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とんでもスキルで異世界放浪メシ 作者:江口 連(旧 妖精壱号)
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第百八十七話 肉巻きおにぎり

 米と肉で思いついたのは、肉巻きおにぎりだ。
 簡単だし美味いし、外で食うにもいいメニューだと思うんだよね。
 俺の場合は、肉巻きおにぎり作るときの味付けは焼き肉のタレを使う。
 簡単だし、何と言っても美味いからね。
 今回、肉はオークとブラッディホーンブルとワイバーンの3種使おうと思う。
 焼き肉のタレも何種類か使ってみるのもいいかもしれないな。
 それならまずは焼き肉のタレを購入だ。
 ネットスーパーを開いてと、まずは俺がいつも使ってるロングセラーのやつだ。
 これだけは譲れないからな。
 肉巻きおにぎりなら甘めの味の方が合うだろうから、甘口を選んだ。
 それから、お、これがいいな。
 有名な焼肉チェーン店の焼肉のタレで、甘口タイプみたいだし肉巻きおにぎりにも合いそうだ。
 もう1つくらいあってもいいな……お、これにしよう。
 選んだのは醤油が有名なメーカーの甘口タイプの焼き肉のタレだ。
 これの中辛は使ったことあるけど、けっこう美味かったぞ。
 あとは最後に振り掛ける白ごまを買って、よしそろったな。
 それじゃ、肉巻きおにぎりを作っていくか。
 まずはオークとブラッディホーンブルとワイバーンの肉をそれぞれ薄切りにしていく。
 厚さが違ったり、途中で切れちゃったりしたのが少しあるけどそれはご愛嬌ってことで。
 これでもこっちの世界に来てから、フェルたちに料理作ってるから包丁捌きも大分手馴れたもんになってきたんだぜ。
 家にいるころだって料理はしてたけど、所詮は自分の分だけだったからな。
 その頃から比べると、早さも備わってきてるぞ。
 肉の薄切りが出来たら、米だな。
 米を俵型に握っていく。
 フェルたちがいるから、いつもより少しだけ大きめに握ってみた。
 俵型のおにぎりができたら、それを肉で巻いていく。
 このとき、米が見えないようにしっかりと肉で包んでいく。
 米が見えると崩れる原因になるから、肉を何枚か使ってもいいからしっかり包むことが大事だ。
 熱したフライパンに油をひいて、肉の巻き終わりを下にして焼いていく。
 肉の巻き終わりをしっかり焼き付けたら、コロコロと転がしながら全体を焼いていく。
 肉に焼き色がついて焼けたところで、焼き肉のタレを入れて煮絡めたら出来上がりだ。
 出来上がった肉巻きおにぎりを皿に盛って、最後に白ゴマをパラパラ振りかけてと。
「おーい、出来たぞー」
 そう声を掛けると、すぐさまみんな集まってくる。
「はい、どうぞ」
 みんなの前に肉巻きおにぎりの乗った皿を出してやる。
『いつもの肉を焼くときのあのタレの匂いがするな』
 うぐ……。
 さすが鋭いなフェル。
 ま、まぁ焼き肉のタレの味は俺自身好きだし便利だからいろいろ使ってるからな。
 いやまぁ、焼き肉のタレでの味付け多くなっちゃってるのは分かってはいるんだけど、肉に合うからさ、ついついこれになっちゃうんだよ。
 まぁ、今回はいつもと違う焼き肉のタレも用意してるから勘弁してよ。
『どれ……む、これは、お主の言う米に肉を巻いたのか。おお、これは食いやすいな。それに美味いぞ』
 そう言ってフェルは肉巻きおにぎりを2個くらいずつバクバク食っていく。
『おっ、肉で巻いてるのか。こりゃ食いやすくっていいいな。気に入った』
 ドラちゃんもそう言いながらバクバク食っている。
 肉巻きおにぎりは一まとまりになってるから、フェルにもドラちゃんにも食いやすいようで好評だ。
『いつもの味だー、これお肉にとっても合うからスイ好きー』
 スイもそう思うかぁ。
 やっぱり肉には焼き肉のタレが合うよな。
 今までは俺の好みでロングセラーのタレを使うことが多かった。
 だけど、うちは肉料理が多いし、同じものを使い続けるとどうしても飽きがくるからな。
 今は辛さも選べるし甘みを抑えたものとかいろいろあるから焼き肉のタレもいろいろ変えてみてもいいな。
 ネットスーパーでいろんな種類が手に入るんだし、これからはそうしてみよう。
『『『おかわり』』』
 今日のおかわりは早いな。
 食いやすいってのもあるからか。
 俺は肉巻きおにぎりの追加を焼いていく。
 今度の味付けは焼肉チェーン店の焼肉のタレにしてみた。
「はいよ」
 みんながまたバクバク食っていく。
『ぬ、これは少し味が違うな』
 お、フェル気付いたか。
「いつもと少し違うタレを使ったからな。どうだ?」
『うむ。これも悪くないぞ』
『ああ、これもいいな。ちょっと香ばしい味もしてウメェぞ』
『これも美味しいねー』
 ドラちゃんもスイも気に入ってくれたみたいだね。  
 どれ、俺も食ってみよう。
 おおっ、美味いじゃないか。
 コクがある味わいだし、深煎りしたゴマが入ってるって書いてあったけど、その香ばしさがアクセントになっていいね。
 その後、フェルとスイが何度かおかわりして飯も終わりとなった。
 醤油が有名なメーカーの甘口タイプの焼き肉のタレで味付けした肉巻きおにぎりも作ったけど、こっちも美味かったぞ。
 やっぱり肉巻きおにぎりには甘辛い味がベストだな。
『おーい、プリンくれー』
 そう言い出したのは、一足先に食い終わっていたドラちゃんだ。
 そういえば、1日2個の約束のデザートを朝はまだ食ってなかったな。
『我も甘いものをくれ』
『スイもー』
 自分たちも甘いものが食いたくなったのか、フェルとスイもデザートが欲しいと言い出す。
 それならば、今日はキュクロープス討伐してくれたことだし、3個までOKにしてやるか。
「じゃあ、今日はキュクロープス倒したから1人3個までいいぞ」
 そう言うと、ドラちゃんとスイが大喜びしている。
 フェルもどことなく嬉しそうだ。
「何がいい?」
『我はやはりあの白いのだな』
『俺はもちろんプリンだぜっ』
『スイは全部違うのがいいー』
 フェルはいつものイチゴショートでドラちゃんはプリン、スイは違うケーキってことか。
 お馴染みになってきたネットスーパーの不三家のメニューを開く。
 フェル用にいつものイチゴショートを3個にドラちゃんにはプリンだな、ん、プリンサンデーなるものがあるな。
 よし、プリンサンデーのイチゴとバナナがあるからそれといつものプリンをドラちゃん用に購入。
 スイにはこの時期限定だというメロンショートケーキとブルーベリータルト、それからチョコクリームの乗ったシフォンケーキにしてみた。
 ケーキ類をそれぞれ皿に並べ、ドラちゃんに買ったプリンサンデーはガラス容器に入って奇麗に盛り付けてあるからそのまま出してみた。
「はい、どうぞ」 
 フェルはイチゴショート1個を一口でパクリと食うと『美味い』と一言。
 このイチゴショートは本当に気に入ってるみたいだ。
 ドラちゃんはいつものプリンを食い終わった後は、プリンサンデーを食っている。
 前足で器用にプリンサンデーのガラス容器を持って、口先を容器につけて舌で舐めとるようにすくって『これウメェ』と言いながら食っている。
 甘い物が大好きなスイも嬉しそうに1つずつケーキを取り込んでいる。
 どれも美味しいって言ってるけど、チョコが好きなスイは『このチョコのケーキふわふわですっごく美味しい』だってさ。
 俺は嬉しそうに食後のデザートを食うみんなを見ながら、缶コーヒーで一服した。 
 みんな食い終わったようだし、もうそろそろ街に帰るとするか。
「もうそろそろ帰るぞ」
『うむ、そうだな』
『ああ、帰ろうぜ。帰ったら風呂だな』
『お風呂ー』
 こうしてキュクロープス討伐を終えた俺たちは街へと帰って行った。




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