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鷺侘と鷺基
第六百四十九話 美子超進化?編
 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。

「お爺ちゃん、元に戻してよ!」

 美子めいず鴻均道人こうきんどうじんに迫ります。

「頃合いじゃろう。戻してしんぜよう」

 道人が偉そうにいったので美子に殴られます。

「あーみー○ー」

 どこかで聞いた事があるような呪文を道人が唱えると、二人の身体が輝きます。

「何だ?」

 欧殿が訝しそうに目を細めました。

「おらあ!」

 バカな孫左京は構わず鷺侘と戦っています。

「これは……」

 太上老君達が目を見張ります。

「これぞ我が秘術。合一進化じゃ!」

 輝きの中から道人の声が聞こえます。

「いやん、お爺ちゃん、どこ触ってるのよ!」

 美子の雄叫びも聞こえました。

「これは……」

 鷺基が身構えました。

 光の中から、ますますボン、キュ、ボンな身体になった美子が現れました。

 しかも、パワーアップしています。

「儂の力を吸収したんじゃ。より強くなったぞ」

 皺々の道人がよろけながら言いました。
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