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第六天
第八百二十九話 魔王悶絶編
 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、第六天魔王を追撃する事になりました。

 魔王は何故か苦しみ出しました。

「まさか、そのような手を使うとは……」

 苦悶の表情で樹里を睨む魔王です。

「何が何やらわからねえけど参ったか!?」

 大威張りの孫左京です。

「なるほど、左京の身体に真言を込めた陽気を吸わせてそれを魔王に吸収させたのですね?」

 蘭が目を見開いて樹里に尋ねました。

「そうなんですか」
 
 樹里は笑顔全開で応じました。

「ええ!?」

 蘭は樹里の反応に驚きます。

「魔王自らが吸収するのであれば、奴の結界は関係ないという事ね」

 鉄扇公主が牛魔王を踏みつけながら言いました。

「さすがお師匠様」

 いつの間にか大型きんと雲に戻っている節操がない亜梨沙です。

「ぐおお!」

 魔王は身体の中を駆け巡る真言に悶え苦しんでいます。

「勝ったな」

 霊宝天尊が祝杯を掲げました。

「宴会じゃ」

 元始天尊が璃里に迫り、蘭に殴られました。
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