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最終戦
第九百九話 魔王の策略編
 御徒町樹里は西を目指していましたが、第六天魔王を追って第六天に来ました。

 魔王の刺から何かを注入されたジジイズです。

「そのジジイズは何とかならんのか!?」

 太上老君は血を吐きながら地の文に言いました。

「儂は大丈夫じゃ」

 鴻均道人こうきんどうじんは吐きそうになった血を呑み込んだようです。

 鼻から少し出ています。

「痩せ我慢するな」

 魔王が嘲笑います。

「老師様!」

 蘭が心配そうに声をかけます。

「うぬらは確かに超絶した人間であろうが、どこまで行っても所詮は下等な生き物よ。我が贈った土産に堪えられるはずもない」

 魔王はニヤリとしました。

「ぐう……」

 老君達は崩れ落ちるように倒れました。

「ジジイ!」

 孫左京が叫びました。

「くそう!」

 九霊元聖と露津狗が駆け寄ります。

「その毒はどう足掻こうと消せぬ!」

 魔王はまた高笑いしました。

「おのれ……」

 老君は悔しそうに魔王を睨みました。

「そうなんですか」

 樹里はそれでも笑顔全開です。
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