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最終戦
第九百四十九話 第六天魔王の敗北編
 御徒町樹里は西を目指していましたが、第六天魔王を追って第六天に来ました。

 魔王は自分の力がどんどん衰えているのを感じました。

「まさか、そのような事が……」

 嫌な汗をたんまり掻く魔王です。

「わかったか、魔王? お前は負の気の集まり。生きとし生けるものがその憎しみの心や妬み嫉みの思いを捨てていけばお前は衰えるのだ」

 お釈迦様の声が言います。

「これ、弁天、そのようなところを触るでない」

 お釈迦様の上ずった声が聞こえます。

(ホントに何してるんだ、お釈迦様は?)

 孫左京が訝しそうにします。

「認めぬ! 我は最強! 我こそが全てを支配する絶対者なのだ!」

 魔王は子供の姿なので迫力に欠けます。

「はいはい、わかったからお昼寝ちまちょうね」

 亜梨沙が子供をあやすように言いました。

 一同は子供の姿の魔王を見て敵意を消失し、第六天全体が穏やかな気に包まれ始めます。

「お釈迦様は、相変わらず厳しい方よの」

 全てを悟った太上老君が言いました。
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