御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。
孫左京と亜梨沙は猫リックの裏切りで罠にはまりましたが何とか抜け出しました。
「王子様!」
亜梨沙は世界記録を更新して王子の元へと走ります。
事情を知らない王子達は宮殿内を進んでいます。
「おかしい」
王子が言います。
「何がですか?」
ピッタリ寄り添う蘭が尋ねます。王子は苦笑いして、
「蘭さん近過ぎます」
「はい」
蘭は嬉しそうに離れます。龍の馨は不機嫌です。
「そうなんですか」
「わっ!」
何故か最後尾にいる樹里に驚く三人です。
「お師匠様は隠れていてくれないと困ります」
蘭が言うと、樹里は、
「そうなんですか」
王子が、
「仕方ないでしょう。行きますよ」
「はい」
四人は進みます。
「ここまで兵が一人もいません」
王子がさっきの話をします。
「そう言えば」
蘭は辺りを見渡します。
「まるで来て下さいというような感じがします」
「その通りだよ、王子」
目の前に偽の国王が現れました。
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