御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
草原の端にある村で化け兎退治を頼まれた樹里一行。
まずは子供達がいる洞穴に行きます。
「亜梨沙と蘭はここで子供達を守ってくれ。俺と馨で兎退治に行く」
孫左京が言うと亜梨沙が、
「あの猫も連れて行ってよ」
と囁きます。左京はリックを見て、
「役に立たないよ」
「いいから!」
亜梨沙がうるさいので左京はリックを連れて行く事にしました。
「行くにゃん」
リックは馨の背の樹里の前に陣取っています。
「てめえ!」
左京が怒りますが、
「お猿さん」
と樹里に微笑まれ引き下がります。
「お師匠様」
リックは樹里に擦り寄ります。
左京は爆発寸前です。
左京達は草原の反対側に来ました。
「む?」
すると一羽の可愛らしい兎が現れました。
「みゅ」
妙な鳴き声です。
「もしかして」
樹里が言いかけると左京が、
「気をつけて下さいね。内容によってはオランダの絵本作家に訴えられますので」
と釘を刺しました。
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