御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指していましたが、第六天魔王を追撃する事になりました。
河東真君は無謀にもたった一人で第六天魔王に向かいました。
「お前の事は忘れない、脱獄囚」
孫左京が言いました。
「まだ死んでねえし脱獄囚じゃねえ!」
河東真君は会心の切れ芸を披露しました。
「誰がカンニング竹山だ!」
更に円熟の芸を見せる河東真君です。
「うぬはそれなりに上位の天界人のようだな?」
魔王は河東真君を見て言います。
「気づいたか? 私は天帝の妃の弟の奥さんの従弟だ」
河東真君は胸を張って言いました。
「それってもうほとんど他人よね?」
美子が左京に囁きます。
「顔に似合わず高貴な気を纏っているのはそのせいか」
魔王はニヤリとしました。
「誉め殺しにするつもりか?」
牛魔王が訝りますが、
「そこまで誉めてねえだろ?」
左京は呆れました。
「わかったか、私の凄さが」
河東真君はフッと笑いました。
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