御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
樹里達は草原の端にある小さな村に入りました。
その村は子供のいない村でした。
石猿の孫左京が村長から気になる話を聞いたと言い樹里は村長に会う事になりました。
そして村長の邸です。
「私がこの村の村長です」
村長は凶悪犯顔でした。どこかで会った事があります。
「お兄さんは元気ですか?」
樹里が尋ねます。すると村長は、
「兄は遠い村で村長をしております。元気だと思います」
彼は何故そんな事を訊かれたのか不思議のようです。
「この村に子供がいない理由を教えて下さい」
「兎のせいなんです」
村長は深刻な顔で言います。左京が、
「化け兎が現れて村の子供を次々に襲ったらしいです」
と補足します。豚の妖怪の亜梨沙が、
「それで子供がいないんだ」
「全員食べられた訳ではないのです。村の奥にある洞穴に隠れているのです」
村長が言います。
「どうかお助け下さい」
村長が樹里に言いました。
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