御徒町樹里は西を目指していましたが、第六天魔王を追って第六天に来ました。
魔王の刺から何かを注入されたジジイズです。
「そのジジイズは何とかならんのか!?」
太上老君は血を吐きながら地の文に言いました。
「儂は大丈夫じゃ」
鴻均道人は吐きそうになった血を呑み込んだようです。
鼻から少し出ています。
「痩せ我慢するな」
魔王が嘲笑います。
「老師様!」
蘭が心配そうに声をかけます。
「うぬらは確かに超絶した人間であろうが、どこまで行っても所詮は下等な生き物よ。我が贈った土産に堪えられるはずもない」
魔王はニヤリとしました。
「ぐう……」
老君達は崩れ落ちるように倒れました。
「ジジイ!」
孫左京が叫びました。
「くそう!」
九霊元聖と露津狗が駆け寄ります。
「その毒はどう足掻こうと消せぬ!」
魔王はまた高笑いしました。
「おのれ……」
老君は悔しそうに魔王を睨みました。
「そうなんですか」
樹里はそれでも笑顔全開です。
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