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伏羲
第五百四十九話 世界崩壊?編
 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために西を目指しています。

 女媧じょかは怒り狂い、飛翔します。

 彼女が通過した場所は草木は枯れ、人々は倒れ、牛馬も苦しみます。

「この世の終わりじゃ」

 飛翔する女媧を見上げた老人が呟きました。名前は四郎ではありません。



 太上老君達は女媧が急速接近して来るのを感じていました。

「どうしたというのだ?」

 元始天尊は女媧の壮絶な怒りを感じ、困惑しています。

「この波動は嫉妬です。何があったのでしょう?」

 鷺侘が言いました。

「また左京達が何か仕出かしたんでしょ」

 亜梨沙が言いました。半分当たっています。

「そうなんですか」

 樹里は笑顔全開です。

 

 孫左京達も女媧の接近を知りました。

「何だか知らないが、もの凄く怒ってる」

 鴻均道人こうきんどうじんが言います。

「そんなあ……」

 すでにビビッている伏羲ふくぎです。

「やっぱり化け物なんだよ、あいつは。ぶちのめすしかないんだ」

 左京が言いました。
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