだけど2人からしたら「多すぎです!」ってことらしい。
 マジックバッグも貸してあるし、腐るわけじゃないからいいと思うんだけど。
 その肉の分が減ったこともあって、ヨハンのおっさんにはがんばってもらったよ。
 ヨハンのおっさんには、肉ダンジョンで獲れた肉でもお土産に持ってこようと思う。
 アイヤとテレーザには、肉のほか調味料やらパンに卵に牛乳なんかも多めに渡したし、小麦粉やら野菜類も一緒に買いに行って多めに確保してある。
 足りなかった場合を考えて、食費として少し金も渡してあるし、これで飢えるような心配はないだろう。
 生活していくうえで何が1番辛いかって言ったら、ひもじいのが1番だからねぇ。
 そんなことにならないように最大限配慮したよ。
 ほかにもみんなには3か月分の日用雑貨品渡したし、報酬も前払いとして渡したから大丈夫だろう。
 ローセンダールの街はここからけっこう遠いってことだから、旅の間の飯もたっぷりと多めに用意して……。
 デミウルゴス様にもご報告して、早めのお供えを送っておいた。
 今回は2週間分ということで、前に献上した日本の首相がアメリカ大統領に送った山口県の酒の飲み比べ3本セットと海外で最も注目されている日本酒だと言われている愛知県の酒の飲み比べ3本セットとブランデーを贈った。
 ワイン、ラムときたから、今回はブランデーをと思ってな。
 ブランデーの基本とも言える酒でマイルドな味わいで初心者でも比較的飲みやすいブランデーを選んでみた。
 それともちろん今回もプレミアムな缶つまだ。
 そんな感じで大急ぎで旅の準備をしてダンジョン行きを決めてから3日、ようやく準備が整った。



 家のみんな勢ぞろいで俺たちを見送ってくれている。
「ムコーダさんたちなら心配ないと思うけど、気をつけて」
「タバサもお願いな。この中で1番頼りになりそうなのはタバサなんだからさ」
「分かってますよ。ムコーダさんの留守中は任せてください」
 タバサに任せとけば何かあっても大丈夫だろう。
「肉ダンジョンだろ? 肉、期待してますぜ」
「あそこのダンジョンの肉、美味いもんな」
 双子はニヤつきながらそんなことを言ってるし。
「美味しいお肉! お肉大好き! ロッテも食べたい!」
 双子の言葉に反応したロッテちゃんがピョンピョン飛び跳ねている。
「ハハハッ、お土産持って帰ってくるからなー」
 お肉大好き肉食系幼女のためにもいっぱいお土産持ち帰ってきますかね。
「それじゃみんな、行ってくるから」
「「「「「行ってらっしゃいませ」」」」」
「フェル、ドラちゃん、スイ、ローセンダールの街へ出発だ!」
『うむ』
『おう』
『ダンジョンー!』
 俺たち一行はローセンダールの街、通称“肉ダンジョン”へと向けて出発した。





カレーリナ再び編終了です。
キリがいいので、リフレッシュ期間として1週間から10日ほどお休みをいただきたいと思います。
もちろんまた戻ってきますよ!
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