御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
樹里達は草原の端で小さな村に入りました。
「今夜はまともな所に寝られるかな」
孫左京が宿を探しに行きます。
「妙ですね」
蘭が言います。
「何がよ?」
亜梨沙が尋ねます。
「わかんないの? 子供がいないのよ」
蘭がイラッとして言いました。
「そうなんですか」
樹里は笑顔全開です。
「子供なんかいなくていいにゃん。僕は女の子がいれば幸せにゃん」
リックが言いました。でも全員無反応なので彼は凹みました。
「若い夫婦もいるみたいなのにどうして子供がいないのかしら?」
亜梨沙が言うと、リックが、
「きっと男共が種なし……」
と言いかけボコられます。
「お師匠様」
左京が戻って来ました。
「村長に気になる話を聞きました」
「木になる梨ですか?」
樹里が尋ねます。
「違います」
左京が突っ込みます。
「草原の反対側に妖怪がいるそうです」
「そうなんですか」
樹里達は村長の話を聞く事になりました。
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